すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

立憲民主党の消費減税派は党を割れ

2020-08-05 17:05:55 | 政治経済
「反緊縮」をキーワードにした政界再編をめざせ

 立憲民主党と国民民主党が合流に関してスッタモンダやっている。はてさて、もうこれで何度目だろう?

 今回はいままで両党の幹事長が話し合っていたが、党名をどうするかでやっぱりラチが明かない。で、4日、また国民民主党の玉木雄一郎代表が立憲の枝野幸男代表に党首会談を呼びかけた。だが枝野氏は党首会談に否定的だ。

 言っとくけどもうね、これってエンエン続いて果てしがないよ。小沢一郎さんや連合はかつての「大民主」を夢に描いているんだろうけど、そこに国民の支持はもはやない。

 悪いことは言わないから、都知事選で山本太郎ともウラで連携していた立憲民主党の若手ら減税派・反緊縮派(数十人もいる)は、エイヤッで党を割って減税新党作るかなんかしなよ。

 で、反緊縮を旗印に大同団結し、同じく反緊縮の玉木代表や馬淵澄夫さん以下の国民民主党やれいわ新選組、共産党、社民党らとタッグを組めばいいじゃん。反緊縮をキーワードにした政界再編だ。ひとつの党になれるならなればいいし、無理なら野党共闘でいい。

 そして減税と積極財政を高らかに掲げなよ。

 そのほうが絶対、国民の支持が集まる。先に立憲民主党を離党した須藤元気みたいな注目株になる。ぶっちゃけ、選挙になったら無党派票が狙える。

 選挙を棄権している無党派層って安倍政権にうんざりしてる。だけど野党勢力もだらしがないから、票を入れるところがないんだ。で、有権者の50%がみんな棄権しちゃう。あの都知事選で山本太郎はこの層の票を狙ったが、小池にそっくり持って行かれてどうしようもなかった。

 だが国政に、小池はいない。

 彼ら無党派層は政治的にはやや右寄りだけど、左右の別を目立たせず減税と積極財政だけに焦点を絞れば必ずアピールできるはずだ。通貨発行権がある国政なら山本太郎も得意の積極財政節が冴え渡るだろう。
 
 要は若手による、緊縮脳の立憲・枝野代表ら「執行部外し」なわけだ。彼ら老害がいると、野党共闘はいつまでたっても緊縮財政のままでラチが明かない。いつの時代も新しい世の中を作るのは青年将校だ。

 党を割るとなれば選挙資金をどうするんだ? とか、裏方さんはどっから引っ張ってくる? とか細かい実務やウラ事情に引っ張られるが、もうそんなことは言ってられない。政治がすっかり停滞し、安倍政権は死に体なんだ。

 というか万一、安倍政権が消費税8%減税や5%減税で衆院選を仕掛けてきたらどうするんだ? 緊縮の立憲民主党なんて、木っ端微塵だよ。

 いまやらずに、いつやるんだ? ここで思い切ってくれ、若手のみなさん。

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