令和6年1月7日(日)
大津市: 天孫神社と神社前
<鳥居>
奈良時代、
782年に創建。
<社殿>
平安時代、
平城天皇が近江に行幸された時、
仮の御所として禊祓い。
その後、
近江の守護職佐々木定綱により
社殿造営。
その後、
大津城が築城された際、
城下の守護神として
町衆より崇敬される。
近江では、
近江では、
一宮が建部大社、
二宮が日吉大社、
三宮が多賀大社、
四宮が天孫神社として
市民に親しまれる。
芭蕉の句碑は、
神社前の道路に面してある。
句は、
「ひらひらと
句は、
「ひらひらと
挙くる扇や
雲のみね」 。
扇形の碑も珍しい!
<扇形の芭蕉句碑>
元禄7年。
『笈日記』に、
「本間氏主馬が亭に
まねかれしに
太夫が家名を称して
吟草二句」
と前書して、
「蓮のかを
目にかよはすや
面の鼻」
と並記する。
本間氏主馬は大津の能太夫。
「太夫が手に扇を高くかざして舞う。
「太夫が手に扇を高くかざして舞う。
ひらひらと高くひるがえるその扇は、
舞台の軒端に 聳える雲の峰に
達するほど高く上ってゆくように
見える。
太夫の芸を称えて、
同時にその扇の如く、雲の峰までも
家名を挙げよ。」
と祝う。
<句の説明>