2013年11月16日(土)
湘南国際村で開催された、メリダミヤタカップに参加してきました。
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参加レースは、「クロスカントリー ビギナー男子(ソロ)」と、「1時間エンデューロ(男子ペア)」です。
エンデューロはMケンさんとの初のペア参戦。 アラフォーコンビに乞うご期待。
そして、ソロのクロスカントリーにも、密かに闘志を燃やしてます。
帰宅してからの夜練で、多少は頑張っている風な感じだと(自分では)思っているので、
そこそこイケるんじゃないか、いやぜひ頑張りますです。
応援してくれる子供たちにも、パパはすごいと思われたい。
「ふじてん」では追い越される姿ばっかり見せてしまったので。orz
去年は東伊豆で開催されたメリダミヤタカップ。
今年は場所を移して湘南国際村での初開催です。
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自宅からも小一時間と近く、練習で何度も来た事がある大楠山もすぐ近く。
都心から近い、海の見渡せる爽やかな小高い丘の上でレースが出来るとは、何て素晴らしい。
関係各位の努力が相当あった様です。感謝です。
横浜横須賀道路から逗葉新道を通って、あっという間に湘南国際村に到着です。
大学施設と湘南国際村センターを過ぎて突き当たりのロータリーから駐車場に入ります。
駐車場からは長く続く舗装路を下って登って進み、会場入り。
折りたたみ椅子が肩に食い込むぜ。
そして到着しましたレース会場。
ブースのテントやのぼりの旗が気分を高揚させます。
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それにしてもマヴィックカー、かっちょええ・・・。
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王滝でもそうですが、マヴィックカーとかシマノのサポートカーとかがあると、
異様にテンションが高くなってしまいます。
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まずはピットの設営。
早速試走へ向かいましょう。大体一周4kmくらいです。
走り出してすぐにトラブル。サイクルコンピューターがなぜか反応しません。
まあいいや。 耐久のワンウェイコースと違って周回路だし。
覚えればいいのだ。
コースは広い草地をコーステープで仕切って作った部分と、砂利のダブルトラックおよび
シングルトラックの組み合わせです。
草地の端っこに、急な坂が見えます。
「あー、あそこから下ってくるんだねー。ありゃ急だね、登りだったら嫌だね。」と眺めていたら、
試走の皆さんが、そこをガンガン登って行きました・・・(汗)
二人して無言・・・。
一周走った感想は、コースの難易度はそんなに高くないけど、全速力で真剣に走ったら
ゲロはきそうなコースです。
まあ、どんなコースでも吐きそうになるので、一緒なんですが。
下りはシングルトラックが多く、登りはダブルトラックがメインという感じ。
スタートから飛び出さないと、最初の急な登りで大渋滞が起こりそうです。
1時間あったのに、なんだかんだであっという間に試走時間は残り15分。
結局1周しかできなかった・・。
それでも残り時間で、スタート直後のコース取りを何回も練習します。
作戦としては、最初の下りの左カーブをやや左端寄りで入って、
次のぐるっと右に回るコーナーは外側のラインを取る予定です。
そうすると、さらに次の左コーナーで内側のラインに入ることができます。
そんなに上手くいくんでしょーか?
うわっ、こんなとこに穴が開いてる。気をつけなきゃ。
なんてことをしてたら、開会式と平行して、召集がかかりはじめました。
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チップを受け取りながら、既に喉がカラカラです。
もっと言えば、喉カピカピです。
冬は乾燥するよねー。喉乾いたなあー。と思いながら、唾飲み込んでも口の中がカラカラですよ。
ちょっと重くなってもボトル差しときゃよかった。
そしてスタートラインに並びます。
年齢やら、申し込み順やらで、目の前には40名程がならんでいます。
後ろには60名くらい。
隣に並んでいる方とお話ししながら、スタートを待ちます。
「あ、同じ靴ですねー。偶然ですね(笑)」なんて言ってたら15秒前。うはっ!
そして、スタート!
最初からスピードを上げていきます。フンガー!
作戦通り、最初の下りコーナーは左寄りで、それから外側につけて右コーナーを回って、
さらに次の左カーブでインを取ったら、に、2番手? マ・ジ・で・す・か?
こうなったら、行くとこまで行ってみましょう。
トップの選手の後ろにぴったりつけて、最初の急坂に差し掛かります。
渋滞予想100%のこの坂を、なんなくグイグイこなし、下りのシングルトラックを軽快に
駆け抜けます。
そしてその先の登りで一人に抜かされるも、まだ3番手。
そのままの位置をキープしながら、およそコースの1/3を過ぎます。
そこから長い上り坂。 喉はカラカラ、張り付きそうです。
でも、このまま行ったら、ひょ、表彰台?
