国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

4月27日

2019-04-27 | 家族来日
ついに迎えの日が来ました。昼間の移動なので(米原から普通列車を乗り継いで東京まで行くことも可能ですが)常識的には新幹線です。ただし変化球を使うことにしました。(この連休中は繁忙期ということで特急料金が普段よりも高く設定されているためです。さらにゴールデンウィークは (お盆と年末年始もそうですが) お得な回数券も利用できませんので。)

それがぷらっとこだま。ただし米原発着は販売されていないので名古屋まで別列車(新幹線なら通しで買う方が安く付くため無意味、ということで乗るなら普通列車の快速)で行く必要がありますし、当然ながらひかりやのぞみより停車駅が圧倒的に多いため時間はかかるものの、とにかく安いのが魅力。(ちなみに普通車指定席プランの名古屋〜東京は繁忙期9500円で、これに米原〜名古屋の在来線運賃1320円を足すと米原〜東京の新幹線回数券 (普通車自由席) の1枚分とほぼ同じになります。)それで以前から気にはなっていましたが、これを機に利用することにしました。しかしながら注意点もいくつか。

まず、ぷらっとこだまは乗車券(きっぷ)ではなく募集型企画旅行商品なので乗り遅れたら全てがパー。また、こちらに要点がまとめられていますが、途中下車はできないし、改札を出るのも東京駅に限られる(乗車券は都区内ならどの駅でもOK)といった制約も。さらにルールを厳格に適用するならば在来線から新幹線へ乗り換える場合(およびその逆)にもいったん外に出る必要があります。(乗り換え用改札は通れない。)これは面倒だし、タイムロスは最小限にとどめたいところです。

実は最終日の5月6日はご家族にこれで東京まで行ってもらおうと考え(注)、既に購入も済ませていたのですが、万一しくじったらえらいことなので、この出迎えを利用してリハーサル(シミュレーション)をしてみようと思い立ったのでした。(注:新幹線に乗ってもらうだけなら米原〜東京の指定席を事前にネットで予約しても、あるいは自由席特急券を当日買って並んでもいい訳ですし、その方がずっと簡単です。そうしなかった大きな理由があるのですが、それについては後日。)ということで、本番とほぼ同じ(ピッタリ1時間遅いだけ)のタイムテーブルを組んでみました。具体的には名古屋駅での乗り継ぎがスムーズにいくか(指定された新幹線にちゃんと乗れるか)、東京駅で予約した空港バス(THEアクセス成田)に間に合うかを確かめるためです。(満席で乗れなかったら拙いのでバスも予約を入れておくことにしました。ただし乗車時刻2時間前を過ぎたらキャンセル不可です。)さらにスーツケースを抱えての移動になるため、エレベーターの位置もチェックしておく必要があります。

名古屋駅にて。有人改札なら乗りかえ口で在来線の乗車券とぷらっとこだまの乗車票を見せればOKという情報を得ていたので、その通りにしたら問題なく入れてもらえました。

ご家族が乗ることになるのは下から二つ目のこだま656号ですが、私たちはその1時間後の660号。ということで、早く来すぎました。

待合室の売店に様々な駅弁が並んでいますが、お目当てはそれではなく・・・・

ぷらっとこだまには1ドリンク引換券が付いてきます。日本酒は不可でワイン(187ml)も追加料金が必要と一部制限付きながら、基本的には何でもOK。となれば単価の高い飲み物を選ばなければ損です。私的にはサントリープレミアムモルツの1択(強いて次点を挙げるならヱビスビール)で、わざわざソフトドリンク(コーラやお茶の類)を選ぶのは愚の骨頂であると敢えて言わせてもらいます。(そういうのは別途現金購入すればいいでしょう。)

東京駅には定刻(17:16)に到着。私たちが乗ったのは前の方の車両(たしか13号車)でエレベーターまでは少し歩かなければなりませんでしたが、本番は8号車で真ん前にあると判明。これは助かります。

