今日の施主様は、従業員の方でした。
初めて供養を受けられる故人様ということもあり、
特別供養となり、丁寧にしっかりお経を上げさせていただきました。
本日の故人様は、施主様のご主人の祖父様なのですが、ご主人は菩提寺さんの供養で良いと知らん顔。
それでは可哀そうなので、生前大事にしてくれたからと、
孫のお嫁さんが、自腹でご供養をお申込みくださいました。
心からの感謝でする供養でもあり、
「盆と正月が一変にきたようじゃ」と故人様も大喜びで
本日の霊界施餓鬼一粒萬福法要は、もう一軒おられましたので、
お徳を頂かれたということになります。
故人様は、「こんなに沢山の(お供え)物をもらっていいんかいの。
足の踏み場もないほど、人(霊)であふれかえっているわ!」と、
びっくりされていたそうでございます。
この世の食べ物は、山主がひと粒ひと粒にお性根入れをして
物実(ものざね)として初めて霊界に送り届けることができるのです。
お供え(利供養)の品は、実物で見えている大きさではなく、ひと粒たべればお腹がいっぱいになるほどの
大きさの食べ物になるそうでございます。
この世の物は霊になると、食べられないということなのです。
南無大師遍照金剛