築地まぐろ屋3代目 豊洲市場場内からのマグロ新鮮情報

築地市場場内で40年以上のマグロ仲卸をしている、『松井水産』より、豊洲に移動しマグロの仕入れ情報、お得情報を毎日に配信

再び、セーフ(笑)

2021-05-13 09:30:30 | Weblog
休市明けの本日も引き続き出ております、塩釜の旋網本マグロ!
あいかわらずデッカイ魚体です。
下は130キロ弱から200キロオーバーまで。
旋網自体はそれほど本数も多くはありませんでしたが、他に近海物は
沖縄があったり、房州のチャンキがあったり、日本海の定置があったりで
なんだかんだで近海のでかい魚ばかり結構な本数。
この売れない時にデカい魚体は本当に頭を悩ませてくれます。
売り切ること然り、そしてヤケが多いことしかりで・・・

で、やっぱりヤケが怖いんですよね~~
旋網といえど昔のようにそこまで安い値段ではないですし、今のこんな状況ですし・・・
ということでセリの前はいつもよりかなり慎重に、入念に下付けしてます(^^;;)
ちょっとでも不不安要素のある魚を無理して仕入れて良かったためしがないもので。。

あまり魚体の大きすぎる物、脂のあり過ぎる物、そして身の水っぽいものは外すと
何本も下付けでは付けられる魚が無いんですよね~
そんな中から値のなるべく安く仕入れられるものを・・・となるとタイミングも必要。
いろいろ悩みましたが、なにせセリは数秒で取引が決まってしまいます。
そんなに考えている時間もないのですが、130キロの塩釜旋網をセリ落としました。
もう買った以上はあとは焼けが無いことを祈るだけ・・・



今回もセーフでした!
でも感じ的にこのサイズ、脂でギリギリ??なのかな??と。

やはりきくと周りは焼けている魚も多いみたいですね。。
おーこわっ(><)

毎回毎回、本当に綱渡りですよ~~(泣)

今日は本マグロの他にニュージーランドの天然インドも出ておりましたね。
インドは旋網よりも高いと思います。
意外と思うかもしれませんが、日によっては本マグロよりもインドの方が高いことなんて
ザラにあります。バチの方が高いことだってありますからね。


厳しい状況は続きますが、どーにか踏ん張っていかないと・・・ですね!!