総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
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【3DBDソフト推進ブログ】

海外盤『アップサイドダウン 重力の恋人』3D映像評価

2020-02-21 | 3DBDソフト評価
海外盤『アップサイドダウン 重力の恋人』3D映像評価
 
 
 
 
3D映像は...
映像はシネスコサイズ。全体的に視差は弱め・奥行は普通~やや弱め・飛び出し要素はなし。
映像は銀残しされた粒子の粗く彩度の低い映像、それが良い意味でこの作品を彩ります。
(ただし、100インチクラスのスクリーンで視聴すると、画像の粗さ&CGの雑さが目立ちます。視聴はTVモニターかPSVR推奨。)
基本、全編通して人や物などの視差の書き別けは緩い、もしくはされていない。
では、3D映画として何が見どころなのかというと、正反対の方向に重力が存在する双子の惑星の風景の描写に力が注がれているのです。
↑(風景は細かい視差のつくり込みはされおらず、面と面で構成されている。奥行はある3D映像仕様。)
 
2人の恋愛ドラマを彩る3D映像...
↑(山の山頂同士が近いところは、10メートルぐらいしか離れておりません。若き2人のデート場所だったんだよネ~。)
舞台となる天地2重都市の背景の美しさが、2人の恋愛ドラマを彩ります。
特に、大自然の背景をバックに、若き2人の恋人たちが出会い・心惹かれ・愛が育まれる、その映像は美しく、
アップサイド・ダウン(天地)の重力に干渉を受け、ぶつかり交じりあう大気(雲)が2人の心情を表す3D演出。
私的には3D映画史に残る名シーンだと思います。
 
↑  一応、クライマックスにVFX映像アクションの見せ場もあるのですが、3D映像映え全くしておりません。
このシーンさえ良ければ、評価はもう少し高くなっていたでありましょう...残念。
 
  ←(大きいサイズの画像)クリック!
↑(純粋な3D映像の評価はかなり低いです。3D映像目当てでのお勧めはできません。
しかし、私的には忘れられない3Dタイトルになりました。)
 
 
2012年、3D映画ブーム到来当初の作品です。
この頃はSF映画『ジョン・カーター』の3D映像さえも、それなりに評価されていた時代なのです。
今観ればかなり見劣りする3D映像でしょうが、この当時としては「あり」の3D映像ではないでしょうか?
ストーリーの良さで魅入られる3D映像です。2Dで視聴するのとでは没入感が違います。
3D映画ファンならば一見の価値ありの作品だと思いますよ~♪
(視聴する場合、DVDをレンタルしてシンクロ再生で視聴しましょう。日本語吹き替えは必須。)
コメント
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