Southride(サウスライド)

マウンテンバイクとダックス125

サウスライド

Five Ten ファイブテン ガイドテニー

2012年02月29日 | MTB

 

ものすごく、こっち見てますね。

ステルスラバーと言えば・・・、

 

知る人ぞ知る、Five Ten (ファイブテン)

その、”ガイドテニー”を購入しました。

 

実はファイブテンはロッククライミングの世界ではメジャーでして、

滑らないソールの「ステルスラバー」で有名です。

 

この靴底のラバーが岩に強力にグリップして滑らないという評判なんですね。

一見ただの丸丸丸・・・・・に見えますが・・・。

 

ガイドテニーは「C4」ラバーを使った「アプローチシューズ」。

ロッククライミングの人が、岩場までの道程で履く靴を、アプローチシューズ、

と言うそうです。

 

このC4ステルスラバーが自転車のペダルに対して強力に食いつくので、

オールマウンテン系やダウンヒル系のMTB乗りの愛用者も多いらしいんですね。

 

首を左に傾けると「5」

右に傾けると「10」

これが5.10(ファイブ・テン)のロゴです。

 

ステルスラバーのロゴがこんなところに。

 

面白いのが、ソールのロゴ。

片方の靴は「Five Ten」のロゴも、黒豹のマークもはっきりしてるんですが、

 

もう片方のソールのロゴは、消えかかってます。

こちらは金型が古いのかも?

 

最初、シングルトラックでの歩きも考慮して、

 

Five Tenのキャンプフォーや、

FIVE TEN(ファイブテン) Camp Four キャンプフォー 1400183 SND 8.5
 
FIVE TEN(ファイブテン)

MTB用のミナール、

 

サムヒル2ロー

なんかもチェックしてました。

特にミナールはSPDのビンディングペダル対応なので、便利かなと

思ったんですが。

現物を見ると、ミナールやサムヒル2ローは、

ちょっとイメージが違ってて、

このガイドテニーの普通っぽさが気に入りました。

 

ちなみに、会社帰りの某自転車ショップで、見るだけと思って

試着してみたんですが、結局買ってしまいました。

どうやらたまたま入荷があったそうで、タイミングが良かったのと、

店員さんの女の子が可愛かったのが決め手でしょうか(笑)

今週末に山で使ってみましょう。

FIVE TEN(ファイブテン) GuideTennie ガイドテニー(カーキ) 1400415 KHK 10
 
FIVE TEN(ファイブテン)

 


ローラー台の騒音・振動防止

2012年02月15日 | MTB


ローラー台の騒音は、まあ、予想した通りかなと・・・。

静かだと言えば静かだし、うるさいと言えばうるさい。

個人の感じ方には色々あるので、具体的に列挙すると・・・。

 

マンションのリビングでローラー台を回した場合です。

床にコルクマット(ウレタン)を敷きました。

 ・会話は十分にできます。

 ・テレビも通常の音量でも聞こえますが、音量を少しだけ上げたくなります。

 ・Vベルトのキュルキュル音が少しします。 気になるといえば気になります。

 ・近くにある間接照明がすこし揺れます。

 ・床に置いたペットボトルの水が少しだけ揺れます。

 ・隣の部屋にいても聞こえます。ただし、気になる程ではないらしいです。

 

音的にはあんまり気にしないでも良さそうです。

気になったのは振動です。

鉄筋コンクリートだし、下の階を気にしなくてもいいので多分大丈夫とは思いますが、

念の為、振動防止に重点をおいて、対策をしてみました。

 

用意したグッズはこちら。 

その1、防振ゴム

 

その2、衝撃吸収パッド

 

その3、防音・防振用の鉛テープ

 

まずは、ホームセンターの端材コーナーで手に入れた、一つ10円(安!)の板の上に

衝撃吸収パッド(100均で購入)を貼ります。

 

もう一つの板でサンドイッチします。

 

