悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2016年度ブリード種親紹介パート2

2016年03月06日 06時00分00秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

都内もようやく春の足音が・・・
来週は最高気温19度まで上がる日も。


高戸橋から江戸川橋まで約2kmに渡り
神田川の桜並木が続きます。
週末のマラソンコースでもあり。






河津桜が1本だけ咲いていましたが、
都内ソメイヨシノ開花予測は3月24日。
2週間程先の様相。

寒さも緩みつぼみも膨らみようやくと
春の訪れを感じると、なにか新しいこ
とを始めたくなります。

我が家は夏休みの計画を始めました。
長女も今年小学4年生。
限りある時間ですからね。
体験型牧場など子供にとっては貴重な
経験か。
乳搾りに、チーズ作り、バーベキュー。
いいかも?
そんな楽しみを考える時間がまたね。




 

 

 

 

 

 

 


さて今回は
2016年度ブリード紹介パート2


年始に掲げた目標の一つ、久留米産地
オンリーの300頭飼育。

補強のみに頼ってきた大型血統ブリード
も5年目となる昨年から、どうにか自己
ブリード個体中心の布陣で挑めるように。
その才能(ポテンシャル)を存分に引き出
し、さらなる頂きへ・・・
今年も変わらずヤル気です!

また♀個体を中心に、貴重な種虫も
ブリーダーさんから入手しております。



予定では予備を含め23ライン。

種虫♂は計8頭を準備。
血の配合。
形状。
ある意味ブリードの醍醐味、構想段階
も累代飼育ならではといえる組み合わ
せの選定も大きな楽しみの一つ。

   

それではご紹介をさせていただきます。


 

 

 

 

 

 

 



◆2014年度1番KU-103.♂84mm
マツノインセクト直系ライン



2012年度マツノインセクトから幼虫で
購入した37番ラインから83mmが羽化。
その♂83mmに、マツノ2012年度2番
♀53mmを掛け合わせ、2014年度2頭
の84mmが羽化しています。


こちらは胴体が長い。
長さを稼げるものと期待しています。
この84mmにはマツノインセクト直系
累代のみの構成で3ラインを予定。
マツノインセクト直系ラインで、種親
超え85mm複数頭を目指します。


 

 


 

 

 




2014年度3番KU-315.♂84mm
shima×メルリン累代ライン

自己ブリード3番ラインは主水氏ブリ
ードshima×メルリンの細身な形状♂親
に♀は東京オオクワ血統を掛け合わせた
血の離れたアウトライン。

こちらは細身で艶やかな美形大型を目指
した2ラインを予定しています。



 

 

 

 

 

 




◆2014年度8番KU-808.♂85mm
東京オオクワ累代



自己ブリード8番ラインは東京オオクワ
とこれも血の離れたB団とも氏からの
アウトライン累代個体。
こちらはある種普通っぽい形状の85mm。
太過ぎず、細過ぎず。
更なる進化に対応するには向いている?
未知のポテンシャルに期待したい系統に
は3ラインを予定。



 

 

 

 

 

 

 


◆2014年度14番KU-1411.♂86mm
メルリン血統累代



こちらはメルリン2009年86.1mm
インラインと貴重な♂個体に対し、
虎壱氏♀とのメルリン血統累代系統。
特にKU-1411は♂親の86.1に形状が
良く似てゴツく迫力のある86mm。

細身とは対局にある迫力ある個体を
更に一回り大きくさせてみたいと
考えこちらも2ラインを予定。

 

 

 

 

 

 

 




◆2014年度19番KU-1903.♂84.2mm
メルリン血統累代



14番の逆配合。
19番ラインから最大87.5mmが誕生
しています。


久留米産地といっても大型血統は
マツノインセクトが源流となり、
そこからブリーダーが累代を重ね
て今に至る。

その中でもやはり我が家の根幹と
なるのはやはりメルリン血統累代。

 

 


◆2014年度1番KU-1904.♂87.5mm



2014年度最大個体。
やはり看板となるのはこちら。

期待の5ラインを予定しています。


 

 

 

 

 

 

 



◆2013年度2番KU-208.♂85.8mm

2013年度自己ブリード羽化個体。
あえて血の濃い配合となる早期
羽化個体を掛け合わせてみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


◆B団とも氏2014年度84.5mm
86.2mm同腹



我が家自己ブリード個体とはひと味違う
B団久留米のメルリン×shima配合。
厳選した種虫との掛け合わせにより
何世代か後の看板ラインへ。
そんな美しい種親。

 

 

 

 

それぞれ特徴が異なり個性的な
久留米2016年度ブリード。

サイズ+久留米らしい自分好みの
迫力を兼ね備えた個体を創り上げる
べく挑戦を続けたいと思います。

 

 




コメント (42)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする