米合衆国大統領予備選挙の「スーパー・チューズデー」が終わり、民主党の候補者争いは事実上左派のサンダース氏 vs 中道のバイデン氏の一騎打ちとなりました。先日採り上げた鰤ジェッジ氏やクロブシャー氏が投票前に、そして前NY市長も昨日撤退を表明し、民主党主流派が中道候補の一本化を進めた結果です。政治の世界に限らず、こういう構図はどこにでも見られるのでしょうが、そういえば以前に何か書いていたな、と思い出したので捜してみたところ、ずいぶん前(4年前)の記事だったので、その引用箇所を再掲しておきますね。
正統派が結束するのは、同じ純粋さのまわりに集まって結束するのではなく、特定の「異端」を追い出すためにのみ結束するのである。自分達の内部には、時にはその「異端」と自分達の間の距離よりもっと大きな相違をかかえていても、そんなことは一向に構わないのだ(田川建三著「書物としての新約聖書」から)。
ところでヒスパニック系から圧倒的支持を集めているサンダース氏をLindaはまるで評価していません。「社会主義者は信用できない」というのがその理由ですが、長いこと続いたボリビアの前政権にいい思い出がほとんどないからでしょうね。
正統派が結束するのは、同じ純粋さのまわりに集まって結束するのではなく、特定の「異端」を追い出すためにのみ結束するのである。自分達の内部には、時にはその「異端」と自分達の間の距離よりもっと大きな相違をかかえていても、そんなことは一向に構わないのだ(田川建三著「書物としての新約聖書」から)。
ところでヒスパニック系から圧倒的支持を集めているサンダース氏をLindaはまるで評価していません。「社会主義者は信用できない」というのがその理由ですが、長いこと続いたボリビアの前政権にいい思い出がほとんどないからでしょうね。