防振ゴムの上に先程のサンドイッチを乗せて、その上にローラー台を置きます。

4つの足全てこの状態にします。

(追記:今は、逆にサンドイッチの上に防振ゴムを乗せたり、色々試してます。)

 

フロントはマグライザーの下にコルクマット、その下に長めの板に

衝撃吸収パッドをサンドイッチしたものをセットします。

 

ローラー台本体には、プラスチック素材を中心に、鉛テープを貼りつけます。

 

これで、共振を防ぐのが目的です。

 

結果、振動はかなり防げていると思います。

特に、青い衝撃吸収パッドをサンドイッチした物がかなり効果的です。

何というか、マンションで例えるなら免震構造と言えばいいのか、

板に挟んだゲルパッドが揺れや振動をグニュグニュと吸収してくれています。

間接照明も揺れなくなりましたし、テレビの音も通常音量でOK。

静かになると精神的に楽ですね。

でも、念の為、夜の10時以降はローラー台は使わない様にしてます。

時間帯については、マナーを守るということで。

マンションでは大事な事ですね。

 

なお、振動防止にはネットにて多くの諸先輩方の知恵を参考にさせて頂きました。

ありがとうございました。

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さくら

2012年02月14日 | Weblog

 

先日、近所の川沿いの道を走っていたら、さくらが咲いてました。

早い・・・。

寒い日が続いてますが、春の足音も・・・。

と思ってたら雪が降りました。

おまけにインフルエンザが流行っている様なので、気を付けようと思っていた矢先、

家族にインフルエンザが発症。

香港A型キター!

自分も鼻水、喉の痛みがやってきて、やばい、やばいぞこれは・・・。

と思った途端、なんだか気力・体力ともにダウンして、週末の2日間はずっと寝込んでました。

寝込んでたんですが、症状がインフルエンザじゃないみたいです。

むぅ・・・こんなところでも流行に乗り遅れたか。

 

本当なら週末はF山リベンジに行きたかったんですが、

こんな体調じゃ無理。

前回の敗退で、低山とはいえ山の恐さを実感したにもかかわらず、

むしろ、それから山に行きたくてしょうがない。

というか、あれから登山のHPばかり閲覧しています。

しかし、山の世界に手を出すと、自転車以上に深い沼が待っていそうで怖い。

山装備の奥深さは底なしっぽくて怖いし、

山小屋のオヤジさんも怖そうだしなぁ。 

 

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三浦アルプス(3) 遭難編

2012年02月11日 | MTB

 
その2より続く

 

しばらく進むと、橋が見えてきました。 

横浜横須賀道路を渡る橋です。 

なかなか立派です。

 

いつも車で通るときは、全く人を見ませんが、そりゃそうですね、

生活道路じゃなくて、ハイキングコースだったんですね。

 

橋を渡って階段を登ると、雰囲気のいい道が続きます。

こりゃ、かなり乗っていけるかもと期待しましたが・・・、

 

鎖場が出現しました。

ところどころが垂直に近く、トラロープが張られている20メートル程の急斜面です。

これが、さっきのおじいちゃんが言ってた鎖場ですか・・・。

 

冷静に考えればこの時点で引き返すのが賢明でした。

フルサスを担ぎあげてバランスを取りながら、

渾身のパワーで登ります。

ここを登れば後は楽に違いないと、思い込んで登り切りました。

振り返ると道というか、崖としか思えません。

案内板が無ければ、下ろうとは思わない様な場所です。

 

登り切りましたが、どうやら乗れる様な状況ではなさそうです。

尾根も太い木の根があちこちに張り巡らされて、押し歩きを強いられます。

そして・・・。

まだまだ続く強烈な鎖場。

ロッククライミングとまでは言いませんが、12kg以上の自転車を担ぎながら

登るのは相当キツイです。

ちょっとヤバイかなと思いはじめてました。

それに、腰が・・・。 

 

ここから何度も下りと登りを繰り返して、やっとピークに辿り着きました。 

ここはN山。

すこし休憩しましたが、500ccのペットボトル一本しか持ってきておらず、

チビチビと飲んで喉の渇きをごまかします。

GPSと方位磁石で自分の位置を確認します。

さて、行き先はさっき手書きの案内板にあった・・・S山方面でいいのかな?

