私たちがスカイプのビデオ通話を始めて数ヶ月経ってからのことですが、Lindaが相槌を打つ時などに "Amado" と言っていることに私は気が付きました。最初は聞き間違いではないかと思いましたが、そうではありませんでした。(通話だけでなくメッセージでもそうでした。スカイプのログを見たら最初は2014/07/28でした。)
"amado" は英語の "beloved" あたりが相当すると思います。日本語では「愛しい人」あたりでしょうか。私には意外でした。既に友人以上の関係であるとは思っていましたが。
とにかく向こうが "amado" を使ってきたからには、こちらもそれ相応の呼び方が必要だろうということで、私は深く考えることなく次のメッセージに "cariño"(英語なら"Daring"が相当するでしょうか?)という言葉を使ってみたのですが・・・・・・・それが原因で波紋が生じることになりました。
ある日Lindaは「あなたは私の恋人ですか?」と尋ねてきました。(初めて "cariño" を使った日から2ヶ月が経とうとしていました。)「ええっ!それってこっちで決めていいことなの?」と思いましたが、後を読んでみると「私たち(ラテンアメリカ人)はその言葉を恋人か婚約者にしか使わないけど、あなたは日本人だから単なる親愛の気持ちで使っているんでしょうね」と突き放すような文章だったので、ちょっと焦りました。
それで翌日弁解を試みました。「その言葉はドラマの『フレンズ』で知ったけど(注)、それが出てくるシーンがとても気に入っていたのでつい真似をしてみたんだ。でも日本人の僕には正確なニュアンスはもちろんわかっていない。」(注:事実です。主要登場人物6人の間でよく使われていました。思うにあのドラマでは (特別な場面は別として) "I love you" でさえそうだったような。)それが良くなかったらしく、却ってLindaを落胆させてしまったようです。が、「もし君のような素敵な人が近くにいたら必ずや恋人にしたいと思うだろう」で締め括ったのは今思うと致命傷になってもおかしくないほどの失策でした。
2日後の返事は彼女にしては異例といえるほど長く、誤字も目立ちました。自分で書いていましたが相当にストレスが溜まっていた様子。そして最後は「あなたの近くに素敵な人が現れるよう神様にお祈りしています。もうたくさん。」(投げやり口調?)で結ばれていました。これには本当に焦りました。先の「君のような」は暗に彼女のことを指していたにもかかわらず、それが伝わらずに額面通り受け取られてしまったのです。暗雲が立ちこめて今にもどしゃ降りになりそうな状況でした。
この時ほど外国語によるコミュニケーションの難しさを感じたことは後にも先にもありません。(そして日本語でも同じでしょうがメールは恐いです。)私の力量不足はもちろんですが、そもそもの発端である "cariño" 問題は日本語と外国語の単語がきちんと対応していないこと(実際ありえませんが)から生じた行き違いです。(なお、これを書くにあたってスカイプのメッセージを読み返してみましたが、今になってもLindaが何を言いたかったのかが完全には理解できていません。)
その後私はさらなる誤解が生じることを恐れ、それ以上の説明は止めました。そして週末の通話で先のメールの真意を丁寧に説明してから、「君は僕にとって一番大切な女性だ」と言いました。(メッセージと違い通話は時間しか記録が残っていないので何を話したかはよく憶えていませんが、とにかくあの時は必死でした。)それでLindaはわだかまりを解いてくれたようです。二人の関係がギクシャクしたのはそれが最初で最後となりました。
以後私が "cariño" を封印したのはもちろんですが、このいざこざを経てLindaとの距離が一気に近くなったのを感じました。そして、いつしか通話が終わってさよならを言う際にどちらからともなく "I love you." を口にするようになりました。(ただし同じ意味の "Te quero." はどちらも口にしませんでした。最後の最後まで取っておくべき大切な言葉であることを二人とも分かっていましたので。)
"amado" は英語の "beloved" あたりが相当すると思います。日本語では「愛しい人」あたりでしょうか。私には意外でした。既に友人以上の関係であるとは思っていましたが。
とにかく向こうが "amado" を使ってきたからには、こちらもそれ相応の呼び方が必要だろうということで、私は深く考えることなく次のメッセージに "cariño"(英語なら"Daring"が相当するでしょうか?)という言葉を使ってみたのですが・・・・・・・それが原因で波紋が生じることになりました。
