不動のスタメンで3連勝
リバプールは開幕から無失点の2連勝でブライトン戦に臨んだ。この試合もリバプールは高いポゼッション率で敵を自陣に釘付けにする。ブライトンを押し込み、またも無失点による3連勝だ。これでリバプールは堂々、首位に躍り出た。
リバプールのフォーメーションはいつもの通り4-1-2-3。スタメンも不動だ。GKがローマから新加入のブラジル代表アリソン・ベッカー。最終ラインは右からアーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤はアンカーにワイナルドゥム、右インサイドMFはミルナー、左インサイドMFはRBライプツィヒから新加入のギニア代表ケイタ。3トップは昨季得点王のサラーと偽9番のフィルミーノ、セネガル代表のマネである。
リバプールのビルドアップはいつものように両SBが高く張り出し、2-3-2(ワイド)-3や2-1-4-3の形になる。またアンカーが両CBの間に下りたり、左右どちらかのMFがCBとSBの間に落ちて3バックを形成する3-1-3-3などのバリエーションもある。またセントラルMF経由のルートもあり、ビルドアップは2ルートだ。
一方のブライトンは4-5-1で、中盤に5人をフラットに並べる。これで相手ボールになれば自陣にリトリートし4-5-1の守備ブロックを作る。ブライトンが攻撃してアタッキングサードまで到達する頻度は高くないが、それでも強固な守備から鋭いカウンターを狙っている。やるべきことが明確なサッカーだ。
ポジショナルプレー全開の完璧なゴール
さて、この試合唯一のスペクタクルな得点は前半23分に訪れた。中盤でのブライトンのFKからのボールにリバプールのミルナーが激しくプレスをかけ、ロストさせる。
このセカンドボールを拾ったマネはダイレクトで右にいたフィルミーノに斜めのパス。そしてフィルミーノが右のサラーにダイアゴナルなボールを出し、最後は3人目の動きをしたサラーがゴール左スミにダイレクトで突き刺した。ポジショナルプレー全開の完璧なゴールだった。
ブライトンがFKを蹴った時点でまずフィルミーノがプレスのスイッチを入れ、同時にミルナーはプレスからのボール奪取を明らかに最初から狙っていた。リバプールはプレッシングからのボール奪取とショートカウンターを有機的に連動させている。
加えてボール奪取時、サラーとフィルミーノ、マネはフィルミーノを頂点とする逆三角形のポジショニングをしていた。トランジェント志向とポジショナルプレーを融合させたパーフェクトなオーガナイズである。
失点後、ブライトンはブロックの位置を高くしてやや攻撃的なプランBに変えたが、時すでに遅し。リバプールに行った流れは取り戻せなかった。
この試合のリバプールの3トップはいつもなら攻め残るサラーも含め、相手ボールになれば下がって守備もしていた。その意味では全員サッカーで奪った貴重なゴールだ。得点は1ゴールだけだったが、非常に密度の濃いゲームだった。
リバプールは開幕から無失点の2連勝でブライトン戦に臨んだ。この試合もリバプールは高いポゼッション率で敵を自陣に釘付けにする。ブライトンを押し込み、またも無失点による3連勝だ。これでリバプールは堂々、首位に躍り出た。
リバプールのフォーメーションはいつもの通り4-1-2-3。スタメンも不動だ。GKがローマから新加入のブラジル代表アリソン・ベッカー。最終ラインは右からアーノルド、ゴメス、ファン・ダイク、ロバートソン。中盤はアンカーにワイナルドゥム、右インサイドMFはミルナー、左インサイドMFはRBライプツィヒから新加入のギニア代表ケイタ。3トップは昨季得点王のサラーと偽9番のフィルミーノ、セネガル代表のマネである。
リバプールのビルドアップはいつものように両SBが高く張り出し、2-3-2(ワイド)-3や2-1-4-3の形になる。またアンカーが両CBの間に下りたり、左右どちらかのMFがCBとSBの間に落ちて3バックを形成する3-1-3-3などのバリエーションもある。またセントラルMF経由のルートもあり、ビルドアップは2ルートだ。
一方のブライトンは4-5-1で、中盤に5人をフラットに並べる。これで相手ボールになれば自陣にリトリートし4-5-1の守備ブロックを作る。ブライトンが攻撃してアタッキングサードまで到達する頻度は高くないが、それでも強固な守備から鋭いカウンターを狙っている。やるべきことが明確なサッカーだ。
ポジショナルプレー全開の完璧なゴール
さて、この試合唯一のスペクタクルな得点は前半23分に訪れた。中盤でのブライトンのFKからのボールにリバプールのミルナーが激しくプレスをかけ、ロストさせる。
このセカンドボールを拾ったマネはダイレクトで右にいたフィルミーノに斜めのパス。そしてフィルミーノが右のサラーにダイアゴナルなボールを出し、最後は3人目の動きをしたサラーがゴール左スミにダイレクトで突き刺した。ポジショナルプレー全開の完璧なゴールだった。
ブライトンがFKを蹴った時点でまずフィルミーノがプレスのスイッチを入れ、同時にミルナーはプレスからのボール奪取を明らかに最初から狙っていた。リバプールはプレッシングからのボール奪取とショートカウンターを有機的に連動させている。
加えてボール奪取時、サラーとフィルミーノ、マネはフィルミーノを頂点とする逆三角形のポジショニングをしていた。トランジェント志向とポジショナルプレーを融合させたパーフェクトなオーガナイズである。
失点後、ブライトンはブロックの位置を高くしてやや攻撃的なプランBに変えたが、時すでに遅し。リバプールに行った流れは取り戻せなかった。
この試合のリバプールの3トップはいつもなら攻め残るサラーも含め、相手ボールになれば下がって守備もしていた。その意味では全員サッカーで奪った貴重なゴールだ。得点は1ゴールだけだったが、非常に密度の濃いゲームだった。