悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2016年度ブリード羽化報告1

2017年08月01日 17時30分42秒 | 2016年度・オオクワガタ飼育

 

 

 

羽化後1ヵ月が経過。それでは2016年度の羽化
報告を発表しますか。

結果だけを記事にされている方が多いようです
が、経過を重視する我が家。
これからブリードを始める方へ、大型血統飼育
の面白さの部分など記事にしたいと思います。

 

 

 

 

それではお待たせしました。
えっ、待っていない? 
それでは2016年度2番ラインから。

 

 

この16-2番ラインは我が家では
マツノインセクトラインと位置づけ
2012年から累代を続けています。

2012年マツノインセクトから幼虫を
直接購入。

マツノインセクト2012年37番
種親:♂81ミリ×♀52ミリ

 

 

この幼虫は我が家ワインセラーで飼育。翌年の
2013年に83ミリサイズが羽化しています。

  2012-KU-37. 83ミリ

 

 

 この羽化個体、暴れもせずキレイな形状で
余力もまだまだありそう・・・

 

期待の意味を込め2014年度1番種親に選定。
お相手の♀にはマツノインセクト
2012年度2番♀53ミリ(84ミリ同腹)
を選び掛け合わせています。

 

・♂種親
マツノインセクト2012年37番
マツノインセクト2010年81ミリ
マツノインセクト2010年52ミリ

・♀種親
マツノインセクト2010年14番84ミリ
マツノインセクト2010年  番54ミリ



 

 

 

 

 

 

 

この2014年度1番ラインからは翌年
84ミリが2頭羽化してきました。

 2014-KU-103.84ミリ

 

 

 
やはり羽化した個体の形状は、どれも胴体
が長く長さに出るタイプ。


そのため2014年度KU-103.84ミリの
お相手には、やはり形状的にスリムな
マツノインセクト2014年2番51ミリを
選定しました。

 

これはマツノインセクト2015年訪問時、
敢えて細身の個体を選び購入しています。

 

 

 

・♂種親
チョネ2012年37番83ミリ
マツノインセクト2012年2番54ミリ


・♀種親
マツノインセクト2011年25番85ミリ
マツノインセクト2012年7番54ミリ

 
※2011年25番は優秀な血のようで、
87ミリが羽化しているマツノインセクト
2015年8番にも入っていましたね。

 

 

 

 

 

結果マツノインセクト累代から86ミリが!

2016-KU-218. 86ミリ

7/2 555+T.800 
10/15 30.3g→866+T.1400
1/15  35.8g→866+T.1400

羽化7/上旬頃

 

 

 

 

 

 

 

 

♂種親の形状を色濃く受け継いでいます。
2012年度羽化個体、左顎のエッジ
左右非対など見事。



こういった血統累代飼育からの86ミリ
アップには嬉しいものかあります。
長さの形状を狙ってましたからね。

 

正直なところ形状的に好みの個体とは
異なりますが、ゲンを担ぎ2016年2番
をマツノさんから購入するか?
それとも現物個体を選びにいく?

次世代で更なる自己ブリード記録更新
を目指しマツノインセクトラインとし
て累代を続けていきたいと思います!


コメント (12)
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