護摩は、火炉を設けて護摩木を焼きつつ拝む、
本山派(天台宗)では、これを「採灯護摩」、
本山派(真言宗)では「紫燈護摩」と表記しています。
ここ瀧安寺は天台宗なので、「採灯護摩」です。
(11:46)
京都・総本山聖護院門跡から来られた一番高位の山伏
聖護院は修験道の寺・山伏の寺です。
山伏問答から始まって、弓矢の儀式、宝剣の儀式、斧の儀などが行われます。
東西南北と中央それぞれ守護神の明王の名前を唱えながら5本の矢を打つ
斧での儀式
(12:15)
いよいよ火付前の最後の儀式・松明に火を
護摩焚きする時に使用する段木(井形に組む)を1.2m四方に組み
その上に「ヒバ」と呼ばれるヒノキ・スギの小枝をのせる。
水をかけて火を押さえ、煙がもうもうと立ち上がります。
風向きがこちらを向いているときは煙をもろにかぶります。
儀式が進むうちには火炎が燃え上がり、かなりの迫力。
太鼓の音と共に修験者(山伏)の吹くほら貝と大般若経
(12:40)
最後は世界平和や家内安全など祈願された護摩木が次々と投げ込まれました。
採灯大護摩供が終わり観音堂へ
(12:50)
観音堂に山伏達が集まります。
瀧安寺観音堂で山伏が読経します。
観音堂の本尊は如意輪観音
この後紅葉を見に箕面の滝まで行ってきました。
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