この海外盤3Dソフト...
3D映画ブーム到来初期、3Dではなく2Dのみの公開でガッカリ~したタイトルなのを覚えております。
今回、Amaマーケットプレイスにて安かったので購入してみたら、思いのほか面白かったので記事に致します。

●『UPSIDE DOWN 3D/2D』 Amaマーケットプレイス販売: ZOverstocksJPN(中古) ¥1,458+(送料:¥340)
(リージョンはA、国内の再生機で視聴可能。当然ながら日本語字幕・吹き替えは収録されておりません。)
邦題は『アップサイドダウン 重力の恋人』...2012年の作品です。
初めに断わっておこう...
純粋な3D映像評価ではあまり良くはありません、悪い意味での「フツーな3D映像」止まりです。
しかしながら、ストーリーとその世界観・3D映像の効果的な演出で、すこぶる3D映像のインパクトの強い作品になっております。
(初め、ストーリーはあんまり期待していなかったので、レンタルDVD(吹き替え)でシンクロ再生致しました。)
ストーリー...
正反対の方向に重力が存在する双子の惑星。この重力は相手側の物質には決して作用することはなく、上が富裕層が暮らす世界と下の貧困層が暮らす世界。
二つの世界は互いの頭上に存在しながら、その交流は固く禁じられているという設定。
1つ、全ての物質はそれが生まれた世界の引力に従う。
1つ、反対の世界の物質は「逆物質」といい、上に落下する。
1つ、逆物質は長く触れていると燃え出す。
1つ、反対の世界の物質は「逆物質」といい、上に落下する。
1つ、逆物質は長く触れていると燃え出す。
下の人間が上に行くと、天井を歩くという世界観が実に面白い。
初めからその設定に惹かれて視聴したのではなく、
何も知らず、ただ3D映像目当てだけで見た私にとっては、驚きの不思議世界観!
この世界にて、下の層と 上の層の男女が恋をするという話なのですが、恋愛話が苦手な私でも楽しめる作品になっているのです。

この2人の男女の女性役を演じるのが、キルスティン・ダンスト(サム・ライミ版『スパイダーマン』のMJ)。
私が昔大好きだった女優です。
何故好きだったのか?別れた嫁さんに似てたんだよネ~(^_^;)
そういうのも有りで、異常に感情移入して観たのですが、
2人を邪魔する警察やら大企業会社の人間やら登場するのだが、
この世界観が良い意味で雑な扱いで、恋愛話で有りがちなストレスを感じず見ることができました。
かなりご都合主義の展開なのですが、ぶっちゃけ~SF映画と言うよりもファンタジー映画より。
その曖昧さが良い塩梅で調和され、見た目SF映画の面白い作品になっているのではないだろうか?
長くなりましたので、
3D映像については、次のページで記事にさせて頂きます。
つづく...