鎌田と伊藤が気を吐く
久しぶりの代表戦である。日本代表はキリンチャレンジ杯でパラグアイと戦った。
日本は代表復帰を果たしたMF鎌田や右WG堂安がスタメン出場したほか、初招集・初スタメンを飾ったDF伊藤洋輝が途中、左SBからCBに「移転」しユーティリティ性を発揮した。ベンチスタートが多かった原口にもスタメンのチャンスが与えられた。
試合は日本が2点を取って先攻し、その後パラグアイに1点差に詰め寄られるも、日本は2点を取って突き放した。
試合を通して見ると、鎌田の氷のような落ち着きと伊藤の大器ぶりが光った。伊藤は一発合格だろう。彼らはともにドイツでプレイするプレイヤーである。
そのほか原口の攻守に身を挺した粘りのある熱いプレイも光った。また三笘がボールを持った時の存在感も圧倒的だった。
久しぶりにワクワクするような試合を見せた日本はこの日、パラグアイに快勝した後、続く6日には待望のブラジル戦を迎えることになる。
先制点はジャガー浅野だ
日本のフォーメーションは4-3-3。スタメンはGKがシュミット・ダニエル。最終ラインは右から山根視来、谷口彰悟、吉田麻也、伊藤洋輝。
アンカーは遠藤航、インサイドハーフは原口元気と鎌田大地。前線は右から堂安律、浅野拓磨、三笘薫だ。
一方、パラグアイのフォーメーションは4-1-3-2である。
前半11分。左サイドでボールを持った三笘がワンフェイクから完全にどフリーになり、マイナスに折り返した。鎌田がシュートまで行くが左ポストに当たり惜しくも入らず。
それにしてもワンモーションでフリーになれる三笘のプレイは十分な期待感を抱かせる。
また原口は攻守に利いており非常にいい。
一方、シュミット・ダニエルは前半30分まででワクに飛ぶ2本のシュートをセーブした。彼は味方から落とされてきたボールをダイレクトで前にパスしている。相変わらず足元がうまい。
伊藤はインナーラップしてボールを受けたりシュートも放つなど初代表、初スタメンながら気を吐いている。身長186cm・体重78kgの体格が頼もしい。
前半36分。日本は自陣から前線にロングボールを入れると浅野が落として原口が受ける。センターサークル付近で原口がその落としからのボールを右前にパス。受けた浅野がうまくボールを浮かし、楽にゴールへ叩き込んだ。日本が先制だ。
続く前半42分。右サイドの堂安が左足でゴール前に斜めのクロスを入れ、鎌田がダイレクトでヘディングシュート。早速2点目だ。鎌田はパス出しもよく、脱力しひょうひょうとしたその落ち着きぶりが恐ろしいほどだ。
三笘が浮かせたナイスゴール
試合は後半に入り、立ち上がりから選手交代だ。アンカーに板倉滉を、左SBに中山雄太を投入。これで左SBを務めていた伊藤はCBに移った。
後半14分。パラグアイにペナルティエリア手前右からシュートを決められる。2-1と追い上げられる。
そして後半15分。左サイドでボールをもらった三笘が、ワンタッチでボールを前へ押し出しボールを浮かせてうまいシュートを決めた。3-1だ。
後半17分には、原口に代えて田中碧を投入。
アンカーの板倉がカラダを入れてボールを奪う。彼も非常にいい。
後半26分、堂安に代えて久保建英を投入。
続く後半40分。ゴール中央手前でボールをもらった田中が、2タッチでシュートを決める。ファーストタッチがすばらしかった。4-1だ。
そしてゲームセット。
日本は概ね、チームのもてる武器を出した。鎌田と三笘、原口、伊藤、堂安、田中、板倉と多くの選手が結果を出した。久しぶりの代表戦だったが、チームはしっかり良さを見せてくれたようだ。
久しぶりの代表戦である。日本代表はキリンチャレンジ杯でパラグアイと戦った。
日本は代表復帰を果たしたMF鎌田や右WG堂安がスタメン出場したほか、初招集・初スタメンを飾ったDF伊藤洋輝が途中、左SBからCBに「移転」しユーティリティ性を発揮した。ベンチスタートが多かった原口にもスタメンのチャンスが与えられた。
試合は日本が2点を取って先攻し、その後パラグアイに1点差に詰め寄られるも、日本は2点を取って突き放した。
試合を通して見ると、鎌田の氷のような落ち着きと伊藤の大器ぶりが光った。伊藤は一発合格だろう。彼らはともにドイツでプレイするプレイヤーである。
そのほか原口の攻守に身を挺した粘りのある熱いプレイも光った。また三笘がボールを持った時の存在感も圧倒的だった。
久しぶりにワクワクするような試合を見せた日本はこの日、パラグアイに快勝した後、続く6日には待望のブラジル戦を迎えることになる。
先制点はジャガー浅野だ
日本のフォーメーションは4-3-3。スタメンはGKがシュミット・ダニエル。最終ラインは右から山根視来、谷口彰悟、吉田麻也、伊藤洋輝。
アンカーは遠藤航、インサイドハーフは原口元気と鎌田大地。前線は右から堂安律、浅野拓磨、三笘薫だ。
一方、パラグアイのフォーメーションは4-1-3-2である。
前半11分。左サイドでボールを持った三笘がワンフェイクから完全にどフリーになり、マイナスに折り返した。鎌田がシュートまで行くが左ポストに当たり惜しくも入らず。
それにしてもワンモーションでフリーになれる三笘のプレイは十分な期待感を抱かせる。
また原口は攻守に利いており非常にいい。
一方、シュミット・ダニエルは前半30分まででワクに飛ぶ2本のシュートをセーブした。彼は味方から落とされてきたボールをダイレクトで前にパスしている。相変わらず足元がうまい。
伊藤はインナーラップしてボールを受けたりシュートも放つなど初代表、初スタメンながら気を吐いている。身長186cm・体重78kgの体格が頼もしい。
前半36分。日本は自陣から前線にロングボールを入れると浅野が落として原口が受ける。センターサークル付近で原口がその落としからのボールを右前にパス。受けた浅野がうまくボールを浮かし、楽にゴールへ叩き込んだ。日本が先制だ。
続く前半42分。右サイドの堂安が左足でゴール前に斜めのクロスを入れ、鎌田がダイレクトでヘディングシュート。早速2点目だ。鎌田はパス出しもよく、脱力しひょうひょうとしたその落ち着きぶりが恐ろしいほどだ。
三笘が浮かせたナイスゴール
試合は後半に入り、立ち上がりから選手交代だ。アンカーに板倉滉を、左SBに中山雄太を投入。これで左SBを務めていた伊藤はCBに移った。
後半14分。パラグアイにペナルティエリア手前右からシュートを決められる。2-1と追い上げられる。
そして後半15分。左サイドでボールをもらった三笘が、ワンタッチでボールを前へ押し出しボールを浮かせてうまいシュートを決めた。3-1だ。
後半17分には、原口に代えて田中碧を投入。
アンカーの板倉がカラダを入れてボールを奪う。彼も非常にいい。
後半26分、堂安に代えて久保建英を投入。
続く後半40分。ゴール中央手前でボールをもらった田中が、2タッチでシュートを決める。ファーストタッチがすばらしかった。4-1だ。
そしてゲームセット。
日本は概ね、チームのもてる武器を出した。鎌田と三笘、原口、伊藤、堂安、田中、板倉と多くの選手が結果を出した。久しぶりの代表戦だったが、チームはしっかり良さを見せてくれたようだ。