Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

HADANO MTB Challenge2018 レースレポート

2018年04月07日 | MTB

いよいよHADANO MTB Challenge2018 当日です。
受付時間の2時間前にMさんと合流して、予定通り余裕を持って会場に到着しました。

そして持ってきた機材は、・・・フルサス26インチ。(画像左側)この判断は大丈夫なんでしょうか。

ちなみにMさんはスペシャライズドのS-WORKS EPIC29インチ(フルサス)です。フロントシングルギアでBRAINショックのカーボンバイクです。ワタクシは2010年モデルのGIANTトランス3、アルミのバイクです。重さは13kgくらいでしょうか。ひっさびさのレース投入です。これが吉と出るか凶とでるか。果たして。

ちなみになぜフルサスかというと、コースレイアウトを考慮し、特に急な下りへの対応とシングルトラックをスムーズに抜けることが大事かなと考えたからです。昨日自宅に帰ってから、フルサスのマシンのクランクをデオーレからXTに交換しておきました。多少でも軽く効率よくと思ってやってみたんですが、結構夜遅くまでかかってしまいました・・・。

そして受付完了。ワタクシは3Loopレースの1グループ目。3Loopは60人くらいエントリーしているので、グループを2つに分けているようです。スタッフの方に念の為、スタート地点までの道のりが「昨日のルートと同じか」を確認しましたが、残念ながらやっぱり昨日と同じハードな道でした。受付の人の微笑みが怖い(笑)。話を聞くと、昨日下見をしていた人はエントリー全体の15%くらいとのこと。朝一に行う1周のチャレンジレースの人がまだ会場にいますが、間に合わないんじゃないでしょうか・・・。

昨日と同様、ヒーコラ言いながらスタート地点への激坂を登ります。Mさんも唖然。途中、落し物をしたのか走って下っている人や、チャレンジレースの出場に送れそうで大急ぎで漕ぎ上げる人など様々な状況を目撃しながら、補給地点へ到着しました。ここでしばらく待機とのことです。どうやらチャレンジレースのスタートが遅れている模様です。


しばらくしてチャレンジレースがスタートして選手が登って来ましたが、皆さん何だかグッタリ疲れている様子で、レースを待つ我々を不安に落とし入れます。1周だけのチャレンジレースにしておけばよかったと、本気で思います。

予定より30分程遅れて3Loopレースが移動を開始しました。未知なるスタート地点へ全員で向かいます。先頭を引いてくれる方の誘導が的確で、安全に進んで行けましたが、たどり着いた時点で既に息が上がっていたのは内緒です。ここがスタート地点。まずはここからコンクリート道を700メートルほど登ります。

先導の宮津選手が到着して、いよいよスタート!
始まっていきなりガンガン抜かれていきます。最前列に並んだのは失敗だった。だって皆さん前の方に並ばないんだもの。「待ってくれー」と思っている間に、集団の遥か後方に落ちてしまいました。700メートルの最初の坂でフラフラしながら思ったのは、実力不足と、何で俺26インチフルサスにしたかな〜という後悔でした。全然進まんのですよ。重いし。

やっとのことで補給地点まで戻ってきましたが、ここからは砂利の急な下り坂です。フロントが砂利で滑って怖い事この上なし。下ったらヘアピンカーブ、下ったらヘアピンカーブの繰り返しで、腕がガチガチになってしまいます。

次はコンクリート道の登りです。そしてあのシングルトラックへ。フルサスのお陰で乗って通過・・・、なんてできるはずもなく、ズルズルと押して下ります。押してるのにさらにコケそうになります。フルサス持ってきた意味ねーじゃん!と自分に突っ込みつつ、諦めながらさらに下ります。

そしてコース後半の長い長い上り坂へ。この坂がまた凶悪な斜度で、登れそうで登れない。もっと言うと、丁度心が折れるくらいのつらい感じが延々と続く坂なのであります。押しても歩きにくいSPDで足が弱っていきます・・・。