予約したバスは17時40分発。バス乗り場(八重洲南口を出て徒歩1分)まで20分もあれば十分と思っていましたが、実際には10分以上前に着けてしまいました。1本前(17時半出発)の便が待っていましたが、予約の前倒しも可能ということなのでサッサと乗り込みました。

これまでは山手線で日暮里駅まで行き、そこで京成本線に乗り換えていたのですが、今回は東京駅で強制的に出されてしまうため初めてバスで成田へ向かうことになりました。が、判ってみればこっちのほうが安いし所用時間も短いし、圧倒的に快適。何で今までこれを使わなかったのか!(唯一怖いのが渋滞に巻き込まれることですが、これを言い出すと人身事故で止まる鉄道も五十歩百歩でしょう。)

予定より10分早く成田空港第1ターミナルの到着ロビーに着きました。あとはここで待つだけです。


フライト情報のサイトで逐次状況を確認していましたが・・・・・

どうやら定刻より少し(7分)早く着陸しそう。これはラッキーと手を叩いたのですが、表示が「到着」から「通関中」に変わってからが長かった。(なお下はご家族が撮影されたものです。)

この時間帯は到着便が立て込んでいたらしく、入国手続きと税関の通過にかなり時間がかかっているようでした(電光掲示の起点と便名、およびゲートから出てきた乗務員や乗客の顔立ちと服装による推測)。この様子だと1時間はかかるかな、と覚悟したのですが、実際にご家族が出てこられたのは1時間40分後でした。




何はともあれ感動の再会です。

予約していた宿のチェックイン時刻(期限)の22時には間に合わないため連絡を入れてからバス乗り場へ。

東京駅からは山手線で4駅のところで降り、徒歩で約10分の宿に入りました。初日はこれで終わりです。
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便りがないのは

2019-04-26 | 家族来日
今は便利な時代というべきか、フライト番号を入力すればその飛行機がどの辺りをどの高さで飛んでいるかがリアルタイムでチェックできるんですね。ところでご家族がサンパウロから乗るターキッシュエアラインズのTK16便は、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港から来るということを遅まきながら(今日になって)知りました。

それがいつまで経っても離陸しないなあ、とヤキモキしていたのですが、飛び立ったのは結局40分遅れ。そしてサンパウロ到着も39分遅れました。そうなると次のイスタンブール行きにも波及するのは必然。で、あるサイトを見たら3時10分出発のところが推定3時半出発(20分遅れ)とありました。これはまあ許容範囲でしょう。ところが・・・・・

別のサイトでは推定出発時刻9時30分で何と6時間20分もの遅れ! 訳が分かりません。もしかしたら1月に私たちがメキシコシティで11時間超の足止めを喰らったように、機体の整備にそれだけ時間がかかるんでしょうか?

もし本当にそれだけ遅れたら成田着は日付が変わってからになり、東京都内に向かう電車もバスもありません。そうなると空港で一夜を過ごすしかなく、2泊予約を入れている宿泊の初日分もパー。以後の観光プランも大幅な見直しが求められることになります。ということで、これまたヤキモキしていましたが・・・・・・・

どうやら最初に見た情報が正しかったようで、32分遅れながら無事離陸しました。あー良かった!(下手にオンラインでこういうのが見れてしまうのも考えものですわ。)

なお、ずっと気を揉んでいたスペルミスの件ですが、もしチャックインカウンターで揉めたらすぐ連絡するように、また無事チェックインできた場合も知らせてほしいと先方には伝えてありました。ところが、出発予定時刻が迫っても一向に音沙汰なし。(LINEとSkypeを立ち上げて待機していました。)不安になったのでLindaにメッセージを送ったところ、彼女も心配していたようですが、しばらくして「何も問題なかったら呼びませんからね」とお姉さんが書いていたのを思い出したとのこと。本当に乗れているかはもちろん確認できていませんし、今後も予断は許しませんが、とりあえずはホッとしています。

追記

人騒がせな方も更新されてまともな時間が表示されるようになりましたが、今度は翌27日出発便の推定出発時刻が9時10分(6時間遅れ)。ハッキリ言って迷惑ですよ!