この先で、来た時に通った道に続く分岐がきっと出てくるはず・・・。

 

・・・この時は携帯の電波が入っていたので、現在地が確実なこの場所で、

ハイキングコースのMAPをダウンロードしておくべきでした。 

 

N山からは港が見渡せます。

正面の山は、T浦の梅園です。

あそこも相当標高が高いと思ってましたが、遥かにここは高いです。

 

さっき渡った橋が見えます。

ここまでの道ですでに体力を消耗してしまいました。

 

遠くにランドマークタワーが見えます。 ここはすっかり山の中です。

自分の他は、リスしかいません。

 

日が傾いてきました。先を急がなくてはなりません。

しばらくすると少しだけ乗車出来る場所がありましたが、すぐに登りと下りで

押し歩きと担ぎあげになります。

体力がどんどん奪われていくのが分かります。

 

しばらく行くと分かれ道に出ました。 

左に行くと行きたい方角ではなく、南側に下ってしまいます。

右はS山に向かう道です。

ってちょっと待って、S山ってそもそも何Kmあるんだ・・・。

グーグルMAPで確認します。

と、遠い・・・。

 

本格的に焦って来ました。

焦りとは裏腹に、登りと下りが無数に繰り返されます。

おまけに足場は悪く、道も細く、

登りも下りも担ぎで、ほんの少し平坦な部分があっても、木の根があって

自転車を押すのさえ大変です。

 

しばらく行くと鉄網の階段になりました。

登りきると、鉄塔がありました。 一瞬、道を見失って呆然としましたが、

鉄塔の下をくぐる様に続いていました。

でも、踏み後はますます荒れていきます。 案内版も無くなってしまいました。

笹藪にハンドルの両側が引っかかる様な狭い道になってきました。

そのうち、何だか同じ場所を回っている様な感覚が・・・。

やばい・・・、これが「山で迷う」というやつか・・・?

 

時刻は16時30分を既に過ぎました。

山の向こうに太陽が隠れはじめました。

GPSで自分の位置は確認できても、分岐のどれが正しいのかが分かりません。

頭の中に「遭難」の二文字が浮かびます。

あと1時間もすれば恐らく真っ暗になってしまうでしょう。

ライトは持ってきていますが、自転車を抱えながら荒れた登山道を登り降りするのは

あまりにも危険です。

しまった・・・。 迂闊だった。

とにかく、下りの方向へ・・・と思いかけて、深呼吸です。

落ち着いて、次の案内板が出てくるまで歩き続けよう。

闇雲に下るのは危険です。携帯の電池も温存しよう。

焦る気持ちを押さえて歩き続けます。

そして、丁字路で本当に久しぶりに、手書きの標識が現れました。

 

「 ↓ M川林道終点 15分」

 

「15分??」

 

M川林道にさえたどり着けば帰れる。

た、助かるかも・・・。

 

手書きの案内板を信じて、荒れた怪しい小道を下ります。  

一気に谷底へ下る様な道なので、自転車を引きずる様に進みます。

担いで歩くなんてできません。

 

木の根っこの道をずりずりと下ります。

なかなか終わりが見えてきません。でも正面の山の斜面の景色が、そろそろ山裾に

近づいているのを教えてくれます。

その時、水の流れる音が聞こえた様な気がしました。

耳を澄ますと、確かに聞こえます。

 

そして、視界が開け、林道終点に到着しました。

よかった・・・。

 

林道終点は広場になっており、休憩できるベンチがあります。

ああよかったー。 ドリンクを飲みほします。

時刻は17時過ぎ。

日暮れまであと30分。 ギリギリでした。

 

林道って素晴らしい! 自転車に乗れるってもの凄く楽!

