悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

2023年ブリードライン・第一弾

2023年07月02日 09時15分00秒 | 2023年度・オオクワガタ

2023年の上半期が過ぎ、昨日から後半に突入しました。5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に移行され、3年間続いた行動制限が緩和となり、少しづつコロナ前の生活に元に戻りつつあります。

◯国内の上半期のトピック
・1899年に国が統計を取り始めて以降、初めて国内出生率が80万人を下回り少子化問題が深刻化へ  

・国内株価が3万808円35銭と"バブル景気"時期の1990年8月以来32年9ヶ月ぶりの高値を記録

最近は強盗事件も多くありませんか?住宅侵入強盗件数増加。日本の治安が悪化しているように感じますね。
◯考えられる要因
景気の悪化、国民の規範意識、地域連帯意識の希薄化、情報の氾濫、不十分な青少年教育等

Twitterでも取り上げましたが、総務省発表の家計調査によると、2人以上世帯の1世帯当たりの実質消費支出が前年同月▲4.4%に。特に教育費や仕送りを切り詰める動きが見られ項目別教育は▲19.5%
給与は前年比1%増加も実質賃金は▲3%

◯実質賃金
労働者が労働に応じて取った賃金が実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値

国内のあらゆるモノが値上がりとなる物価高が続き、使えるお金が減少している。趣味の世界における影響度合いも気になる、そんな今年の上半期ですが、皆さんのところは如何でしょうか?



ウチでは3月末の春休み期間に家族で奈良・大阪旅行に出掛けています。家族の大阪は2019年7月以来ですね。しかしメインのUSJは家族揃って三半規管がポンコツであることが証明される結果に...

私個人では都内近郊から足を伸ばし"関東パワースポット巡り"として精力的に訪れた神社仏閣巡りも上半期のトピックです。(長野県に山梨県、静岡県まで。関東ではないですね)一石二鳥、月間歩数を稼ぐことに繋がりました。


そしてなんといっても今年上半期は、そんな閉塞感と先行きの不安感を吹き飛ばし、日本中が歓喜に沸いたWBCの3年ぶり3度目の優勝は外せません。優勝の瞬間、成田山新勝寺に居ましたが、思わず雄叫びを上げてしまいました。^^

この趣味では4月に2022KLB・NLB羽化予想を兼ねた座談会オフ会を企画。動画運営のレイチェルさん他、お忙しい中、ご協力いただきました。
オオクワブリード座談会





同じく4月にはビークワ87号・春号から新たなオオクワガタ検証がスタート!
『同条件で飼育してどのくらい結果がバラけるのか検証してみよう!』
次号は"種虫と管理表紹介"ですね。
world ace3さんに代表者としてご協力いただいております。



NIGHT FOREST梅田にご参加下さったYYさん。更に盛り上がるのでは?と架け橋となって、ビークワにてホペイ特集記事が実現。ホペイの世界はマニアックな魅力溢れています。ご覧でない方は是非、ご購読下さいね。

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さて、2023年ブリードですが、本日で菌糸ボトル投入の目処がつきました。
昨年は種虫を絞り、有望♂種親には勿論、仮割り出しを経て確認ののち、10ライン掛け合わせるもどれも卵が孵化しないという事態が発生。
結果予定の半数と140頭程度でのスタートとなってしまった反省から、今年は7頭の♂種親で挑んでいます。これも主水さんから大変貴重で、次世代楽しみな個体を譲っていただいたおかげです。

それでは2023年ブリードライン編として、数回に分けてご紹介していきたいと思います。

◯2023年ブリード・1〜3番







こちらはブリード10年目にしてナンバー1個体と自負、左右対称、ディンプルもなく無駄を感じぬ自然な雰囲気な美形個体2019年15番(KU-1508)88mmの累代、2021年7番(KU-703)85mmを♂親に据えました。


1〜3番の父親は全て2019年15番



3番はインラインブリード


産卵ステージではどれも問題なく産んでくれました。孵化率も高かったですね。
こちら3ラインは種親越えサイズを果たせなかった2021年のリベンジを兼ねていますが
、どちらかといえば"美形累代継承系統"として美形個体作出を優先、更に迫力ある形状を狙っています。


なんといっても虫蔵さん作出、ビークワ美形優勝個体の血が入る系統ですからね。







◯2023年ブリード・4〜7番







昨年沢山の方に2021年11番系統をご購入いただいておりますが、その中でもKU-1113.82.6mmを選定しています。



こちらは羽化した♂20頭全てが不全なしで羽化した大変安定感のある2021年11番の♂種親を使った系統です。
他に大きなサイズの兄弟はおりましたが、累代の特長といえるその薄さに着目し選定しました。


種親である19年6番(KU-609)87.2mmも厚さの薄い個体でしたからね。後半の系統はより大きさを狙った掛け合わせも控えているので特長を重視した系統になります。




4番はインラインブリード








第二弾は主水さんからお譲りいただいた90.6mm同腹を含む、有望個体系統をご紹介させて頂きます。









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