追記2
 ご家族が搭乗しているはずのTK16便は順調に航行している模様です。

ところでTK52便(イスタンブール→成田)の今日のフライトはほぼ定刻に成田到着の見込みです。明日もそうなってくれることを願っています。
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天命を待つ

2019-04-24 | 家族来日
Lindaに頼まれたので職場のATMでお金をおろしてきました。10連休中の観光用です。

上が彼女の通帳とキャッシュカード。後者の名前の最後が「リンタ」になっているのは字数制限のためでしょうが、姓も1文字違っています。実は私が代理で口座開設申込書を書いたのですが、字が汚いせいで「ケ」を「ク」と読まれてしまったようです。実害はないと思ったので敢えて訂正は申し出ませんでしたが・・・・・・

私が“e”を“a”と打ち間違えた件については、既に述べたように航空会社の東京事務所職員さんが備考欄に正しい名前を追記してくれているので、まず大丈夫とは思っています。しかしながら、万が一にもアウトとなれば膨大な損害が出てしまうのは必至で一抹の不安は残ります。とはいえ、今からできることはなく運を天に任せるだけです。

そんな中、たまたまこんな体験談を読みました。この方はスペルミスに気付かないままチェックインに臨まれたようですが、それでもちゃんと救済措置が取られています。思うに、搭乗拒否という悲惨な事例が過去に発生していれば、そのニュースをどこか(ネットあるいは某かのメディア)で目にしているはず。そういうのが一切見つからないということは、最後には何とかなっていると考えてもいいんでしょうね。(・・・・などと自分を落ち着かせようとしている今日この頃です。なおリンク先記事を読んだ直後、eチケットを印刷して当日持参するよう先方に念押ししておきました。)
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BIENVENIDOS

2019-04-20 | 家族来日

私がニューヨークやコチャバンバを訪れた時もこのような手作りポスターで歓迎してもらいました。とうとう1週間後に迫りました。
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悩みの種

2019-04-19 | 家族来日
昨日の晩は「YOUは何しに日本へ?Classic」(2013年の初回放送分からの再放送)の録画を観ました。成田空港でインタビューを受けていたのはペルー人(男性)とウクライナ人(女)の夫婦。珍しい組み合わせだなと思ったのですが、Skypeで知り合いになり、しばらく経ってから男性が女性を訪問したのだとか。どこかのカップルと一緒ですが、そういうケースはままあるんでしょうね。

ところでご家族の滞在中の予定もほぼ固まりましたが、大型連休ゆえの悩みが尽きません。先月の日記で触れた日帰りバス旅行ですが、後に訪問地がほぼ同一で湖北出発のY社のツアーを見つけたので、そちらにも予約を入れておきました。それが数日前ようやくにして催行決定。それでC社とH社の方はキャンセルしたのですが・・・・昨夜見た高速道路の渋滞予想によれば出発日の5月3日は結構酷そう。それで悩んでいます。

C社のツアーは草津出発なので米原から電車に乗る必要があるものの、1000円安いし5月1日の渋滞は少なそう。そちらも催行決定しており、まだ取り直すことも可能。ただし、再度予定変更となれば京都・大阪旅行の日程も元に戻す(5/2・3→5/1・2→5/2・3)必要があり、宿も手配し直さなければなりません。どうしよう?

もう一つの問題が駐車場の確保。出迎えと見送りのため4月27日と5月6日、そして先述の旅行日(5月1〜3日)もどこかに車を停めないといけません。米原駅周辺に駐車場は数多く存在するものの近くは満車の可能性が高く、空いているところを求めてさまようという事態は避けたいところ。とはいえ予約できるところは既に押さえられてしまっています。バス旅行の日は少し高くても豊公園など長浜駅周辺にしようかと考えているところですが、他の日は・・・・・やはり行き当たりばったりになりますかね。
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ボリビア人には酷

2019-03-31 | 家族来日

1ヶ月を切ってもまだこういうのが出てくるんですね。ただしビザも在留カードも持たないままでのメキシコ乗り継ぎではここに記したように金を払った上に嫌な目に遭わされる恐れがあるため、Lindaのご家族にこれで来てもらうのは躊躇したでしょうけど。
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下見