 

林道の水たまりは凍っていました。

 

小さな滝も凍りついていました。

 

川を眺めながら下っていきます。

 

しばらくすると、崖崩れの跡が出てきました。

 

その先にはパイプに囲まれた場所があります。

どうやら土砂崩れの現場らしいですが、崩れた土砂を取り除いた後も、

危険箇所な為、囲い続けているみたいです。

 

さらに進むと、ゲートが出てきました。

徒歩なら向かって左の通路を歩けばいいんですが、自転車は・・・。

最後の力を振り絞って、力ずくで持ち上げて、向こう側に降ろしました。

 

・・・疲れました。

危うく誰かに迷惑をかけてしまうところでした。 海より深く反省です。

三浦半島だという事で山を舐めてました。 次回からは事前調査と地図も装備もしっかりして、

入山時間ももっと早くしなければ。

それよりなにより、引き返す勇気を・・・。

 

<追記>

三浦アルプスは大まかに分けて北尾根と南尾根、そして中尾根で構成されます。

それぞれの尾根は分岐で繋がってますが、どうやら非常に道に迷いやすいそうです。

北尾根はともかく、今回迷い込んだ南尾根は案内板も少なく、枝道が多い為、

特に道を見失いやすいルートらしいです。

おまけにアップダウンの多さにはとても疲れます。今回を教訓として、山に対しては

きちんとしなければ・・・。

 

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原田 征史,白井 源三
山と渓谷社

 「ROOM」にイロイロまとめてます。こちら。


三浦アルプス(2) T梅林編

2012年02月10日 | MTB

 
その1よりつづく

 

F山からT浦へ山を抜けて来て、さてどうしようかと逡巡してます。

そこで見かけたこの「のぼり」。

梅林まつりですかあ。

そいうえば、F山のトレイルの分岐に、この梅林への案内も何度か出てました。

頭の中の地図を確認。

梅林経由で逗子へ戻ってみましょう。

 

住宅街の中の車が通れない細い道を進んで行きます。

山に近づくにつれてコンクリート道になりました。

 

階段に次ぐ階段で、自転車を担ぎあげてヘトヘトです。

 

梅林の中の東屋で休憩します。

梅はまだつぼみのままです。代わりに水仙が咲いています。

 

ちょっと雲が出てきた様です。

梅林まつりは明日からなので今日は公園にはほとんど誰もいません。

(といっても梅は全く咲いてないけど大丈夫なんでしょうか?)

自分以外には、赤ちゃんを連れた親子連れだけです。

 

芝生の広場から海が見渡せます。 春は芝生が青々として気持ち良さそうです。

ちなみにこの公園には自動販売機はありません。

と、いろんなところに書いてありました。

 

時間は3時をすぎちゃいました。先を急ぎましょう。

 

頂上にある展望台です。 登ります。

 

展望台からの眺め。 今日はホントに天気がいい。

 

あっちは鷹取山方面でしょうか。

展望台にさっきの家族連れのお父さんがやってきました。

お父さんかと思ってましたが、実はお爺ちゃんでした。

挨拶してすれ違ったあとにお爺ちゃんが、

「ジョージワシントンは見ましたかーーーーーー!」

と後ろから叫んできました。

真ん中の入江に停泊してるのが原子力空母のジョージワシントンです。

なんだか面白いお爺ちゃんだなあと思って、しばらく話をしてました。

今日は色んな人に話しかけられるなあと思っていたら、

お爺ちゃんからもどこへ行くのか尋ねられました。

「F山に行こうと思うんです」と伝えたら、

「うーん・・・鎖場あるので気を付けて下さいね~。」とのこと。

良く登っているらしくて、「沢沿いにでたら沢を左に見ながら下ればいいですから」

と教えてくれました。

 

見渡すと、奥にも建物がありそうです。

 

建物があって・・・そこに・・・何か見えます。

ズーム!

