ダムサイトから永蔵橋を渡って、対岸を中川方面に向かいます。
湖岸の道は平坦で、風もさわやかで気持ちいい。
丹沢湖のサイクリングっていいかも!
中川方面に向かう途中で大仏橋を渡り、玄倉方面に向かいます。
玄倉川橋の上から湖を見ると、カフェオレ色の湖水と綺麗な玄倉川の水が混ざり合っているのが見えます。
(それでもちょっと濁ってますが・・・。)
玄倉川の上流を眺めます。
ここから約10キロ上流のユーシンロッジを目指します。
最初は杉林を抜けていきます。ゲートから先は徒歩か自転車はOKだそうな。
しばらく進むとロックシェッドがありました。
手前の重機以外に、なんと、ロックシェッドの上に重機が二台も乗っています!
ロックシェッドの上を小さな滝が流れています。
土砂の量から推測するに、大雨の時は大量の土砂を押し流しながら、ロックシェッドの上を
濁流が流れていくに違いありません。
ロックシェッドの中も土砂だらけ。泥水の中をゆっくり進みます。
崖をぐるっと右に回りこむと、境隧道が現れました。最初のトンネルです。
境隧道の内部。
境隧道を越えると、道の雰囲気が変わります。
いよいよユーシン渓谷の入り口です。
と、いきなり土砂で道が埋まっています。
という事は、この先四輪が進入不可能ということ。道が相当荒れてるかもしれません。
上を見ると、急峻な崖に沢のようなえぐれが出来ています。
今は枯れているので、雨の時だけ濁流が流れるのかも。
崖の途中に、樹木と岩石が溜まった場所が出来てました。
雨の時には、ここが水を溜め込んで土石流の原因になりそうです。
その先では道の1/3が削られてました。先日の台風は関東を直撃しなかったものの、
玄倉林道にかなりの爪あとを残している様です。
道にはいたるところに花崗岩のかけらがゴロゴロしています。
ここは一枚岩がそのまま道になっています。
そしてやってきました、新青崩隧道です。
これは2011年10月に完成した新しいトンネルです。
それまでは、この左側に続く道の先にある「青崩隧道」があったんですが、
崩落の危険性があるとのことで、5年弱通行止めになったままでした。
よってワタクシ、今までユーシンロッジに辿り着いたことがありません。
旧青崩隧道です。
さすがに廃トンネルになっているので、アプローチの道も荒れたままになっています。
内部にはゲートが設置されていて、先へ進めなくなってます。
ゲートの隙間から先を写してみます。真っ暗・・・。
新青崩隧道に戻ってきました。こちらの内部も真っ暗です・・・。
この隧道は途中でカーブしてるので真の闇が待ち構えているんですよー。
正直かなりビビリました。真っ暗闇が300メートル以上も続きます・・・。
青崩隧道を抜けた地点は、ロックシェッドになってました。(振り返って撮影)
なんだか、すごい山深い場所に来てしまった感があります。
ロックシェッドの外側です。
えらいところにトンネルを掘ったもんです・・・。
トンネルが無ければ、ここまで来る事は絶対に出来ない場所ですね・・・。