気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

食の国秋田~その2

2014-05-05 21:33:07 | yaplogから

秋田の春と言えば山菜。ワクワクの季節がやってきました。
一昨日阿仁合に向かう途中ランチした五城目の道の駅で頼んだもの(大好きな親子丼!)が出来上がるちょいのま、
何があるか気になって産直コ-ナーを覗いたら立派なアイコ(中)と地セリ(右)があったので即買い。
その後文化センターのお茶会に参加していた『ひまわり』のSさんから「ホンナ(左)」を戴いて、
我が家に一気に春の味覚が来ました~♪

ホンナは好き嫌いが分かれるかもと言うほど香りの強い山菜なのですが、私は大好き。
郷里の五城目近辺の山にはあまり自生していないのか、子供の頃食べた記憶がないのですが、
増田の朝市のをアケビに頂いてから大ファンになりました。
今回沢山いただいたので早速お浸しに。


アイコは時間差で戴くために味噌押し。
こうすると保存がきくので、ホンナを消費した後に食べようかなと言う計算です。
葉っぱの部分はおみそ汁に入れました。
「アイコは出汁が出る」と祖母が生前よくジャガイモと豆腐と一緒に味噌汁を作ってくれたので、
私も毎年春の定番おみそ汁にしています。


昨晩は前の日にいっぱい取ったカロリーを調節するため、こんな食卓になりました。
Sさんお持たせのタケノコご飯と煮物にセリを入れてリメイクご飯。
コゴミは鴻池さんの広報をやっている東京在住のKさんが秋田の山菜を珍しがって作ってくれたものを戴きました。
逆輸入?(笑)
マヨ醤油和えを文化センターのキッチンでとても丁寧に作ってくれて、これも美味しかったです。

ご馳走様でした。


食の国秋田

2014-05-05 20:25:13 | yaplogから
秋田県のキャッチフレーズは「美の国秋田」で、秋田県の公式WEBサイトも「美の国秋田ネット」、
お米は小町美人からの命名(かと思われる)「あきたこまち」だし、新幹線も「こまち号」、
最近PRに使われているキャッチコピー「あきたびじょん」のポスターなんて
「よ」が小さすぎて「あきたびじん」にしか見えないように意図的に作られているんです。

どんだけ秋田美人が自慢なんだか。(それとも自慢できるものはそれしかないのか?)

地黒の私が以前神戸の病院に行った時、
待合室でお隣の方に「どこから来たの?」と聞かれて「秋田なんです。」と答えたら
「ああ、それだから色白なのね。」と言われたという笑えないエピソードがあるのですが、
これなんかまさに秋田=色白(美人?)のイメージの刷り込み効果だよね。

でもね、秋田が誇れるのは美だけではなく「食」もとても豊かなんです。
「きりたんぽ」や「ハタハタのショッツル(魚醤ね)鍋」など沢山美味しいものがあるのですが、
特に自慢したいのは漬け物の種類の多さ。
「いぶりがっこ」に「なた漬け」などなど。(このサイトに紹介されています)

中でも県外の人にはなじみがないと思われるのは「(茄子の)菊寿司」。
秋田の中でも県南でしか作らないので、秋田市近辺の人ももしかしたら知らない人も多いかもと言う逸品です。

輪切りにした茄子の上にもち米を炊いて塩や砂糖をどっさり入れたものを乗せ、
その上に菊の花一輪と赤唐辛子を飾った漬け物なのですが、
その形が家紋のようなので「紋漬」とも呼ばれます。


一昨日阿仁合にSさんがこの漬け物を作って持ってきてくれました。
菊の花びらを散らしていたので「菊寿司」風とご本人はおっしゃっていましたが、
しょっぱくて甘くてとても美味しい秋田の味でした。


Wさんも大根を家庭菜園で作るところから始めたという全て自家製の沢庵を持ってきてくれました。
「今年最後の1本」だそうで、噛めば噛むほど風味を感じられるお漬物でした。

ご馳走様でした。