おお!ロープウェーだ。

ちょっと寄ってみようかなあ。

・・・でも時間が怪しいもんなあ。やめときます。 

 

お爺ちゃんに教えて貰った通り、公園の中の道を左に左に行きます。

普通の観光客は入らない様な脇道を入ると、道が奥に続いています。

一見、踏み跡が頼りなく見えますが、実際にははっきりとしてます。

このあと、横浜横須賀道路を渡る橋が見えてくるはずです。

 

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三浦アルプス(1) F山編

2012年02月09日 | MTB


今日は平日休みだったので、またまたF山にやって来ました。

前回、シングルトラックでSPDが使いづらかったので、フラットペダルにしてきました。

 

相変わらず気持ちのいい道です。

平日なのでほとんど人がいません。

代わりに下の駐車場では、休憩中の営業車がたくさん停まってました。

 

シングルトラックの分岐点です。

冬の午前中の光は明るくて、爽やかです。

 

それではここから下っていきましょう。

ちなみに、すぐにクネクネと下り始める道なので、ハイカーさんにも注意して、

ゆっくりと走りだします。

 

最初のテクニカルな部分は前回は押して下りましたが、今回はなんとか

乗車してクリアしました。

岩の段差や木の根があると、前転しそうで怖いんですよね。

体重移動とブレーキングの練習にはもってこいです。

 

木の根が続く登り。

適正なギアとトラクションが肝だとは思っていても、

なかなかうまく行きません。

 

気持ちいい尾根道が続きます。

 

分岐がありました。

さて、どっちに行こうかと悩んでいたら、とこからか鈴の音色と、

お祭りのお囃子の様な歌が聞こえてきました。 向かって右の道からです。

しばらくしたら、60歳すぎくらいのハイカーの男性がやってきました。

ものすごくご機嫌に歌を歌ってるオヤジさんです。

 

挨拶をして、オヤジさんの来た右側の道の状況を尋ねると、

キツイ登りや下りは無いらしいです。

オヤジさん曰く、「昨日は2人MTBを見たよ」、「今日はハイカーがいないから走りやすいよ」

とのこと。 土日は結構すれ違いが大変みたいです。

オヤジさんは、「平日は誰もいないから気持ち悪いなあ」と何度も言いながら、

大声で歌を歌いながら歩いて行きました。

 

分岐から先はなだらかに登り下りする道で、引き返すのも苦じゃなさそうです。

そういえばさっきオヤジさんに「どこから来て、どこに行くのか」と尋ねられましたが、

そう言えば、どこに向かっているのか決めてないなあ、適当に進んでいるよなあと、

ぼんやりと考えていました。

とりあえずT浦方面へ行こうと決めて進みましたが、この適当さ加減が、

後で大変な状況を作りだしてしまいます。

 

谷を左に見ながら進んでいきます。

上の写真の場所は岩で斜めっていて、乗車できるか押すべきか、

微妙な判断が要求されます。

 

しばらく進むと分岐です。

手書きの案内板に従い、左へ進みます。 右へ行くと沢へ下ってしまいそうです。

 

分岐を左に曲がるとすぐそこに「馬頭観音」と書かれた札がありました。

 

振り返ると、そこには馬頭観音様。

一般に馬頭観音は、衆生の無智・煩悩を排除し、諸悪を毀壊する菩薩であるとのことで、

忿怒(ふんぬ)相らしい。

でもこの馬頭観音様は穏やかな顔をしています。

 

馬頭観音は近世以降、馬が移動や荷運びの手段として使われることが多くなってから、

馬が急死した路傍などで多く祀られ、動物供養塔としての意味合いが強くなっていった

とのことです。この道も昔から荷役に使われていたのかもしれません。

文政三年の建立です。

交通安全の思いを込めて、しっかり手を合わせておきました。

 

お参りした後、しばし休憩。

iPhoneのGPSで現在地を確認します。

 