そして何とか最初の一周目をクリア。この時点で34分もかかってしまいました。レースの時間が1時間30分ということは、3周目に入る前に足切りの可能性が出てきました。取り合えず2周目に入るも、最初の下りで吹っ飛びそうになり、それでも耐えて下ります。このコース、王滝よりもつらいかも・・・。やがて例のシングルトラックをズルズルと通過して、またあの地獄の坂に差し掛かります。

もはや生きる屍。まあいつもそんな感じではあるんですが、今日も相変わらずボロボロになりながら、ヒーコラ坂を登っていきます。どうせ2周で足きりなら、この最後の坂をできるだけ乗車でクリアしてやると、最後の力を振り絞りながらゴリゴリと登っていきます。やがてゴールゲートが見えてきて、補給テントのそばを通りがかりました。これでDNFで係の人に止められると思いきや、なんの指示も無しなので、恐る恐る「3周目いっていいんですかぁ~」と叫んだら、「どうぞー!」と元気よく言われてしまいました。うわあぁ・・・。

そして地獄の3周目。さっき力を振り絞ってしまったので、もうゲロゲロです。3周目の真ん中辺りで1人に抜かれ、後半の坂でもう一人に抜かれてしまいました。最後は意識朦朧となりながら登ってました。ちょっと幽体離脱していたと思います。やがてゴールのゲートが見えてきました。王滝とは違う、登りながらのヨロヨロゴール。

補給テントの横を過ぎて、静かにバイクを寝かせると、ぐったり座り込んでしまいました。
Mさんを待つ間、コンクリートの上に座っていると空は曇り、風が吹いてきました。3Loopの第2グループは既にスタート地点へ向かった後でしたが、この時点で1時間以上スケジュールが遅れているので、5周回のエキスパートの面々はこれからこの寒さの中で2時間近く待つのかと思うと気の毒です。て言うか5周回って・・・。

という訳でフラフラのヨロヨロゴールだったわけですが、結果は60人中15位くらい。意外とDNFが多かったのね。走っている間はもっと下位だったはずなのに不思議です。思うようにいかない原因を機材のせいにしたり、スタートして1分くらいで心が折れたりと、いつものように反省点が山盛りなのでありました。

 

SIDI(シディ) SHOES MTB DOMINATOR 7 MEGA(MTBドミネーター7メガ)<ブラック/ブラック 43> MTBシューズ
 
シディ

 

キャットアイ(CAT EYE) ストラーダ デジタルワイヤレス [CC-RD430DW] スピード+ケイデンス+心拍センサー セット
 
キャットアイ(CAT EYE)

 

MINOURA(ミノウラ) RDA2429-R 固定式サイクルトレーナー リムドライブ
 
MINOURA(ミノウラ)

 

「ROOM」にイロイロまとめてます。こちら。




HADANO MTB Challenge2018 前日試走

2018年04月04日 | MTB

秦野のレースに参加してきました。HADANO MTB Challenge2018という大会です。主催はパワースポーツ。はい、皆さんご存知の?SDA王滝を主催している会社ですね。王滝がアレですから(いい意味で)、ただでは済まない可能性も予感してましたが、5月の王滝までのトレーニングペースを作る目的で、参加してきました。そしてそのただでは済まない予感が、まさか前日の試走から当てはまるとは、さすがに予想外でした。恐ろしや。

3月17日(土)、暖かい日差しの中やってきたのは、秦野にある表丹沢野外活動センターです。想像してたより新しく綺麗で立派な施設でした。コースの下見情報を今日来れなかったMさんに送るのが今日の役目です。


広場は臨時(?)の駐車場となっていて、そこからは秦野の市街が見渡せます。というか標高高くねえか?


