古いサイスポを整理しながら記事を拾い読みしてます。
2002年6月号に「タイヤ乗り比べ」の記事があり、プロチームにも供給されていたクリンチャータイヤ「ミシュラン・プロレース(PRO RACE)」の当時のメーカ希望小売価格(?)が4200円/本。
筆者も好んで使用したタイヤだけど、実売価格は3000円台の後半(3600~3800円)だったのかしら? 最近のタイヤに比べると随分安かったんだな。
このプロレースがモデルチェンジを重ねて、現在流通しているのが「プロ3レース」。この価格がショップにもよるけど大体6500円前後/本だから、1.7倍前後!
性能が上がれば(高付加価値化すれば)、それなりに価格がアップするのは当然のことだけど、この間の物価変動(原料価格)や為替変動(一時期、確かにかなりユーロ高になったことはあった)を考慮しても、改めて数字で捉えてみると1.7倍というアップ率にビックリだ。
正直言って理解に苦しむ。一体どういう理由でこうなってしまうのだろう?
好きなタイヤだけに、高くても5000~5500円くらいに落ち着いてほしいものだ(あり得ないけどね)。
ここ数年、ことほど左様にミシュランが高くなっちゃったんで、やむなく少し安価なパナレーサーに浮気しちゃってる筆者なのであります。