そこから更になだらかな道を進んでいきます。

ここらへんは本当に気持ちいい道です。

しっかりした踏み跡はあるし、分岐には手書きの案内版があって、安心できます。

私有地の看板も出て来て、人家が近付いている事が予想されます。

 

ふと、前をみると、作業着を着た方が2名こちらに歩いてくるところでした。

手に測量の棒を持っていたので、鉄塔もあることから電力関係の方かと

勝手に想像しました。

どこから来てどこへ行くのかとここでも聞かれました。

F山から来て、T浦へ行きますと伝えたら、「そうですか、御苦労さまです」と

丁寧に言われ、ちょっと恐縮しました。

 

目の前に鉄塔が見えて来ました、。ここにも分岐があります。

歩いて見てみるとどちらも楽しそうな道です。

 

まずは左手の道を登ります。

 

山肌が露出した場所に出て、空が広く見えます。

 

岩場のダウンヒル。鉄塔の下です。

 

 

そこから更に進むとピークがあり、道は金属製の網で出来た階段に変わります。

乗って進むのはこの先も無理と判断して、引き返します。

 

それにしてもこの鉄塔の鋼材等、どうやってここに運んだんでしょうか。

 

先程の分岐に戻り、右側の道を進みます。

上は分岐の方面を振り返って撮影したところ。

 

 

こちらも岩場のダウンヒルです。

楽しいコースです。

乾いてるからいいけど、雨がふったらツルッツルかもしれません。

 

その先の丁字路で方向を確認していると、左の道から山仕事らしきオヤジさんが

歩いて来ました。

オヤジさんの手には大きなノコギリがあります。

これ山ガールやったらビビるやろなあと思いながら、道を教えてもらいます。

ここを右に行って、その先の分岐を左に行けば、廃屋があって街に出るとのこと。

お礼を言って先に進みます。

階段が多くて乗れないよとも言ってました。

 

オヤジさんの言うとおり、その先の分岐を左に行くと、すぐに階段が現れます。

この階段のピッチが乗りにくいピッチで押して歩きます。

横に手摺りはありますが、なんだか荒れている感じです。

 

しばらく行くと廃屋が右手に現れ、更に進むと廃屋だらけの場所に出ました。

正直不気味です。

周り20件程が全て廃屋、一体何が・・・。

不気味ではありますが、集落の奥の奥まで進んでみました。

当時の生活のまま、スクーターや自転車があったり、中には玄関が開けられていて

家の中が見えるものも・・・。

終点の家まで行ってさすがに不気味になったので慌てて街に下りました。

 

しばらく行くと生活感のある家々が出て来て、ストップします。

そこにはその地区の地図がありました。

廃屋のある場所にも当時の住居の苗字が書かれていて、確かにここ数年までは

住まれていた様子。 更にはアパートもあった様で、何だかそのエリア一帯に不吉な事が

起きたのではと考えてしまいます。

 

 

線路の脇でバイクの写真を撮っていると、向かいの家のオヤジさんが

こちらを怪しげに見ています。

そりゃそうだ、山の方角から知らない人間が出てくるんだもの。

 

線路を渡ったところで、コンニチワ―と明るく挨拶したら、

「どこから来たの?」というので「F山から山を越えて来ました。」と伝えました。

オヤジさんが言うには「山道も最近は人が入らなくて荒れてきてなあ・・・。」とのこと。

オヤジさんの話に相槌を打っていたら、さっきの廃屋の事を思い出したので、

「あの廃屋も・・・」と言ったら、

オヤジさんが、「ああ、そうそう、あれはなあ・・・。」と説明をしてくれました。

何の事は無い、オカルトチックな事も事件も何もなく、

大手の不動産会社が、宅地の大規模開発の為に、一帯を買い上げたんだという。

ただそれがもう10年も前で、開発もされずそのまま放置されているんだそうな。

オヤジさんが、「どこまで帰るの?」と聞くので、住所を伝えたら、

「気をつけてなぁ」と言ってくれました。

「ありがとうございます。楽しい山でした。」と言ったら、嬉しそうに笑っていました。

 