2019-03-30 | 家族来日
例によって3月末の関東出張にLindaを帯同しました。従姉妹のAさん宅訪問が彼女の主目的ですが、1ヶ月後に迫ったご家族の来日に備え、東京観光の下見もするつもりでした。

浅草寺前でバス下車。早朝ゆえ店は全て閉まっていて人もまばら。

しばらく花見をしました。その後散策。


創立145年という小学校隣の公園でラジオ体操が始まるところだったので急遽参加。(2016年夏の広島以来となる飛び入り参加です。)奥にスカイツリーが見えます。

続いて昨年同様に合羽橋商店街へ足を運び、調理用の小物をせっせと買い込みました。

(その前に入った喫茶店に置いてあった紙ナプキン&スティックシュガー入れも欲しくなったようですが、あいにく見つからず。特注品かも。)

上野恩寵公園は大変な人出でした。後で知ったことに、この日は東京都心で全国のトップを切ってソメイヨシノが満開を迎えていたんですね。そそくさと退散。

これまた凄まじい人混みのアメ横へ。


Lindaはお土産の値段をこまめにチェックしていました。

お昼時ということで多くの飲食店の前には行列が。間違いなく来月末はもっと長くなっていることでしょう。

中国系食堂の店頭に並んでいた肉料理の数々。中でも皮付きの焼豚があまりにも美味しそうだったので・・・・・

半分切ってもらって白ご飯と一緒に食べました。質量とも大満足!

上野駅で都区内パスを購入。日暮里で降り、前から興味があったここへ。


ただしテレビで何度か見たこの店は思っていたよりも小さく拍子抜け。他の店で計り売りの布地などを買っていました。

山手線の反対側へ。有名な場所らしく、橋の上は撮り鉄さん達に占有されていました。

ここも観光スポットとして最近人気のようです。が、時間が限られているので日暮里はたぶんスキップするでしょうね。

その後は新宿、およびその日ネット仲間さん達と会食することになっていた渋谷で下車する予定でしたが、開始時刻まで余裕があったため、一つ手前の駅も追加。私にとっても初めて訪れる場所でしたが、聞きしに勝る雑踏に閉口。ただしLindaの一番下の妹さんや姪御さんには魅力的と映る可能性ありなので来月も来るかもしれません。

今や世界的に有名となった交差点。桜が邪魔ですが・・・・・

少し場所を変えればこうなります。ただし、本番でこの撮影地点を確保するのは容易ではないでしょう。

会場となった居酒屋の廊下があまりにも殺風景だったので1枚。

翌朝は日野へ行くLindaを新宿まで送った後、私は中央線快速→つくばエクスプレスと乗り継いで任務地の大学へ。これで3度目ですが、過去2回はJR常磐線の牛久か荒川沖で降り、バスで向かっていました。その鉄道路線が存在していなかったからです。ちなみに前夜のオフ会の参加者さんが何度も「てぃーえっくす」と言われていたのも最初は何のことか分かりませんでした。

ここまで前振りですが、初めて見たロゴは「イヌ」としか読めませんでした。既に言い尽くされているようですけど。


巨大な敷地を誇る大学ですが、建物はモノトーンだし、雰囲気も殺伐としているため、あまり好きではありません。

だからという訳でもないのですが、初日午後のイベント(総会や表彰式など)は勘弁してもらって、再びつくば駅前へ。

歩道橋に掲げられた横断幕を見かけたので行ってみる気になりました。長浜市内にあった湖北献血ルームが廃止となって以降、私が献血する機会は激減。(それまでは2週間空ければ可能な血漿成分献血を年に20回前後してきたのですが。)職場や地元のスーパーなどに巡回バスが来ることはあっても、全血(男性は400ml)のみとあっては見送るしかありませんでした。別ブログに書いていた事情のためです。それで、献血するのは関東出張時のみになっていました。たしか前々回(3年前)と前回(一昨年)はそれぞれ新宿と秋葉原の献血ルームだったと思います。

