羽化後1ヵ月が経過。それでは2016年度の羽化
報告を発表しますか。
結果だけを記事にされている方が多いようです
が、経過を重視する我が家。
これからブリードを始める方へ、大型血統飼育
の面白さの部分など記事にしたいと思います。
それではお待たせしました。
えっ、待っていない?
それでは2016年度2番ラインから。
この16-2番ラインは我が家では
マツノインセクトラインと位置づけ
2012年から累代を続けています。
2012年マツノインセクトから幼虫を
直接購入。
マツノインセクト2012年37番
種親:♂81ミリ×♀52ミリ
この幼虫は我が家ワインセラーで飼育。翌年の
2013年に83ミリサイズが羽化しています。
2012-KU-37. 83ミリ
この羽化個体、暴れもせずキレイな形状で
余力もまだまだありそう・・・
期待の意味を込め2014年度1番種親に選定。
お相手の♀にはマツノインセクト
2012年度2番♀53ミリ(84ミリ同腹)
を選び掛け合わせています。
・♂種親
マツノインセクト2012年37番
マツノインセクト2010年81ミリ
マツノインセクト2010年52ミリ
・♀種親
マツノインセクト2010年14番84ミリ
マツノインセクト2010年 番54ミリ
この2014年度1番ラインからは翌年
84ミリが2頭羽化してきました。
2014-KU-103.84ミリ
やはり羽化した個体の形状は、どれも胴体
が長く長さに出るタイプ。
そのため2014年度KU-103.84ミリの
お相手には、やはり形状的にスリムな
マツノインセクト2014年2番51ミリを
選定しました。
これはマツノインセクト2015年訪問時、
敢えて細身の個体を選び購入しています。
・♂種親
チョネ2012年37番83ミリ
マツノインセクト2012年2番54ミリ
・♀種親
マツノインセクト2011年25番85ミリ
マツノインセクト2012年7番54ミリ
※2011年25番は優秀な血のようで、
87ミリが羽化しているマツノインセクト
2015年8番にも入っていましたね。
結果マツノインセクト累代から86ミリが!
2016-KU-218. 86ミリ
7/2 555+T.800
10/15 30.3g→866+T.1400
1/15 35.8g→866+T.1400
羽化7/上旬頃
♂種親の形状を色濃く受け継いでいます。
2012年度羽化個体、左顎のエッジ
左右非対など見事。
こういった血統累代飼育からの86ミリ
アップには嬉しいものかあります。
長さの形状を狙ってましたからね。
正直なところ形状的に好みの個体とは
異なりますが、ゲンを担ぎ2016年2番
をマツノさんから購入するか?
それとも現物個体を選びにいく?
次世代で更なる自己ブリード記録更新
を目指しマツノインセクトラインとし
て累代を続けていきたいと思います!