「EPSON プロジェクター EH-TW7100」を購入し、極上の3D映像を手に入れることができました。
あれから、色々と視聴して分かったのですが、
今回、3D映像の質が向上したのは...
【極上の3D映像の条件】
●「ランプの明るさ」【ランプの明るさ】2,500ルーメン → 3,000ルーメン
映像に光沢が出て、視差映えがする。
●「コントラス比の向上」【コントラス比】70000:1 → 100000:1
黒が沈み込み、明るいところとのメリハリが出る。映像自体の白っぽさが抜けて色濃くなる。
●「4Kアップコンバート」精細で色彩豊かな映像になります。
●「フレーム補正」ヌルヌルと滑らかに動きます。
この4つの要因が挙げられます。
(「フレーム補正」は別に要らないかも知れない。でも、あるに越したことはない。)
「4Kアップコンバート」は3D映像では使えないようです。 ←少なくとも、私の所持している機器類では。
プロジェクターの「基本性能 」& 「画質調整」の向上により映像のクオリティが底上げされたと思います。
疑似4Kプロジェクターでなくても、現在の機器(古い機種でもハイスペック機種)ならば、
十分なクオリティの3D映像が得られるものだとか考えられます。
(詳しくは、別記事にて話させて頂きます。)
おそらく私の考えでは、3つめの「4Kアップコンバート」からくる恩恵が強いのだと思う。
今回は、この3Dタイトルで、そのお話させて頂きましょう。
『ゼロ・グラビティ』

↑ 革新的映像の数々を生み出してきたアルフォンソ・キュアロン監督が製作した3D映画。
「3Dで観なければ、この作品の良さの30%も理解できない」
と説明されておられるとおり、S級をも一歩秀でた素晴らしい3D作品で御座います。
あの『アバター』に次いで、3Dの代表とも言えようタイトルになっているのです。
もう、50回は視聴したであろう、もはや3D専用作品とも言えよう『ゼロ・グラビティ』
映画館でも視聴しましたが、最初から最後まで全部3D映像の見せ場だという珍しい作品です。
今回も視差の奥行-2で視聴致しました。

もう何十回も視聴した作品だので、その3D映像の違いは顕著に目に付きます。
もう全く違う高画質な3D映像になっております...4Kアップコンの機能、恐るべし~!!
「もう4Kの3D映像は要らないのでは?」と思えるほどの精細で高画質な映像。
(でも実際、4K映像を目にすると、やっぱり~4K映像には敵わないんだけどネ~。)
画素の密度は高く、色彩は濃厚、黒はより深く沈んでおります。

元もと僅かではありますが、気にならないほどのクロストークが見られるのですが、
その頻度は少なくなっております。しかし映像が強烈に明るいだけに、強く目につくところもあるのは事実です。
聴いた話では、この辺りはDLP方式のプロジェクターならクロストークは皆無だという話です。

EPSONのアクティブシャッターは480Hz駆動により、明るい3D映像が得られるのですが、
3000ルーメンの明るさにより、より明るいところと暗い宇宙のバックのコントラス比が際立ち、
メリハリのある映像になっているのです。
このメリハリが視差映えの強さに繋がり、飛び出し要素も3D映えします。
画面から飛び出してくるデブリ(宇宙ゴミ)の突き刺さる体感度も向上しております。
このように、一見宇宙ばかりの映像で、プロジェクターの性能の違いはあんまり感じられない作品に思えますが、
バックの背景たる宇宙が暗いだけに、黒の深みが目に見えて向上しておりその恩恵は計り知れません。
もちろん、前のプロジェクターでも、その3D映像は十分とも言えよう質ではありましたが、
映像が向上することにより、3D映像のストレスはなくなり、まさに高級な3D映像になったと言えましょう。
今迄、55インチの3Dテレビモニターの3D映像が大事で、なかなか3D機能のない4Kテレビを買う意欲がありませんでしたが、
2K・アクティブシャッター3Dテレビに関しては、もう必要なくなりました。
明らかに、この100インチの3D映像の方が質は上になります。もう後悔なしに、4Kテレビを買うことができますよ~。
一応、今年の年末ぐらいに予算的に買えそうになると思うのですが、
プロジェクター用のスクリーンの買い替えと、4Kテレビのどちらの選択が宜しいのでしょうか?
ああ~ドルビービジョン対応の4KUHDプレイヤーも欲しい~~...じっと手を見る...(^_^;)