受付で「南米に住んでいたので血漿の成分献血しかダメですよね?」と尋ねたところ、「いいえ、400mlもOKですけど」という意外な返事。どうやら私が知らない間にルール変更があった模様です。(で、後で調べてみたところこういうことでした。どうやらシャーガス病の病原体に対する抗体検査によって輸血用血液としての安全性が確認されたというのが理由のようです。ただし血小板成分献血はこれまで通りできません。)とはいえ、私としてはドリンクを飲みながら読書をしたり等ゆったり過ごせる方が断然好ましいので、今回も血漿成分献血をお願いしました。

終了後にもらった献血カード。とうとう滋賀が消えてしまいました。(追記:ちなみに小さい字で書かれている「表彰・顕彰」の日付「H.26.06.28」が250回目で、それが滋賀での最終回でした。そして今気が付いてみれば、一昨日がおそらく「平成最後の献血」となるでしょう。来月の上京時にその時間は取れないと思うので。)しかし、全血献血がOKになったのであれば次に移動採血車が職場へ来た時には、と考えています。

2日目終了後、Lindaを迎えに日野へ行き、その後横浜へ。その夜も知人と会食する可能性があったのですが結局流れ、居酒屋で2人だけでの夕食となりました。(金曜夜の予約なしだったため何軒も回る羽目になりました。)

Lindaはすっかりお気に入りとなった海鮮丼に舌鼓。(苦手なワサビは丁寧に取り除いています。)「今度来る家族にも絶対これを食べてもらう」と言っていますが、生魚大丈夫かな? 実はアメ横でも海鮮丼を出している店を見ました。それと先述の中国系食堂がランチの有力候補ですが、どちらにしても長時間待ちは避けられないでしょうね。
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あとは待つだけ

2019-03-20 | 家族来日

お騒がせなルフトハンザ便もようやく「まともな」価格に戻ったようで、なぜかホッとしています。ちなみに上は旅行者1名で検索した結果で、往路はフランクフルトの前にチューリッヒでの乗り継ぎがあります。旅行代理店も「まともな」ところは撤退した模様ですね(笑)。

本当に言いたかったのはこれではなくて、昨日ラパスに赴いたElmaさんから来日ビザが無事発給されたとの連絡を受けました。あとは4月27日を待つだけです。
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Patricio/aあたり?

2019-03-10 | 家族来日
こちらに戻ってからは滋賀以外に京都&大阪1泊2日のミニ旅行も計画中ですが、他に日帰りのバスツアーも楽しんでもらおうと考えました。その第1希望はC社による5月1日出発のこれで既に申し込み済。ただし最少催行人員(28名様)に達していないため(この分だと中止かも)、同価格で既に催行が確定しているH社のこちら(5月4日出発)を予備として押さえることにしました。(もちろんC社の方が催行決定となった時点でH社の予約を取り消すことになります。ちなみに両社のツアーとも出発日の11日前までならキャンセル料はかかりません。)

ところで、その第2希望を申し込んだ直後にポイントが使えることに気が付いたため、一度キャンセルして再度手続きをすることになったのですが・・・・・・

先の申し込み時に同行者情報を保存する設定になっていたらしく、そのリストから選ぶだけで済みました。(なおLindaと父は昨年12月に登録されたようです。)それにしてもこういうのは少しぐらい間違っても参加を断られたりするはずがないので気が楽ですわ(自嘲)。

その途中でふと気が付きました。たしか1度目は出生順(年長順)に入力したはずなのになぜか入れ替わっている。とはいえLindaの兄弟姉妹7人についてはだいたい合ってる(イゴールさんとアナマリアさん、およびルセーロさんとナタリーさんが逆)。改めて見ると、このリストは五十音順に並んでいるだけなのですが、そこでVelásquez-Jiménez(←今度も間違えそうになった)家のご子息がまず母音で始まるように名付けられたことを思い出したのでした。(ただし改めて見るとI→A→E→O→Uで厳密なアルファベット順ではないですね。望んでいた順に男女が生まれなかったからでしょうか?)6人目からは子音開始ですが、こちらはC→L→Nでバッチリ。もし9人目が誕生していたら冒頭の子音文字はPQRSTVWXYZの何れかだったでしょう。もしものことを考えてZはなかったかな?(さらに双子や三つ子の可能性も考慮したら2文字以上温存する必要がありますね。)

