貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大津市: 近江神宮 湖上朦朧たる春の日の芭蕉句!

2024-01-11 10:55:53 | 日記
令和6年1月11日(木)
大津市: 近江神宮            
 近江神宮は、
第38代の天智天皇によって
営まれた大津宮の跡地に
建てられた神社。
 祭神として祭られる天智天皇は、
大化の改新を実行し
激動の人生を歩んだ
運命開拓の神であり、
日本で最初の時計・漏刻を採用
した事から時の守護神でもある。
<漏刻>
<その説明>

 初めての参拝!
 「秋の田の 
   かりほのいほの 
     とまをあらみ 
   わが衣手は
      露にぬれつつ」
 百人一首〈第1番〉に
詠まれている。
 天智天皇を祀る「近江神宮」は、
別名「かるたの殿堂」と称され、
「競技かるた名人位・クイーン
位決定戦」を始め、
競技かるたの大会が盛ん。
 アニメ化もされた人気漫画
「ちはやふる」の舞台としても
要注目。
<芭蕉句碑と農地報償碑>
 
<芭蕉句碑>

 芭蕉句碑の句は、       
「から崎の 
   松は花より           
     朧にて」。 
 貞享2年。大津での作。
 湖上朦朧たる春の日、
湖岸の桜より唐崎の老松のあたりが
一層濃く
水煙に霞んでいる駘蕩たる
春景色。