国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

雑踏は似合わない

2016-11-21 | 日記
ナミビア出張前の最後の日曜ということで昨日は市内(ただし旧木之本町)にある鶏足寺の紅葉を見に行くことにしました。

上図のように家からは15kmちょっと。Lindaの走力(私のランニングとどっこいどっこい)でも片道1時間半ほどの道のりなので自転車で行くことも考えたのですが、今月いっぱいの運行ということで日曜限定臨時列車のSL北びわこ号に乗ることにしました。

このように朝からすごい霧でした。そのためこの時間帯の列車はことごとく延着。



それでちょっと心配しましたが、結局5分遅れで長浜駅を出発。



車窓から見えるはずの風景についての車内放送もほとんど無意味でしたが、私たちはSLに乗ることが目的だったので問題なし。乗客のほとんどは子ども連れでしたが、Lindaも童心に返ったかのように大喜び。とくに汽笛と煙が気に入ったようでした。

約30分で終点木ノ本に到着。こちらによると、かつては上下運転(往復)だったそうですが、今は下り列車のみで帰りの木ノ本→米原は回送運転となっています。私たちは急いで降りて先頭の機関車を目指しましたが、アナウンスによると40分近く停車しているとのことで写真撮影の時間は十分あります。

駅からは紅葉循環バス(1日乗り放題で300円)に乗って石道会館で降車、そして徒歩で鶏足寺へ向かいました。



この寺が湖北随一の紅葉スポットだとは聞いていたものの、これほど人が多いとは!(駐車場には観光バスが何台も停まっていました。)実物を初めて見るLindaはともかく、紅葉にはやはり寂寥感や無常観のようなものが相応しいと考えている私は少し辟易しました。

帰りのバスも通勤電車並みのぎゅうぎゅう詰め。おそらくボランティアガイドのおばさん、いやお姉さんは「(木ノ本駅の前に停車する)きのもと交遊館で降りてぜひ木之本の街を見ていって下さい」と言っていましたが、実際に降りたのは私たちを含め数名だけでした。



交遊館でコーヒー(レギュラーなのに1杯100円!)を飲んだ後、お姉さんが「紅葉の穴場」と言っていた意冨布良(おほふら)神社へ向かいました。





雰囲気は断然こっちですね。私からもお勧めします。

駅に着いたらまたしてもSLが。午後の便(14時着の北びわこ3号)のことをすっかり忘れていました。普段なら回送で誰も乗っていないはずですが、昨日は某旅行会社の貸し切り車両となっていました。Lindaは「行きは子どもばっかりだったのに帰りはお年寄りばっかりで面白い」と言ってました。

米原まではこの電気機関車が引っ張ります。が、これでは魅力半減以下ですね。(転車台さえあれば・・・・・)

明後日の勤労感謝の日も車で出かけるつもりですが、最初の目的地は(たぶん)寂しい所です。
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