まちの安全管理センター

このブログは、全ての人々が安全で安心出来る地域社会を実現します。

建設業の65%が60歳以上の賃金体系を見直し

2013-04-25 11:58:57 | 日記
 ある会社が行った「雇用動向に関する企業の意識調査」によれば、2013年4月の高年齢者雇用安定法の改正などで見込まれる高年齢の従業員の増加に対し、建設業の約2割が定年の延長や廃止を実施しているそうです。併せて、6割以上が60歳以上の従業員の賃金体系を見直すことがわかりました。少子高齢化による若者不足や、3K「危険、きつい、汚い」の割には給料が安い事による若者離れも背景にはあると思います。こういった現場では、外国人労働者も多く働いています。医学の進歩や健康ブームにより、今の60代昔と違って元気でまだまだ働けます。これからは、年金が支給されるまで給料を少し下げてでも働ける仕組みを作ることが大切ではないでしょうか?

道路が陥没して停車中のクレーンが傾く、深さは5m

2013-04-24 11:34:43 | 日記
 兵庫県神戸市垂水区で3月21日、市道の路面が陥没。停車中のラフテレーンクレーンが横に約45度傾く事故が発生しました。陥没の大きさは最大で道路の縦断方向に約10.5m、横断方向に約3m、深さは約5mに及んでいます。なぜ、こんな事故が起こったのでしょう?このような事故を防ぐために、ジオ・サーチ株式会社の「スケルカ技術」が役立つと思います。
 「スケルカ技術」とは、短期間ですべての路線を一気に診断する技術です。従来技術を圧倒する高密度なデータ取得技術を開発し、分析能力が大幅に向上しています。また、縦断、横断、水平の3次元評価でデータ解析することで、2次元評価では判別できなかった地中の空洞、劣化箇所、埋設物などを正確に特定できるようになっています。打音検査だけでは分からない空洞を立体的に把握することができます。従来の探査手法では、探査車を用いた一次調査の後に、交通規制を伴うハンディ型探査機を用いた詳細調査が必要でした。「スケルカー」の開発により、詳細調査が不要となり、劇的な工期短縮と安全性向上を実現たそうです。道路、港湾施設、空港などで陥没事故を引き起こす地中の空洞を、3次元で正確にスケルカ(透ける化)します。
 また、梁床版の内部劣化や損傷状況を、3次元で正確にスケルカ(透ける化)します。これまで正確に把握できなかった地中の埋設物の形状・位置を、3次元で正確にスケルカ(透ける化)します。大幅なコスト削減ができる革新的な総点検手法だと思います。ぜひ、全国展開してほしいです。

水不足と水の汚染

2013-04-23 15:02:51 | 日記
 中国の64%の都市で、地下水が深刻な汚染に見舞われていることが報道されています。118都市で継続して調査したデータを基にしたもので、33%の都市も軽度の汚染があるといい「基本的に地下水が清潔な都市」は3%にとどまったそうです。河川の汚染は、水は流れているので、汚染元を絶つなら比較的短期間にきれいにすることができます。しかし、地下水は、流動はあるものの、 流れはみえにくく、ある一定の部分「溜まる」ので、その浄化には時間とお金がかかります。
 中国の場合、水資源の約3分の1を地下水に頼っています。この地下水は、汚染されると非常に厄介ですし、大量に水を使うと、地下水の枯渇や地盤沈下に繋がります。日本でも地下水の過剰な活用は様々な問題をよんできました。日本では地下水の利用率は低いうえに、長期的にその活用量も減る傾向にあります。
 しかし、中国の場合にはかなり実質的な活用があるうえに、汚染が進んでいる状況があります。中国の経済成長は、水の使用量も劇的に増やしています。工業はほとんどの場合、大量の水を必要とします。また生活レベルの向上は水の使用を増やします。風呂に毎日入り、水洗トイレの生活スタイルが13億の国で起きたら、莫大な水が必要になります。農業用水もその使用量は増えていきます。
 水の量も質も問題なのです。中国では地下水だけが問題ではありません。河川の水資源も危機に面しています。揚子江の水は赤く濁り、山東省などの穀倉地帯は慢性的な干ばつに悩まされています。世界銀行によると、中国では現在、安全に飲める水を入手できない人が3億人も存在しているといいます。経済を優先してきた結果といえます。中国の大気汚染が問題視されていますが、水の方も深刻です。水不足と水の汚染は、中国の工業、農業にも深刻な影響を与えます。地下水の問題となるとかなり長期にわたる可能性が高く、長期的な慢性の水不足となります。水がないと、工業も、農業も人の命もなりたたないのです。
 中国内陸部では砂漠化が進み、それが黄砂現象を深刻化させています。そうした現象は、河川の水の量と質、地下水の水の量と質にも影響を与えています。にもかかわらず、中国での水の使用量は急激に伸びると予想されます。
 資源が無尽蔵にあるかのように無限の成長を想定する「カウボーイ経済」は、破たんを迎えます。その資源の枯渇においては、食糧、エネルギー、鉱物などが話題にのりますが、まず最初に中国でやってくるのは水です。大量の水の輸入は困難であり、一度汚れた地下水の浄化には長年の時間と莫大な費用がかかります。水不足と水汚染が中国の経済成長を止めるおそれがあります。今、中国経済の成長が止まったら世界は大混乱です。
 日本の技術による協力が不可欠のはず。日本と中国の冷戦は、中国にも致命的なデメリットをもたらします。今こそ、日本の技術で中国を支援し、外交問題を解決させるチャンスではないでしょうか?

燃える氷

2013-04-22 14:37:36 | 日記
 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)を中心とする研究チームが、愛知県沖の深海にあるメタンハイドレート層からメタンガスを抽出することに成功したと発表しました。日本は海底メタンハイドレートの採掘技術を握る初めての国となります。JOGMECは13日、「2019年3月までにメタンハイドレート技術を使用できることを目指し、これによってクリーンなエネルギーを供給できる見込みが出てきた」と発表しました。将来のエネルギー問題解決が期待されています。
 アモイ大学中国エネルギー経済研究センターの林伯強主任によると、メタンハイドレートは確かに大きな潜在力のある資源だが、18年に商業化採掘を実現するのは困難だと話しています。メタンハイドレートの採掘が環境に大きなリスクをもたらすことは日本も知っているはずだと話しています。そして資源分野の大きな突破は往々にして大口資金の殺到を伴うはずだが、今のところいかなる国際資本の姿も見られません。
 いわゆる「燃える氷」はメタンハイドレートとも呼ばれ、深海沈積物または陸域の永久性凍土に分布し、天然ガスと水が高圧低温の条件のもとで形成された安定な固体結晶となっている氷状物質です。
 林主任によると、世界エネルギー消費構造に本格的な変革をもたらすのはやはりシェールガスだそうです。米国によるシェールガスの大規模な商業化採掘を受けて、世界の天然ガス価格は大幅に下落しています。シェールガスは、秋田県で採掘されることでも知られています。

みなとタワー天井板落下、「海水のしぶき」が原因

2013-04-21 08:50:05 | 日記
 新潟市の「入船みなとタワー」で1月に起こった天井板落下事故の原因について、国土交通省北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所は緊急点検調査の結果をまとめました。海水のしぶきによって天井端部のアルミ製部材が腐食。固定がゆるんだ状態で強風を受け、天井板が落下したようです。海水の当たる建物は、注意が必要です。