令和6年1月13日(土)
大津市: 西 教 寺
<本殿>
寺伝では、
聖徳太子(574-622)が創建し.
後に天智天皇(626-671)から
西教寺の勅願を賜わるという。
<重要文化財本堂の説明>
平安時代に
延暦寺中興の祖良(りよう)源(げん)
(913-985)が、続いて
横川の源信(942-1017)が
庵を結んで修行道場とする。
その後、長らく荒廃。
<鐘楼>
室町時代末期に
延暦寺で20年間もの修行を
積んだ真盛(1443-93)が
入寺して再興。
当時は、混乱した世相を反映し、
真盛は戒律の厳守と称名念仏の
励行を唱える。
以来、西教寺は戒律・念仏の
以来、西教寺は戒律・念仏の
道場となり、現在に至る。
幽玄静寂な空気が漂う境内には、
幽玄静寂な空気が漂う境内には、
念仏と鉦の音が低く響き渡り、
独特の雰囲気が漂う。
荘厳な風格を誇る本堂、
伏見城の遺構を移したという客殿、
<客殿>
その内部の狩野派による人物・
花鳥襖(ふすま)絵(え)等、
見応えがある。
また、戦国時代、
織田信長(1534-82)による
延暦寺焼き討ちで焼失した後、
明智光秀(1528-82)が
寺の復興に尽力したことから、
境内には、
光秀一族の墓と
光秀の辞世の歌碑がある。
<明智光秀の公墓>
<明智光秀辞世の歌碑>
<その説明>
~続く。