え、お呼びでない?!

日々の由無し事、時々、自転車ネタ・・・こりゃまた失礼いたしました。

東京湾上の不思議な物体

2017年01月11日 | 蜃気楼
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さて昨日の、下位蜃気楼の続きです。

下位蜃気楼は沿岸部だけでなく、東京湾上にも「なんじゃこりゃ???」な物体(像)を発生させておりました。

まずはこれ。超薄っぺらなレンズみたいな物体。 



クリックして大きな画像で。


最初は富津沖に埋立地か洲でもあるのかな(そんなの、あったかな?)と思っていたのですが、帰ってから地図(空中写真)で調べてもそんなものはどこにも見当たらない(そうだよ、ないよ)。

陸じゃなけりゃ船舶? それにしてはデカすぎる、長すぎる。浮上した潜水艦のわけもない。その上ほぼ左右対称。何、何、何???

必死に調べて(笑)、ようやく合点がいきました。

正体は東京湾アクアライン。正確にはアクアラインの木更津側橋梁、アクアブリッジでした。その一番膨らんでいる箇所。最高所は海水面から約40mで、正像と反転像の境目はだいたい30m付近か。真ん中の突起物は道路上に設置されている案内板のようですね。

ブリッジが見えるならばこの左側に隣接して「海ほたる」も見えてもいいはずなのですが、それらしきは見当たらない。海ほたるは5階建てということなので、階高3.5mとしたらトータル18m弱。屋上の突起物や基礎高さを含めても全体で27m前後か。

となるとアクアブリッジの見え方から推察するに、このような下位蜃気楼が発生した場合には背景を反映した下方反転像に隠れてしまって、海ほたるは見えないのでしょう。逆に考えれば、下位蜃気楼が発生しなければ上部は海の上に飛び出ていそうで、それはそれで見たいですね。

次にこれ。真ん中に見える物体。初めはヨットかしらと思ったんですが それにしちゃマストがやけにデカすぎるな、と。



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こちらも調べていくと、アクアライン関連施設の川崎人工島(通称“風の塔”)でした。

アクアラインの換気塔が海に突き出ているもので、高さ90m、島部分(塔の台座)の直径が200mというからなかなか巨大な構造物だ。ビルディングなら25階建て相当の高さですよ。ボートにでも乗って間近で見たら、迫力あるんでしょうね。

最後に、さっぱり分からないのがこれ。建物なのか船舶なのか。



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なんらかの建造物であることは間違いないが、形状から見て海ほたるとは思えない。というかさっきも書いた通り、当日の状況では見えないはず。

見えた方角をはっきりとは覚えてないので、なかなか調べがつきません。一体、何、これ~???

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