広島のまるちさんから
青海苔に似ているアーサと大きな袋に入った鰹節と黒糖という
沖縄(旦那様の出身地ですものね。)の名産を頂きました。
いつもは紙パック入りの鰹節を使っている私ですが、
今日は道場六三郎になったつもりで、
贅沢な命の出汁を取り、
アーサのお吸い物を作ってみました。
ネットで調べたら豆腐はかなり小さめに切る感じなのですね。
丼いっぱい作りましたが、
磯の香りがして美味しいので、するっとお腹に入っていきました。
本当に体にいいお吸い物で、
自然から(まるちさんから)の贈り物を堪能しました。
主菜は鰯の目刺しとぐっと庶民的。
昨日の朝刊のチラシに節分用の売り出しとして載っていたのです。
節分に鰯を食べると言うのは初耳だったのですが、
いわしの頭の強烈な臭いが鬼を近づけないということから、
西日本では、節分の夜に鰯を焼く匂いと煙で邪気を祓うようです。
恵方巻と言い、いわしと言い、
小さい国日本でも、地方ごとにいろいろ違う伝統があるものですね。
今までその日に食べる習慣のなかった地方にも
その伝統を持ってきて売ってしまうスーパーの商魂も逞しいや。
ご馳走様でした。