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逗子ポタリングと京急電車

2012年02月08日 | MTB


名越の隧道を抜けて、二子山に行く途中、

池子近辺に寄ってみました。

目的はシングルトラックの探索だったけれど、ここらへんは結構アメリカでして、

Navyの警備の皆様がチラチラこちらを見ているし、

この道はどこまで行けるのか、行っちゃいけないのか、撃たれるのか、

そこらへんの微妙な空気が読めない自分としては、

そそくさと退散し、二子山方面へ向かう事にしました。

 

その途中で見つけた京急の古い展示車両。

場所は逗子第一運動公園。 池子弾薬庫跡に建設された公園です。

ちなみに、第二以降の運動公園は存在せず、また今後建設される予定も無いとのこと。

この公園は再整備計画が進んでいて、2013年夏に新しくなるそうです。

 

鉄道は詳しくないんですが、ちょっと寄ってみました。

屋外展示なので車両の痛みが激しそうですが、

それでも赤い車両は京急電車の存在感たっぷりです。

たしかに、ちょいとくたびれてる感はありますが・・・。

 

さて、お勉強のコーナー。

全長18メートルということは、ガンダムの全長とほぼ同じですな。

ちなみに、「全金属製車体電空併用ブレーキ」を検索してみましたが、

もっとマニアックな用語が爆発してましたので、一瞬で画面を閉じました。

残った知識は、京急電車とガンダムはほぼ同じ長さということのみ。

 

車内です。上の荷台が昔のバスみたいです。

のどかなお昼の日差しで暖かですが、床が泥だらけで埃っぽいので

休憩する気にはちょっとなりませぬ。

 

お顔はなんだか昔のロボットのようです。

額をちょっとケガしてるのでちょっと可哀相ですが、

素朴でとてもいいと思います。

ちょっと寂しそうな顔立ちが印象に残りました。

 

京急電鉄の世界―身近な鉄路の“本格派”雑学 (トラベルムック)
 
交通新聞社

逗子ポタリングと海の文字

2012年02月06日 | MTB

 
三浦半島のトレイルを探索しに行く途中です。 ここは名越隧道。

何気なく止まったところで、何だか気になるものを見つけました。

左下に注目してください。

ちょっと近づいてみます。

 

「名越送水管路ずい道」とあります。

 

気になるので調査です。

綺麗に掃かれた階段があります。

 

鉄柵の奥にiPhoneを突っ込んで撮影してみました。

太い水道管が真っ直ぐ伸びています。

遠くに向こう側の出口の明かりが見えています。

 

さて行こうか、といった時に、これも気になる標柱が。(矢印部分)

 

波形の模様の下に、「海」の文字。

もしや、昔はここが海、つまり波打ち際だったのでは?

などと現場では考えましたが、これは「横須賀海軍水道」の標柱だそうです。

なんと神奈川県愛川町半原の取水場から、横須賀まで続く水路です。

波型と海の文字に特徴があります。

 

名越隧道はレンガで趣があります。

扁額がないなあと思ってたら、入り口左下にありました。

 

名越隧道と小坪隧道を抜けたあたり、「きけん」の金網の向こうに送水管の出口が

ありそうです。

 

手を伸ばして撮影したら、確かに送水管の出口でした。

ここからまだ横須賀の逸見まで伸びているとのこと。

うーむ、知らない事はホントに多い。

ちなみにすぐ横の小坪隧道(トンネル)は全国的に有名な心霊スポットですが、

昼間なので全く怖くないです。

それより、背後で警察の交通取り締まりをやってるので、

自分の動きが怪しく思われないかの方が気になります。 

 

すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)
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小学館

F山トレイル探索

2012年02月04日 | MTB


今日はトレイル探索に行きました。


晴天の鶴岡八幡宮には人がいっぱい。

 

逗子の海岸にはサーフボードの上に立って、櫂で漕いでる人がいました。

なんて言うんでしょうか、あれ。

 

