リバプールの3トップが大爆発
プレミアリーグの第19節は、ともに上位をうかがうトッテナムとリバプールの対戦になった。
フォーメーションが3-4-3のトッテナムは、相手ボールになるとディフェンディングサードまでリトリートして5-3-2のブロックを作る。必然的にそのぶん4-3-3のリバプールは前がかりになり2-5-3に変化する。
トッテナムが守備時5-3-2なのは、いかにも守備的なモウリーニョ監督らしい。他方、トッテナムはビルドアップ後は3-2-5になって攻める。
プレミアらしい長いボールが芸術的だ
両チームとも基本2タッチでボールをつなぐが、ショートパスだけでなくダイアゴナルな長いサイドチェンジのボールや、敵のライン裏に測ったように落とすロングボールが非常に正確だ。
見ていてワクワクする。
トッテナムはハリー・ケインのポストプレイとソン・フンミンの裏抜けの合わせ技で突破を図る。
一方、リバプールは偽9番であるフィルミーノの下りる動きが効果的にチャンスを作り、アレクサンダー・アーノルドとマネが大活躍した。
最後に笑うのはマンCか? リバプールか?
大爆発したリバプールの3点は、まず前半49分。左のマネがライン裏にスルーパスを出し、フィルミーノがこれを決めた。
続く後半2分にはマネが左45度からシュートし、GKが弾いたリバウンドをアレクサンダー・アーノルドが押し込んだ。
大団円の3点目は後半20分。右サイドのアレクサンダー・アーノルドからの長いアーリークロスを、左のマネがダイレクトで叩き込んだ。
リバプールのサラーにはVARでハンドになって消えた幻のゴールもあり、このところ沈黙していたリバプールの3トップが完全復活した。
こう書くとハデさばかりが強調されるが、その裏で戦術的なコクと駆け引きがいっぱいの濃厚なゲームだった。
順位表の上位を見ると、今季好調なマンチェスター・ユナイテッドは戦術でなく個の力だけで上位争いをしている。長いシーズン、個人の好不調は必ず出てくる。ゆえにマンUはシーズン終了まで好調を維持するのはむずかしいと見る。
となれば結局最後に笑うのは、例によってマンチェスターシティかリバプールになるのではないだろうか?
【関連記事】
【プレミアリーグ】幻の首位攻防戦 2020−21/第19節 〜リバプール0−0マンU
プレミアリーグの第19節は、ともに上位をうかがうトッテナムとリバプールの対戦になった。
フォーメーションが3-4-3のトッテナムは、相手ボールになるとディフェンディングサードまでリトリートして5-3-2のブロックを作る。必然的にそのぶん4-3-3のリバプールは前がかりになり2-5-3に変化する。
トッテナムが守備時5-3-2なのは、いかにも守備的なモウリーニョ監督らしい。他方、トッテナムはビルドアップ後は3-2-5になって攻める。
プレミアらしい長いボールが芸術的だ
両チームとも基本2タッチでボールをつなぐが、ショートパスだけでなくダイアゴナルな長いサイドチェンジのボールや、敵のライン裏に測ったように落とすロングボールが非常に正確だ。
見ていてワクワクする。
トッテナムはハリー・ケインのポストプレイとソン・フンミンの裏抜けの合わせ技で突破を図る。
一方、リバプールは偽9番であるフィルミーノの下りる動きが効果的にチャンスを作り、アレクサンダー・アーノルドとマネが大活躍した。
最後に笑うのはマンCか? リバプールか?
大爆発したリバプールの3点は、まず前半49分。左のマネがライン裏にスルーパスを出し、フィルミーノがこれを決めた。
続く後半2分にはマネが左45度からシュートし、GKが弾いたリバウンドをアレクサンダー・アーノルドが押し込んだ。
大団円の3点目は後半20分。右サイドのアレクサンダー・アーノルドからの長いアーリークロスを、左のマネがダイレクトで叩き込んだ。
リバプールのサラーにはVARでハンドになって消えた幻のゴールもあり、このところ沈黙していたリバプールの3トップが完全復活した。
こう書くとハデさばかりが強調されるが、その裏で戦術的なコクと駆け引きがいっぱいの濃厚なゲームだった。
順位表の上位を見ると、今季好調なマンチェスター・ユナイテッドは戦術でなく個の力だけで上位争いをしている。長いシーズン、個人の好不調は必ず出てくる。ゆえにマンUはシーズン終了まで好調を維持するのはむずかしいと見る。
となれば結局最後に笑うのは、例によってマンチェスターシティかリバプールになるのではないだろうか?
【関連記事】
【プレミアリーグ】幻の首位攻防戦 2020−21/第19節 〜リバプール0−0マンU