そしてそんな甘い予想を覆すかのように3~4人に一気に抜かれます・・・。うわあ。
でも6位入賞にはなんとか!と鼻水とよだれを流しながら必死に追い込んでいきます。
先にスタートしたスポーツクラスの最後に追いつき、追い抜かしながら、走ります。
下りで呼吸を整え、登りで踏ん張るも、コースの2/3を過ぎたあたりから、
ジワジワと10人前後に抜かれてしまいました・・・。あああ・・・。
前には追いつけないかもしれませんが、それでも最後の登りで全力を振り絞ります。
ゴール前、後ろをチラッと振り向くと、後ろの選手とはかなり距離が開いてます。
そして、苦しくてわけの分からない喘ぎ声を発しながら、ゴール。
もうフラフラで、肺が切れた様に痛くなってます。
スポーツクラスじゃなくてよかった。私はビギナー。2周なんてムリ。絶対ムリ。
ピットに帰って椅子に座り込み、廃人と化します。
しばらく瞑想にふけります。ごきげんよう。
一気に10歳くらい年取ったような足取りで順位を見に行きます。
多分15位くらいかなあ・・。と思っていたら、なんと、ひとケタ順位。
あと一息で入賞でした。
そりゃそうか、全体では15位くらいでも、表彰は年代別ですもんね。
ん、なんか嬉しゅうございます。
ちょっと落ち着いてきたので、プロが出るエキジビションレースを観戦。
日本のクロスカントリーチャンピオンの斉藤選手や、ホセ・ヘルミダ選手が
出場します。
ちなみにホセ・ヘルミダ選手、2010年のXCO世界チャンピオンで、ロンドンオリンピックで
4位入賞してますし、アテネオリンピックじゃ銀メダルですよ。凄い。
そして 、風の様に駆け抜けて行きました。
小野寺健選手との争いを制して、ヘルミダ選手が優勝。
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初めてトップライダーの走りを見ました。
今度レース見に行ってみようかなあ。
子供達のレースが終わり、次の1時間耐久レースまで時間があるので、
Mケンさんとお話しながらご飯を食べます。
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目の前のブースで、あったかい生姜のスープとか、たこ飯とかを販売してて、便利で
美味しかったです。
それからメリダの試乗車を見学。
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650Bに乗ったり、29erに乗ったりと、楽しませてもらいました。
カーボンのバイクは軽い!ちょっと感動するぐらいです。
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Mケンさんは、キャリアに興味津々。
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スバルXVトレイル、格好いいですね。
てなことしてたら、いよいよ1時間エンデューロレースのスタートです。
スタートはこれまたクラスと申し込み順によってならびます。
3時間のチームも並ぶので、ものすごい人数です。
これは早く最初の坂を駆け抜けないと、大大大渋滞に巻き込まれます。
そしてスタート!
ソロのレースの経験とスタート位置(こっちのほうが影響が大きい)を生かし、
またまたスルスルと前へ。
3位で坂を通過し、1周目は6~7番手で帰ってきました。
うちのチームは1周交代でチップを交換します。
エンデューロは楽しみたかったので、順位についてはこだわりません。
最後はピットレーンの締め切りがあったので、私が2周連続で走りました。
順位もこだわらなかった割には健闘してました。
もう少しでシングル順位でした。
楽しかったからOK。でもいつかチームで表彰台にあがりましょうね~。
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その後、会場内を散歩していたら、ホセ・ヘルミダ選手がサインをしてるではないですか。
ミーハー心満載で、列にならびました。
サインをもらって、写真も一緒に撮ってもらって、とにかくヘルミダ選手、
とても気さくで、参加者の一人ひとりと笑顔で接して、まさにプロ、尊敬しました。
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ホセ最高!と思わせる笑顔。素晴らしいです。
明るく暖かい太陽の下で、しばらくまったりと休憩です。
子供達は、今日はじめて会った他の子供達と、鬼ごっこをして遊んでいます。
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天候にも恵まれて、とても気持ちよく楽しくすごせたイベントでした。
ミヤタサイクルの事務局の方々、葉山町、横須賀市、湘南国際村の皆さんの努力と
献身はいかほどだったかと想像すると、頭が下がります。
またここに来たいと思わせる様な、良い大会でした。感謝です。
なお、この場所は普段は自転車の乗り入れは禁止されています。
自然の為にも、自転車乗りとしてのマナーの観点からも、そしてまたここで、
これからずっと素晴らしいイベントが出来るように、一人ひとりがルールを
守っていきましょう。