「M(マグニチュード)7級の直下型地震が4年以内に70%の確率で起る可能性がある」というのです。これまでは「30年以内に」でした。なにが変わったのでしょう?
東日本大震災から昨年12月までに首都圏で起きたM3以上の地震の発生状況から計算したものということです。震災前は5年間で500回だったが、震災後は1日あたり1・48回 と5・5倍に増えました。
マグニチュードが1大きくなると発生頻度は10分 の1になるという経験則があります。これをもとにM7クラスの発生確率を計算したところ、4年以内に70%、30年以内だと98%になりました。M7とはどれくらいかというと、 安政江戸地震(1855年、死者7000人) がちょうどこれくらいです。以後、1894年(震源地東京、M7)1895年(茨城、M7・2)、1921年(茨城、M7)、1922年(三浦半島、M6.8)、そして1923年に関東大震災が起きています。
関東大震災は三浦半島沖でM7・9、 最大震度6、死者不明約14万人。火災による被害が大きかったそうです。阪神淡路(95年)がM7・3、最大震度7、死者不明約5500人、新潟中越(04年)がM6・8、最大震度7、死者不明68人でした。
首都直下型だと建物全壊が約85万棟、死者1万1000人という予測もあります。しかし、70%という数字には異論もあるらしいです。「10分の1経験則」は特定の地震にどれだけ当てはまるかわからない部分が多いというのだ。武蔵野学院大の島村英紀教授は「たとえ1%でも、それがいつ起るかわからない」そうです。小松教授は「予測数字にどれだけ意味があるのか」と言っています。
直下型は津波はないが、建物の倒壊と火災がこわいです。阪神でも、倒壊と火災の被害が大きかったです。実際に数字で示されると、恐ろしいです。東北や阪神の比ではない位の被害が予想されます。怖いです。
東日本大震災から昨年12月までに首都圏で起きたM3以上の地震の発生状況から計算したものということです。震災前は5年間で500回だったが、震災後は1日あたり1・48回 と5・5倍に増えました。
マグニチュードが1大きくなると発生頻度は10分 の1になるという経験則があります。これをもとにM7クラスの発生確率を計算したところ、4年以内に70%、30年以内だと98%になりました。M7とはどれくらいかというと、 安政江戸地震(1855年、死者7000人) がちょうどこれくらいです。以後、1894年(震源地東京、M7)1895年(茨城、M7・2)、1921年(茨城、M7)、1922年(三浦半島、M6.8)、そして1923年に関東大震災が起きています。
関東大震災は三浦半島沖でM7・9、 最大震度6、死者不明約14万人。火災による被害が大きかったそうです。阪神淡路(95年)がM7・3、最大震度7、死者不明約5500人、新潟中越(04年)がM6・8、最大震度7、死者不明68人でした。
首都直下型だと建物全壊が約85万棟、死者1万1000人という予測もあります。しかし、70%という数字には異論もあるらしいです。「10分の1経験則」は特定の地震にどれだけ当てはまるかわからない部分が多いというのだ。武蔵野学院大の島村英紀教授は「たとえ1%でも、それがいつ起るかわからない」そうです。小松教授は「予測数字にどれだけ意味があるのか」と言っています。
直下型は津波はないが、建物の倒壊と火災がこわいです。阪神でも、倒壊と火災の被害が大きかったです。実際に数字で示されると、恐ろしいです。東北や阪神の比ではない位の被害が予想されます。怖いです。