すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【コパ・アメリカ】大舞台初戦、ド本番の厳しい洗礼 ~日本0-4チリ

2019-06-18 13:02:44 | サッカー日本代表
日本はもっとやれたはずだ

 チリは思ったより緻密さがなくユルいチームだった。だがその相手に日本は各所の1対1で負け、ボールを簡単に奪われる。あっけないほどすぐ失う。ルーズボールも拾えなかった。日本はイージーミスが多く、パスワークもぎこちない。すべてがたどたどしいまま終わってしまった。

 日本のフォーメーションは4-2-3-1。GKは大迫敬介。最終ラインは右から原輝綺、植田直通、冨安健洋、杉岡大暉。右SHは前田大然、左SHは中島翔哉。セントラルMFは柴崎岳と中山雄太。トップ下は久保建英、ワントップは上田綺世だ。

 チリは(チリから見て)右サイドが開いてポイントを作り、サイドからクロスを入れるフィニッシュが多い。だがわかっていても同サイドの中島が中へ絞るためサイドにスペースができ、吸い込まれるようにクロスを入れられる。

 特に前半は、別にチリが圧倒的にポゼッションしてくるわけでも何でもなかった。両者は拮抗していた。日本は試合を通してけっこうチャンスも作った。

 右SHの前田のスピードを生かし、ライン裏を狙うボールをもっと積極的に入れていれば……。そして、もし前半に1点でも取れていれば戦えたはずだ。だがワントップの上田が絶対的な決定機を4度も外したのが痛かった。

 チャンスを逃し続けていれば、勝利の女神は愛想をつかして去って行く。すべての流れが悪くなる。そんなゲームだった。相手は決して強くなく、日本はもっとやれたはずだった。だがこれがコパ・アメリカという大舞台、ド本番の厳しさなのだろう。

 救いは久保が随所に光を見せたことと、GK大迫がキック力と落ち着いたゴールキーピングを見せたことだ。次は21日のウルグアイ戦。前を向いて戦うしかない。このままでは絶対に終われない。

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