人の名前で遊んですいません。
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後日譚(恥)

2019-03-06 | 家族来日
この前の富士山バスツアー初日の夜、入浴後部屋でくつろいでいた時のことでした。スマホをチェックしていたLindaが言いました。

「Elma(お姉さん)が『東京行きのチケットに記載されている自分達の名前が違っている』と知らせてきたんだけど・・・・・」

そんなはずはないと思いましたが、もしかしたら航空会社(ターキッシュエアラインズ)がミスったということはありうる。それならば訂正を依頼すれば良いだけのこと。旅行代理店を通していないので、面倒なことにはなるまいと深刻には考えませんでした。とんでもない勘違いでした。

翌日帰宅後にメールの送信記録を確認したところ、私が作成した搭乗者リストのうち別姓の1名(Lindaの姪御さん)を除く7名全員のファミリーネームが "VELASQUEZJIMENEZ" でなく "VALASQUEZJIMENEZ" になっていたと判明。(コピペが被害を拡大させました。)顔から血の気が引く思いでした。

上はターキッシュからの返信メールの一部ですが、これを受け取った直後に指摘さえしていれば・・・・・と悔やんでも後の祭り。(この誤記は先日の日記に掲載したeチケットの画像でも確認できますが、暢気なことにその記事作成中も全く気が付いていませんでした。)

そのメールに「お支払い前に必ずご旅程・お名前のスペルをご確認下さい。お名前については発券後の変更は一切できませんので、十分ご注意いただきますようお願い致します。」とあったので全員の名(GIVEN NAME)は何度も何度も見直したのに、あろうことか姓(FAMILY NAME)の方を打ち間違えた挙げ句(それもよりによって最初の母音でいきなり躓いたというのが我ながら情けない)、そのスペルミスを見逃してしまうとは!(一番怖かったのが日本語表記ではどちらも「ス」になる "S" と "Z" の間違いで、かつてLindaの姓を入れる時も慎重に慎重を重ねていたのですが・・・・・そっちが大丈夫だったので気が緩んだのでしょうか?)穴があったら入りたいとはまさにこのことですが、それで済む問題ではありません。

すぐさまメールで「先日送信した搭乗者リストのうち最初から7人目までの姓は "VALASQUEZJIMENEZ" ではなく "VELASQUEZ...." です。可能なら変更させていただきたく存じます。よろしくお願いします。」と書き送ったものの、それだけでは不安だったため電話。女性職員が日本語で対応してくれたものの、かなり聴き取りにくい。土曜のしかも午後10時過ぎで東京の予約・発券オフィスは時間外。そのため外国人のオペレーターさんが応答したものと思われます。(海外のコールセンターへ転送されたのかも。)

そこで同じ依頼をしたものの、「こちらで変更はできませんのでトルコの本部にその旨を伝え、後日その結果をお知らせします」という回答しか得られず。そのため翌日曜はずっと落ち込み、食事も喉を通らない有様でした。(Lindaは「だいじょうぶ」と慰めてくれましたが。)

ネットで情報を集めてみたところ、「1字だけなら問題なし」「3字までなら無料で訂正してくれる」「姓はダメだが名はOK」などまちまち。が、最も多かったのは「発券後の修正は一切できないので一旦キャンセルして買い直すしかない」という記述。そのワーストケースはキャンセル不可もしくはキャンセル料100%の航空券。全額がパーになるだけでなく、下手をしたら(安いチケットがなくなってしまっていたら)新規購入のためそれ以上の額を支払わなければならない可能性もあります。

