海外盤『メガマインド』3D映像評価
なぜ、この作品が日本公開されなかったのか?...答えは簡単、日本受けしない「濃い」キャラデザのせいでありましょう。
全ての登場人物が「濃い」のだが、この作品の「悪」の主人公の受付けなさは尋常ではありません...ハゲだし、チビだし、青いしぃ~(^_^;)
しかしストーリーの良さ・演出のかっこ良さにて、印象が大きく変わってくるのだから、それこそがこの作品の魅力なのです。
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ストーリーは...
「もし、バイキンマンが、アンパンマンを倒してしまったら?」
もちろん、この作品の「バイキンマン」はメガマインド。「アンパンマン」はメトロマン。
「悪」の存在意義とは何かと?考えさえられる、ドラマ的にもかなり奥の深い作品です。
3D映像は...S級ハイクオリティ!
画面はシネスコサイズ。視差は激強し・奥行は深し・飛び出し要素圧倒的に多数、CGアニメ特有の高画質な映像。
『アバター』以後に決められた「3DC安全ガイドライン(視差規制)」以後の作品でありましょうが、強烈な視差が脳内麻薬を分泌させる。 ←その表現は辞めとけ!
ドリームワークスの中でも、過激な3D映像の部類です。
アトラクション的な、派手な3D映像の見せ場が数多く用意された作品です。
特筆するのは、その「独特の浮遊感」...この作品には空を飛ぶヒーローらが登場するのですが、
必然的に空中飛行による移動感あふれる、グリグリ~の3D演出が多用されております。
しかし、この作品の飛行演出は何か違う!スゥーと飛んでグリンと向き(アングル)が変化したり、
対象者が移動する演出 → 背景が回り込む演出の切り替え...例えるならば、
「電車に乗ってたら、隣の電車が反対方向へと動いて自分の電車が動いたような錯覚」の3D演出などが巧みに使われているのです。
この何回も来る、腰が浮くような浮遊感が堪らなく気持ちが良い。癖になる3D演出仕様なのである。
↑ (もう1つ「悪」の存在、タイタンとロクサーヌの飛行シーン。高所からの落下のアクションも加わり、
視差の強い過激なアトラクション3D演出になっております。この作品にはこのような過激な演出がテンコ盛り♪)
酔わないけれど、酔うほど三半規管を刺激したいのならば?この作品の過激な3D映像は打ってつけ!いわば、上級者向け3D映像。
そして、この作品の最大の見せ場は...
「メガマインド VS タイタン の最終決戦!」
メトロシティーのビルの谷間にこだまする、ハードなロックな曲(Guns And Rose「Welcome To The Jungl」)...
派手な疑似ホログラム映像でヒロイン救出に登場する、「悪」のヒーロー・メガマインド。
音響効果・神演出・強烈な視差の3大要素により、演出されたこのシーンは、まさに圧巻!3D映画史に残る名シーンであります。
蛍光色に彩られた巨大なメガマインドの顔は派手で、飛び出し要素も含まれ3D映えする。
反撃するタイタンが振り回す円筒の高層ビル、遠近法が使われ巨大感溢れる3D映像にも驚愕することになるだろう。
↑(この作品には、多くのアメリカのヒットナンバー曲が効果的に使われております。 ←メガマインド自身が曲を選択して流している設定。
このテンションの上がる曲 + 派手な3D演出 の2つが重なり、尋常ではない「盛り上がり相乗効果」が得られるのです。気分はサイコー♪)
【お勧めの3D映像一覧表】
↑(3D映像を期待して購入しても、絶対に裏切られません。S級ハイクオリティな3D映像です。)
なぜ故に、この作品が国内から発売されなかったのか?3D映像どころか、DVDさえ発売されておりません。
この3D映像に、山ちゃんの吹き替えが収録されれば最強なのに...(^_^;)
信頼と安心のドリームワークス最強クラスの3D映像作品なのです。
↑(「ドリームワークス3D初期作品の四天王」と言ったところでしょうか?)
ドリームワークス大好き!海外3D盤収集家ならば、最低この4作品は揃えて置かなければなるまい。
これ等を観ずして、ドリームワークスは語れない!
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