築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

佐渡の次は・・

2020-06-06 08:59:20 | Weblog
昨日、やっとと言いますか、今まで少なかった日本海の定置網が佐渡島からこのシーズン初で
数多めにきたのですが、その翌日にはもう境港の旋網漁が一気に(^^;;)
昨年のこの時期にも書いたと思いますが、個人的には魚体があまり大きくないサイズでも
大捕りの旋網漁には資源保護の観点で、なんとも複雑ではあります。
ただ皆さんそれぞれ、生活も掛かってます。
今年は新型コロナウイルスで余計にそれを強く感じますし、まぁセリ場に出れば下付けして
買っている(仕入れている)私たちも偉そうなことは言えないというのが本当のところですね。

ということで39キロと小さめなんですが・・・



境港の旋網本マグロです。
長崎県や対馬の定置網のマグロは脂薄いんですが、境港は脂ありますね!

今日その他にもいろいろと近海の本マグロもありの、ニュージーランド産の天然インドありの
相変わらず無い(少ない)のはメバチという状況。
その本数の割には意外と相場は安くは無いんですが、まぁべらぼうに高くも無いという・・・
そんな感じです。

相場が上がらなきゃ漁師さんも苦しい、荷主さんも苦しい、大卸も苦しけりゃ仲卸も苦しい。
そして飲食店も・・・ですよね。

いつまで続くのか・・・本当に厳しい状況が続きますが、先が見えなにのは不安ですよね~


早くワクチンが完成しますように・・・・