本日も三霊様の
霊界施餓鬼一粒萬福法要を執り行いました。
その中の一霊の故人様は、
本日が三回忌の命日でした。
三回忌は勢至菩薩様のお浄土から
阿弥陀様のお浄土へと移られる
特に重要な法要です。
本日の故人様は、ご先祖様がお迎えに来られ、
ご先祖様と共に無事に阿弥陀様のお浄土まで行かれたそうです。
この日に年忌供養を執り行わなければ、
故人様は霊界で迷われることになってしまいます。
当山でも命日に供養を信者様がお忘れになっていると、
夢に故人様が出てこられたり、
頭の中で「供養」という文字が消えなかったなど、
故人様は信者様に必死に訴えられおり、施主様が急いで
ご供養をお申し込みされることがよくございます。
世間では、年忌供養の話題を聞くことが
少なくなってきていますが、
故人様にとって命日はそれほど一大事であることを
私たちは忘れてはいけません。
また、昨日関東よりお越しくださいましたA様が、
お帰りになられる前に再度ご来寺くださいました。
山主は初めてお母様とお会いしたはずなのに、
どこかでお会いしたような気がして
ずっと考えておられたそうです。
するとお不動様が、
「霊界で先祖に会っておるから当たり前じゃ」と
仰られたそうです。
A様のお母様と霊界でお会いしている
ご先祖様のお顔がそっくりだったので、
どこかでお会いしたような気がしていたのです。
山主はそれがわかった途端、
大笑いしておりました。
ご先祖様のお顔・・・我々も見てみたいですね。
合掌