早いもので、突然の遷化から5年の月日が経ちました。
彼は、非常にお酒が大好きでしたので、最後は肝臓癌で亡くなりました。
当山で、こうして供養をさせていただいていることを身内の方は、
ご存知ありません。
私が私自身の徳積みをさせていただいているのです。
故人(兄弟弟子)が出て来られ、
岡山のお寺は誰も継ぐ者がおらず、閉めているとのことでした。
こうして、月命日の供養と祥月命日に供養を受けられることを
大変喜んでもらっています。
お坊さんでも、皆、死後の世界はご存じない方が多いと思います。
ご自分が見たり聞いたりした事は信じているようですが、中には僧籍の中に居りながら、
平気で死後の世界が無いとうそぶいているお坊さんも居られるしまつです。
嘆かわしいです。
亡くなってから初めて「もっと真面目に修行をしておけば良かった」と言われます。
同じ30日が命日の方のご供養もご一緒に。
今日で11月も終りですね。
三ヶ月で四家先祖供養をお止めになられるという方がおられ、
六道輪廻では、修羅道(戦いと争いの世界)でご先祖様は、とても悲しんでおられました。
明日から、また12月の四家先祖供養が始ります。
家運隆盛を祈ります。
南無大師遍照金剛