逗子の山々が見えてきました。 

 

公園に到着。

サッカー練習でにぎわう運動場の横を通って、山に向かいます。

 

 いきなり現れるのがこの激坂。

ここは素直に押します。今日は遊びにきてるんだから、体力温存。

という言い訳。

 

 めっちゃ急カーブです。

もうね、ここの内側のラインなんて徒歩でもきついですから。

 

 そして、登り切ったところの広場で早くも休憩。

 

 頂上に向かう道は広くて気持ちいい。

 

 向こうに見えるのがKDDIの電波塔。

 

 

 頂上に到着しました。 木製の展望台があります。

ハイカーの皆さんが楽しそうにお弁当を食べていらっしゃいます。

 

 大楠山方面かな?

こう見ると、三浦半島って山深い。

 

 後ろには、麓から見えてた電波塔が。

しかし、この左側の木、なんか恐い。

ちなみに右側のバイクは外人さんのJAMIS。

「オハヨゴザイマス」って挨拶してくれました。

29erかとおもったけど違ってました。フレームが大きかっただけでした。

 

 頂上から続くシングルトラック。行ってみましょう。

 

しばらくは平坦な尾根道だったけれど・・・。

 

写真では分かりにくいけれども、かなりの下り坂が出現しました。

一度ストップすると乗れなくなる斜度です。

 

そして、下りきったら今度は激登り。

歩いて登るのさえ大変。 自転車を押して上がるのは無理です。

ここからさっきの展望台までの帰り道はキツかった・・・。

展望台下で出会ったMTB乗りの方と少しお喋り。

シングルトラックの入り口を教えてもらいました。ありがとう。

 

ここから下っていきます。

 

しばらくはこんなシングルトラックが続きます。

ハイカーの方が多いので要注意です。

 

崖から落ちない様に注意。

 

崖に挟まれない様にも注意。

 

ところどころに、「〇〇方面→」という看板があって、とても助かります。

山の中じゃ方向感覚が狂ってしまいますから。

 

そして、ところどころに現れるドロップオフ、というかミニ崖というか、

楽しいです、ここ。

でも今度来るときはフラットペダルにしてこよう。

 

 ところどころに展望が開ける場所もあります。

 

結構下ってきましたが、70%以上は乗車可能かと思います。

丸一日使ってトレイルを探索して走りたい。

 

最後は気持ちいい杉林の道。

花粉症の人は嫌かもしれないけど、この風景はすごく気に入りました。

 

ふもとにあった小さなお社。

交通安全・健康・金運・仕事運向上、沢山お祈りしときました(笑)

 

帰り道にGROVEに寄ってから、北鎌倉へ。

 

お久しぶりの洞門です。好々亭門です。

好々亭さんは既に廃業されている様ですね。

 

しばらく進むと、またまた洞門が出て来ました。

この洞門は知りませんでした。 洞門を抜けたら、鎌倉街道の超有名混みこみ

交差点のすぐ裏でした。

今日のコースはなかなか楽しかったです。

近辺をもうちょっと探索してみる予定です。

 

すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)
 
小学館

まぐろ

2012年02月03日 | Weblog

 
会社帰りにみんなで行った居酒屋にて。

親父さんによるマグロの解体ショー。

 

そして、まぐろが山盛りです。

 

続いてアンコウの解体ショー。

空中にぶら下がった状態でどんどんバラされていきます。

そしてこれがお刺身とアンキモ。

スダチの効いたタレでさっぱりと頂きます。

生のアンキモって初めてかも。

さっきまでデカイ口広げていたアンコウ様、美味しゅうございました。

この後、若大将とのじゃんけん大会もあって、

イベント盛りだくさん。

安くて美味しくて、かなり面白いお店でした。

日本橋のたいこ茶屋さんです。

 

 これすごいね。まぐろフィギュア。

解体フィギュア・黒マグロ
 
ホビーストック