ある日Lindaは「あなたは私の恋人ですか?」と尋ねてきました。(初めて "cariño" を使った日から2ヶ月が経とうとしていました。)「ええっ!それってこっちで決めていいことなの?」と思いましたが、後を読んでみると「私たち(ラテンアメリカ人)はその言葉を恋人か婚約者にしか使わないけど、あなたは日本人だから単なる親愛の気持ちで使っているんでしょうね」と突き放すような文章だったので、ちょっと焦りました。
それで翌日弁解を試みました。「その言葉はドラマの『フレンズ』で知ったけど(注)、それが出てくるシーンがとても気に入っていたのでつい真似をしてみたんだ。でも日本人の僕には正確なニュアンスはもちろんわかっていない。」(注:事実です。主要登場人物6人の間でよく使われていました。思うにあのドラマでは (特別な場面は別として) "I love you" でさえそうだったような。)それが良くなかったらしく、却ってLindaを落胆させてしまったようです。が、「もし君のような素敵な人が近くにいたら必ずや恋人にしたいと思うだろう」で締め括ったのは今思うと致命傷になってもおかしくないほどの失策でした。
2日後の返事は彼女にしては異例といえるほど長く、誤字も目立ちました。自分で書いていましたが相当にストレスが溜まっていた様子。そして最後は「あなたの近くに素敵な人が現れるよう神様にお祈りしています。もうたくさん。」(投げやり口調?)で結ばれていました。これには本当に焦りました。先の「君のような」は暗に彼女のことを指していたにもかかわらず、それが伝わらずに額面通り受け取られてしまったのです。暗雲が立ちこめて今にもどしゃ降りになりそうな状況でした。
この時ほど外国語によるコミュニケーションの難しさを感じたことは後にも先にもありません。(そして日本語でも同じでしょうがメールは恐いです。)私の力量不足はもちろんですが、そもそもの発端である "cariño" 問題は日本語と外国語の単語がきちんと対応していないこと(実際ありえませんが)から生じた行き違いです。(なお、これを書くにあたってスカイプのメッセージを読み返してみましたが、今になってもLindaが何を言いたかったのかが完全には理解できていません。)
その後私はさらなる誤解が生じることを恐れ、それ以上の説明は止めました。そして週末の通話で先のメールの真意を丁寧に説明してから、「君は僕にとって一番大切な女性だ」と言いました。(メッセージと違い通話は時間しか記録が残っていないので何を話したかはよく憶えていませんが、とにかくあの時は必死でした。)それでLindaはわだかまりを解いてくれたようです。二人の関係がギクシャクしたのはそれが最初で最後となりました。
以後私が "cariño" を封印したのはもちろんですが、このいざこざを経てLindaとの距離が一気に近くなったのを感じました。そして、いつしか通話が終わってさよならを言う際にどちらからともなく "I love you." を口にするようになりました。(ただし同じ意味の "Te quero." はどちらも口にしませんでした。最後の最後まで取っておくべき大切な言葉であることを二人とも分かっていましたので。)
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このブログにたどり着きました。
ブログで結婚を知るとは!!!
まずは、おめでとう~~~。
セスタバシカのブログでは
自転車でうろうろしている日常しか出てこないのですが、実はラブラブだったのですね。
さっそく明日は休みのことだし、
ゆっくりいきさつを読ませてもらいます。
それからまたコメントします。
たのしみ~。
とにかくおめでとう!
コメントありがとうございます。
筆無精なので個別の近況報告はしていません。「ブログに上げときゃ十分、そのうち見るだろう」と思って(苦笑)。
以下内輪話ですが、お知らせいただいた9月末のアサードの日はニューヨークにいました。来年は二人で参加しようか、とも思ったのですが、パラグアイとボリビアはあんまり仲がよろしくないみたいなので微妙ですね。
ところでリアルタイムアクセス解析に表示される「あしあと」ですが、「えっ、あの人が?」と思うような方にも閲覧していただいたようで恐縮してしまいました。でも、あの「あしあと」はどうなんでしょうね? 履歴に残るのが嫌で閲覧をためらう人もいるかもしれないと考えたら一長一短かもしれません。
「あしあと」はわざわざ「つける」ものだと思っていました。
つまり「このサイトを覗いてください」という
お誘いだと思っていたのですが、
自然につくものならば、気をつけなければいけませんね。
実はこのブログよりもセスタバジカの方が訪問者数(IP)は2倍以上多いんです。(昨日も85対38で完敗でした。)ろくに更新していないにもかかわらず。
しかしながらアクセス解析(無料ユーザでも時々利用可能)のブラウザリストを見てみると、大部分はGooglebotやbingbotといった検索エンジン用のクローラ(インデックスを作成するためのWebロボット)による情報収集目的でした。
なぜこっちには来ないんでしょうか? 不思議です。