命光不動尊のブログ

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人の使い古しを買うということは

2020年09月25日 18時15分41秒 | ひと口法話

最近は、リサイクルショップが大流行ですが、

多くの物は、人様が使った物であり色々な念いがこもっているのです。

 

特に気をつけなければならないのが、土地や建物や乗り物です。

当山に来られる相談者は、この三件のお伺い事が多く思います。

 

土地の問題でも

前所有者の念いがかかった物件の相談が多くなりました。

 

土地の購入してから購入者に

色んな災い事(災難・病気)が起こるようになったということです。

 

当山のご本尊様にお伺いをたてますと大概が、

前の土地の持ち主であった故人の念いが障りとなって現れているようです。

 

そのような土地は、代々ご先祖様から受け継がれてきた土地で、

子や孫の代で売りに出す人が多いのです。

 

ご先祖様に

「家が立ち行かなくなったので、売ることになりました。お許しください」と

ひとことの許しを言っておけば、購入してもらった人に迷惑がかからないのです。

 

このような障りの出る土地は、

ご先祖様が夜の目も寝ずに働いて得た土地なのです。

 

その大事な土地に、子孫からの理(ことわり)もなく、

赤の他人が勝手に大事な土地に家を建てたりしているので、

障りとなって災いを起こしてしまうのです。

 

我々の住んでいる土地は、

その周辺の土地を守護されている鎮守様(産土様)の土地であり、

この土地を使わせていただく旨を

ご挨拶を申上げ、地鎮祭を執り行うのです。

 

しかし、最近の建築屋さんは若い方が多く、

そのようなことを知らない人が多いのも確かですが、

施主様もお金が掛かるからと地鎮祭をしない人が多いようです。

 

家を建てる際には、必ず地鎮祭をしてください。

省略して、勝手に家を建ていたのでは、障りを受けて当然です。

障りを受けてからでは、費用もかなり掛かります。

 

中古の家屋を購入しても同様にお祓いをするのが、

ベストです。

 

南無大師遍照金剛


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