ターキッシュの国際線運賃規則によると、それに該当するのが "Economy Promotion" のようで「キャンセルおよび払い戻しはできません。税金のみ払い戻し可能です。発券手数料および燃油サーチャージの払い戻しはできません。」と書かれています。しかしながら、私が買ったのは "Economy セミフレキシブル"(制限付きエコノミー)で「出発前は、航空券代から規定の額を差し引いた残額を払い戻しいたします(以下略)」でした。また予約時に受け取ったメールを見返したところ「発券後のキャンセル・返金:260.00 USD の手数料徴収後、残額払い戻し」とありました。どうやら最悪の事態(丸損)は免れそう・・・・・ですが、260×7=1820 USドル(ほぼ20万円)は痛すぎる。たった1文字のミス(×7回ですが)で最低でも月給の○割相当を失うことになるのですから、凹むのも当然でしょう。

(なお、件の便の運賃は購入時とほぼ同額まで下がっていましたが、再びオフィスを通して買うとなればやはり発券手数料4320円×人数分が必要となります。(ついでながら発券手数料の払い戻しはできないとのこと。) それを浮かすにはオンラインで購入すれば良い訳ですが、航空会社のサイトで何度もエラーが出てはねられたようにカードでの決済ができない可能性はあります。それについては追記で。)

ずっと待っていたものの結局その日は回答の電話は来ず。それで居ても立ってもいられなくなった私は翌朝再びコールセンターにかけました。今度は東京支社の営業時間内だったため日本人のオペレーターさんが出ました。「土曜日の夜にお願いした件ですが・・・・・」と切り出したものの話は通じず(まだメールが開封されていなかった模様)。それで改めて事情を説明したところ、「そういうことでしたらチェックインの時に正しいお名前が表示されるよう情報を追加しておきます。それで搭乗できなかったということは聞いたことがありません。」という返答が。

実は私もそれを予想(期待)していました。情報収集中に見つけたこちらに同様の救済措置(備考欄への注記)のことが書かれていたので。その方もトルコ航空(現ターキッシュエアラインズ)のチケット購入時における名前のミスタイプ。さらにブラジル在住のようですから、サンパウロで搭乗することになるLindaの家族と状況は似通っています。

通話終了後しばらくして同趣旨のメール返信も届きました。

 泉様

 本日はお電話いただきありがとうございました。

 ご予約コード:XXXXXX についてお電話にてご案内させていただいたとおり、
 7名様分の正しいお名前をチェックインにて弊社スタッフが確認できる
 メッセージとして入力しております。

 こちらのメッセージがご搭乗の確約をするものではございません。
 予めご理解の程、宜しくお願い致します。

最後の2行は立場上そう書くしかないでしょうね。それはともかく、これでだいぶ気が楽になりました。さらに同日の夜(今度は午後9時頃)には、二日前に対応してくれたのと同じオペレーターさんによる「トルコの本部から『そのままでも搭乗可能』という回答がありました」という電話連絡も。本部による太鼓判は非常に心強い! それでも搭乗が100%保証された訳ではありませんが、これ以上ジタバタするのは止めることに決めました。ご家族にはこの状況のままサンパウロに向かってもらいます。ただし、もちろんこの経緯をしっかり伝えるとともに、もしチェックイン時に揉めるようなことになったら正しい姓を記載した追加情報について説明し、確認してもらうよう念を押すつもりです。

何にしても出発当日にご家族から「無事に搭乗手続きが済んだ」という連絡を受けるまで不安からは逃れられないでしょうね。(サンパウロのグアルーリョス国際空港の無料Wi-Fiは1時間だけなので、手続きが終わってから接続するよう伝えておかないと。帰りの成田は私が同行するので何とかなると思いますけど。)非は全て当方にあり、自業自得といえますが。

追記1 
 本文中に括弧書きで記したクレジットカードによる航空券の購入がうまくいかない理由について、「備考欄への注記」と同じ執筆者さんによるブログ記事で説明されています。要は高額の支払いゆえに承認が下りなかった(セキュリティの解除とやらをしてもらう必要あり)というもの。一応納得ですが、6年前に父とペルー旅行した時は2人分の代金が今回の航空券8人分を少し上回る額だったにもかかわらず、すんなり決済されました。なので疑問は完全には解消していません。

