昨晩は嫁さんに頼まれて嫁さんママチャリのタイヤ交換をしました。私は昔から常々考えている事なんですが、ママチャリのタイヤ交換の面倒くささって一体何なんでしょうか。誰が考えた規格なのか、誰か改善案を出さないのか、何かややこしくしたい勢力がいるのか?ともう小一時間問い詰めたい(懐かしいフレーズ…)
まず荷台や泥除けや両スタンドの受けが全てリヤアクスルに集中しているってのがダメ。フレームに台座を作っておくれ。さらに悪の枢軸、ママチャリ特有のバンドブレーキ(ドラムブレーキ)が作業性を泥沼に落とし込んできます。もうね、メンテナンス性という概念のかけらもない。そして季節は冬。大寒の時期ですよ。作業しようかと思ったら、軍手も見つからなかった。素手かぁ。
先述の通りこのブレーキは日本企業によって開発されたもので、もともとは英国式ロードスターを実用車に発展させる際、重量物を載せたりリヤカーを牽引するなど重負荷に対応できる強力型ブレーキ[3]として使用され始め、実用車の派生車である軽快車・シティサイクルにもそのまま使用されてきたという経緯がある。このため、日本の実用向け自転車では長年後輪ブレーキのスタンダードであった。一方、日本式の自転車が普及していない国ではほとんど見かけることはなく、法律上後輪ブレーキ装着が義務付けられていないヨーロッパの実用車ではそもそも後輪ブレーキが装備されていないものが多い。
日本独自なんですね…。
ちなみに、我が家のママチャリは以前、バンドブレーキからキャリパーブレーキに魔改造してあるので、その点はまだましです。
タイヤはAmazonで最もコスパの高そうな2本組を買いました。1本1,000円ほど。安すぎね?でも、品質は良かったです。嫁も乗り心地向上と喜んでおりました。
両スタンドが歪んでいたり、リヤが15mm、フロントは14mmというナットサイズの謎のこだわりにイライラしながらも1時間かけて前後のタイヤ交換が完了しました。こうしてみるとスポーツバイクの規格って素晴らしいですね。楽だし、合理的。
ちなみにタイヤ交換で一番重要なポイントは、交換後に汚れた両手を嫁さんに見せて「終わったよ」と微笑む事です。