気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

紙質良すぎるのも…

2014-05-16 20:15:50 | yaplogから

ハンズクラフト秋田の大町教室には鴻池文庫と名付けられた一角があります。
そこには私たち手芸ガールズの制作の参考にしてほしいということで、
鴻池朋子さんが持ち込んだ絵本を主にしたさまざまな本が並んでいます。(写真撮ってくれば良かったなあ)

この間の教室の日なんとなく背表紙を追っていたら日本語版『雪の女王』がありました。
これは鴻池さんではなく、たぶんSさんが購入したものだと思いますが…。(以前買ったと聞いた記憶があるから)
私の持っているのは英語版なので、英語の苦手な私は絵を眺めるのみで、
ストーリーの完全把握はできていないのです。(あらすじは知っているけど)
今まで1冊あるのに買うのは癪だと思って日本語版を買ってなかったのですが、
この機会に読んでみようと思って借りてきちゃいました。

家に帰って本を開いたら何かが違う!
この違和感なんだろうとモゾモゾして、英語版と比較したら、
絵がクリアすぎるんだということに気づきました。
上の写真で分かるかなあ?(もちろん右が日本語版ね。)


もう一枚載せてみましょうか。
こちらは左が日本語版です。
じっと見比べてみた(物好きな奴!)ら、日本語版の紙の方が白いんです。
日本語版は色彩がくっきり出過ぎてなんだか深みに欠けるのですよ。
紙質良すぎるのも善し悪しがあるんだと気付いた次第。
イギリス製の勝ちでございます!
(イギリス製の方はオフホワイト気味で紙も厚いので同じページ数なのに本の厚みも違うの。)

で、1ページ目から英語版をチラッと見ながら読み比べていったのですが、
日本語訳をページごとに差し込んでおきたいという気持ちがムラムラ湧き上がってきて、


今ワードで打ち込んでいます。(6ページ分打ち込んだ!)
後16ページです。
まだまだあるけど頑張るのだ。

打ち込んでいて面白いなあと思ったのは、
子供用なので「とぶ」とか「すむ」とか「ふたり」とかがひらがなで書かれているのに
「馭者」とか「魔法」とか難しい漢字に限って漢字で書かれていること。
全部に振り仮名がしてあるから支障はないのですが
漢字と仮名の振り分け基準は何なのか翻訳者「うつみよしこ」さんに聞いてみたいなあ。

後ね、読点の数がやけに多いのよ。(これ批判してるんじゃないよ。)
たぶん日本語と英語の語順の違いによるものだと思うけど…。

今私の大好きな『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子さんをモデルにした
『花子とアン』が放映されていて毎日楽しみにして見ているのですが、
俄然翻訳に興味が出てきた私です。
(もう一回言うけど英語苦手なので翻訳はしないよ。て言うかできないよ!)