追記2
 上記「情報収集」から感じたこと。「航空券、名前、間違い(あるいはスペルミス)」などで検索すると、「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などに寄せられている多くの質問が見つかります。(とくに多いのが姓と名が逆になってしまっているというものです。)この世には私のようなウッカリ者が結構いるということでしょうが、それらに対する回答で一番多かったのが、やはり「たとえ1字違いでも搭乗できないからキャンセルして買い直せ」でした。(さらに「甘ったれるな」のような叱責口調の回答者も少なからず。)けれども、今回の失敗を通して私が学んだのは「名義の変更(別人が搭乗すること)は絶対不可能だが、氏名の変更についてはその限りではない」ということでした。なので「ずいぶん無責任なことを書くなぁ」と思わずにはいられませんでした。

たしかに航空会社や旅行代理店の規定には「パスポートと航空券の氏名が完全に一致していなければならない」という文言が存在するのでしょう。(それがないと「ちょっとぐらい違っててもいいじゃない」とごねられた時に断れませんから。)が、今回個人の旅行記等を読んだ限りでは「高いキャンセル料を払わされた」のような恨み言は目にしても、「丸腰でチェックインに臨んで玉砕した」という事例は皆無でした。ですから、自身の体験に基づいて「搭乗を拒否されるから買い直せ」と助言しているのではなく、所詮はこの規定(原則論)を振りかざしているだけの回答がほとんどと思って間違いないでしょう。絶対に鵜呑みにしてはいけません。(まずは自分のできる限りのことを試み、それでもダメなら初めてキャンセル→買い直しを検討すればいいと思います。ここでも触れられている「付帯情報として記録」は絶対に試す価値があります。)むしろ匿名の&責任を負う必要のない回答者が出入りするような場所で相談しても何一つ良いことはないと考えるべきではないでしょうか。(個人のサイトでも単に伝聞を記しているだけというのが少なくないです。)

なお、私が今回助かりそうな状況になっているのも「たまたま(運が良かっただけ)」だった可能性は当然あります。(航空会社から直接買ったこと、その航空会社に理解があったことはもちろんですが、搭乗日が2ヶ月以上先だったことも大きいでしょう。)もしかすると同様のトラブルを抱えた方が将来ここを訪れることがあるかもしれませんが、くれぐれも「自分はお前と同じことをしても乗れなかった。いったいどうしてくれる!」などと怒鳴り込んだりしないように(予防線)。ネット情報は参考にするものであって決して信じるものではありませんから。私の失敗談が「他山の石」となることを願うばかりです。(そのお返しに、という訳でもないですが、ご家族が4月27日に無事来日できることを私たちと一緒に祈ってもらえたらありがたいです。)

追記3(恥の上塗り)
 その後Lindaから「実はBoA(Boliviana de Aviación)の方も間違っていたのよ」と教えられました。(同じ日に知らせると私が大パニックに陥ると考え、黙ってくれていたようです。)そこで慌ててeチケットの添付されたメールを見たら・・・・・

やっぱり "VALASQUEZJIMENEZ" になってました。魔が差したとしか言いようがない!(ターキッシュに送ったメール文から何も考えずにコピペ入力したのがここでも仇となりました。)BoAのオフィスはコチャバンバにもあるので、交渉はあちらでやってくれるそうですが、変更手数料が発生するとしたら申し訳ないです。(とはいえ、3年前に "YASUJIRO" という (西語の発音には忠実ながら) パスポートとは異なる綴りで国内便が予約されてしまった時の修正コストはそんなに高くなかったと記憶しています。)

こんなチョンボをやらかす確率も齢を重ねるにつれて上がっていくのだろうな、と考えたら気分が沈んできました。自分で飛行機のチケットを取るのもこれで最後にしようかと考えているところです。(払い戻し手数料が安いJRの切符などは今後も続けますけど。)

追記4
 後日気が付きましたが、この誤った姓があちこちで自動入力の候補として出てくるようになってしまいました。正しい方は表示されないというのに。実にいまいましい!

追記5
 BoAの変更手続きが無事完了したと連絡がありました。一人10USドル(計70USドル)かかったとのこと。このくらいならまあ許してもらえるでしょう。それよりも現在価格が約3.7万まで下がっているのが悔しい!

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