総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『TENET テネット』

2021-01-08 | 映画(洋)を熱く語る
『TENET テネット』
 
 
【ストーリー】
ウクライナでテロ事件が勃発。出動した特殊部隊員の主人公は、捕らえられて毒を飲まされる。
しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。
その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、
未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。
 
この作品はテレビモニターにて動画配信(吹き替え)で視聴しました。
 
私はタイムトラベル(時間移動)の映画が大好きです。
しかし、この作品は「時間移動」とは少し違う。
...いやっ、少しではなくて全く違う!「時間逆行」を扱ったSF作品なんですよネ~。
 
昔、『デジャヴ』という作品を観たことがあります。
この作品はそれまでの『ドラえもん』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような、過去を変えると未来が変わる「時間移動」ではなく、
過去を変えると新しい時間軸ができる...
(過去に戻って自分の親を殺しても、自分は消滅しない。)
【並列世界:(パラレルワールド)】解釈を扱った作品で、1回視聴しただけでは理解できない作品でした。
この手の作品は視聴を何回も重ね、理屈をああ~だ?こ~だ?と噛めば噛むほど味が出るスルメのようなタイプの作品で、
好き嫌い(評価)が人によって大きく変わる作品なのですが、いや~まさに、この『TENET テネット』はスルメタイプの作品。
私が大好きなタイプの作品なんだよネ~♪
 
 
「時間を逆行する」
1時間前に戻る為には、逆回しの世界を1時間掛けなくてはならない。
まるでビデオの巻き戻しのような世界...だけでは終わらないのがこの作品の面白いところ。
(私もまだ1回しか視聴しておらず、youtubeの考察を何本か見たくらいなのでエエ~かっこは言えないのですが、)
逆行中に逆行者が物を壊すと、その物は壊れたままになる...通常時間側から見ると初めから壊れていたことになるのです。
話の後半に「爆破された建物が逆行で爆発前に戻る...その直後に逆行者が建物を爆破する」というシーンが1つ登場します。  
過去的にも未来的にもビルは爆破されている...「過去と未来の挟み撃ち」みたいな矛盾が成り立つ世界観が実に面白く、
今までの「時間移動」ではない「時間逆行」の要素に魅了されるのですよ~。
クリストファー・ノーラン監督は、この手の科学理論を扱うのが上手いですよネ~♪
 
1回観ただけでは絶対に理解できないでしょう?
「大体は理解しているよ」と言う人も、100%は絶対に理解できていない筈。
(そもそも、100%理解できるようにはつくっていない。その部分に気が付くのが面白い?)
その辺りの理屈を色々考えるのならば、最高に面白い作品だと思います。
今回は動画配信レンタルで視聴しましたが、UHDソフトがセール価格になったら購入することに致しましょう。
この手の作品は、セル版ソフトを買って何十回視聴して楽しむのに尽きますよネ~...そう思うのは私だけぇ~?...うまうま♪
 
 
追伸:
『TENET テネット』があまりにも楽し過ぎて、
『(初回仕様)TENET テネット (4K ULTRA HD&ブルーレイセット)(3枚組/ボーナス・ディスク&ブックレット付)』を買っちゃったよ~♪
何十回と視聴し、しゃぶり尽くしちゃるっ!
続きは別記事にて...
コメント (4)
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