テラスから見下ろすと、眼下にはキャンプ場と隣接したバーベキュー施設、その下にある駐車場が見渡せます。ふもとから急激に登ってきて、背後の山に向かってさらに登り続ける道を見て、貧脚センサーが危険を察知しています。山を見上げると迫ってくる感じがあって、まだ見ぬコースの斜度って結構やばいんじゃないでしょうか。


試走は13時からなので、のんびりと施設を見学します。トイレを借りに建物の中へ。床や壁には天然の木の板が使われていて、清潔で落ち着いた雰囲気です。大きなノッポの時計もあります。トイレもきれいでした。


13時になったので、テントで試走の受付をします。書類に必要事項を記入したあと、番号が書かれたガムテープをヘルメットに貼り付けます。ではいざ試走へ!

「駐車場から舗装道路を2kmほど走ります。」と案内文書に書いてあったので、15分もあれば到着するかなと思ったのが間違いでした。というより、案内文書が間違っていました。

ご覧ください。ここから約1時間以上、下の様なブルドーザー道をエッチラオッチラ自転車を押し上げる事になります。SPDシューズが砂利で滑って登れません(笑)


折り返しても、折り返しても、乗れない坂が延々と続きます。乗っても足が削られ、押し上げても足が削られます。もはや「舗装路が約2km・・・」とは何のことだったのか全く分かりません。しかしながら、王滝42kmに出場した誰もが経験する「スタート地点まで11キロ走る」とか、同じく42kmで出現する「謎の45km看板」などに続き、これもアトラクションの一環なんだと受け入れてしまうメンタルが逆に怖い。


パワースポーツの黄色いテープを頼りに、ヨロヨロと登りつめると、ようやく尾根道にぶつかりました。ここは重機のパラダイス。そこかしこにショベルカーが停まっています。そして強敵のスギ花粉をまき散らす杉林が幾重にも重なっています。


このスタート地点への案内看板を何度見たことか。狸か狐に化かされているような気持ちになります。


やがて砂利道は舗装路とぶつかり、ようやくスタート地点に到着しました。と思ったら、ここは補給地点で実際のスタート地点はここからさらに本番コースを進み、途中で分岐したところだそうです。すごいな、まだスタート地点に到着できていません。

では、コースへ、と思ったら砂利道の激下りです。ここがもしスタート地点だったら、スタート直後に多重クラッシュ発生ですよ。その後、結構な下りとヘアピンカーブにビビりながら進むとコンクリート舗装の道に出ました。この時頭に浮かんだのが、「フルサスの方がコースに向いてんじゃね?」という考え。果たして・・・。

そこからスタート地点へ向かってましたが、途中で謎のシングルトラックへ誘導されます。この無理やりコースにした感満載のルートですが、乗れそうで乗れない斜度と路面で、いや上手い人なら走れると思いますが、ワタクシにはムリ。押して進みます。ズルズルとずり落ちながら。おうっ・・・。


シングルトラックが終わるとさらに砂利道を下ります。その後に続くのが約1キロの登り。この登りが強烈で、5月王滝の後半の登りよりもキツイです。試走なのに押しが入ります。


ゲロゲロいいながらやっとゴール地点にたどり着きました。では2周目に・・・行くわけがなかろう。しっぽ巻いてふもとに逃げ下りました。やばいやばい。このコースはやばい。


これ、3周回はかなりきついんじゃないでしょうか。Mさんに送るLINEの情報がやばい内容ばかりです。とりあえず、スタート地点まで1時間はかかります。とは早速伝えておきました。

さて、本番のレースはどうなることやら。マシンについてもどうするか悩み中です。29erハードテイルか26インチフルサスか・・・。

 

 

SIDI(シディ) SHOES MTB DOMINATOR 7 MEGA(MTBドミネーター7メガ)<ブラック/ブラック 43> MTBシューズ
 
シディ

 

キャットアイ(CAT EYE) ストラーダ デジタルワイヤレス [CC-RD430DW] スピード+ケイデンス+心拍センサー セット
 
キャットアイ(CAT EYE)

「ROOM」にイロイロまとめてます。こちら。