命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

これは、お釈迦様の言葉です。

2021年08月24日 18時23分22秒 | ひと口法話

これは、お釈迦様の言葉です。

 

「悩みが生じた者は、喜びが起こる。喜びの生じた者は、悩みが起こる。」

悩みは人間だれでも無いのが良いに決まっています。

苦労や悩みがあるから心の成長が有るのです。

 

喜びは仰山あった方が良いと思いますが、

喜びの状態がいつまでも続くことはあり得ません。

その喜びも、いつかは去って行きます。

諸行無常です。

 

本日の護摩

 

交代で太鼓を叩いて護摩を焚いてます。

 

この世は四苦八苦の世界と申しますが、心の持ち方次第で、楽土に成るのです。

つねに、喜びと感謝でくらしたいものです。

 

たとえ、悪い事が起こっても気付かせていただいたと、

感謝するのです。

 

気付きがなければいつまで経つても、

悪い事は消える事はありませんもんね。

 

喜び事は、心の底から喜ぶ。

これを仏教では皆大歓喜と言い、魂の喜びの事です。

 

苦しんでいる先祖や人達には慈悲の心を持ち

 薄情で冷酷な人と言われない様にしましょう。

 

            合掌        

 


なぜ、成就できないのか!

2021年08月23日 20時52分22秒 | 命光秘流不動護摩供

19日より百八支の護摩木で

病気平癒の護摩を焚いて祈祷をしております。

 

令和三年八月二十二日

貞観

 

どのようなお願いごとも聞いていただくためには、

一心に祈ることです。

 

不動に三力

 (霊力・活力・通力)



行者に念力

(信者の願いを必ず叶えるという念ずる力・祈祷力) 


信者の信力

(ご本尊並びに山主の祈祷を絶対に疑わず、願い事が必ず叶うと信じる力)



みんな合わせて 五大力 ひとつ欠ければ成就せず。

 

寳禅師

 

ご祈祷を依頼されると、神様も仏様のご先祖様も

一生懸命に願主の願いを叶えるために、

頭を下げてお願いをして廻ってくださるのだそうです。

 

「何でもかんでもお願いすればいいもんじゃない」

 

南無大日大聖命光阿遮羅明王


相手を尊ぶこころ

2021年08月23日 08時54分12秒 | ひと口法話

経典にこのような言葉がございます。

「蝶は花びらと香りを損なわず、ただ蜜のみに向かう。賢者もまた、しかり。」

玄関横の鉢の中で、サギソウが満開を迎えております。

 

蝶や蜂は、花びらを傷つけないように蜜だけを吸い取ります。

 

修養を積んだ人はこのように周囲を傷つけないで、

相手の心に入っていく、このような意味であります。

 

人はそれぞれ考え方や意見が異なっています。

 

無理に自分の意見を押しつけると、花びらが壊れるように、相手の心を傷つけます。

仏教は「和」と「敬う」ということを大切に致します。

 

相手を心を通わせたいと願うのであれば、人と和み、相手を尊敬する心を持って、

関わることを心がけたいものです。

 

南無大師遍照金剛


仏性の育て方

2021年08月20日 18時22分42秒 | ひと口法話

お大師様は   「十住心論八」のなかで

「一切衆生の身中にみな仏性あり。如来蔵を具せり。一切衆生は無上菩提の法器にあらざることなし」 と、

ひとは皆、仏性を持っていると説かれています。

 

どのような人間にも必ず仏様の性質をもっているとのことなのですが、

「仏様にような人」に成るのは、大変難しいとされています。

 

真言宗のご本尊・大日如来様は宇宙の真理そのもののであり、

日々私達に教えを語りかけて下さっています。

 

しかし、その教えは私達には分かりにくいものであり、実行しづらい点が多いものです。

それを知るには自分自身が仏様の真似をすることです。

 

私達の仏性が普段表に出ないのは、

煩悩という穢れがついているからであるとされ、

煩悩をとり除くことができれば、仏様に近づけるのです。

 

そのためには人の悪口を言わない、憎まない。

ニコニコして人を愛し、自分を愛します。

 

このようなことを心がけ生活すれば仏様にだんだん近づいていきます。

そして人に愛され、生活が豊かになります。

 

自分の仏性が育っていきます。是非実行してみて下さい。

 

南無大師遍照金剛            

                                                                                             


誠に感謝の無き人は、心に満足有る事無し。

2021年08月19日 20時39分36秒 | ひと口法話

誠に感謝の無き人は、心に満足有る事無し。

当山ご本尊のお言葉です。

 

恩知らずと乞食は同じ相をしていると昔からの諺にも言われています。

生きながらの地獄の亡者です。

 

犬は3日飼われれば恩を忘れないと言われています。

 

道徳心が無い。人を侮る。

死後の世界が無いから先祖なんか関係ない。

親の恩を忘れて足蹴にする。

 

断捨離の意味をはき違えて物を粗末にし、特に賞味期限に拘り食べ物を捨てる。

特にインテリーぶって無神論者を任じ神仏を蔑にする。

 

自分中心で人の事などどうでもよい。

自分さえ良ければ他人の事など我れ関せず。

 

国の恩。社会の恩。

先祖の恩など俺の知った事かい等

動物以下の人間に為り下がった今の日本人多く成りましたな

 どないに成りますやろか。

 

修身や道徳心の欠如は怖いでんな。嘆いてばかり居られまへん。また 

 

                                                                         合掌