貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

平泉市中尊寺③賢治「中尊寺」詩碑と金色堂へ泥棒!?

2025-03-01 14:58:40 | 日記
令和7年3月1日(土)
平泉市中尊寺③
 遠藤悟逸の句碑もあり。
<遠藤悟逸の句碑>

「清衡の 
  願文の意の 
    大文字」
 これも俳句?
 もう一人、宮澤賢治。
<色鮮やかな道祖神慶堂>

 賢治は金色堂に
合祀されている。
 熱心な法華経信者であった事。
 賢治の詩には、
最澄が理想とした慈悲の心
に通じる作品が多い事。
延暦寺でも高い評価を受け、
歌碑もある。
 ここ中尊寺では、詩碑。 
<宮沢賢治『中尊寺』詩碑>

 
 宮沢賢治の『中尊寺』。 
「七重の舎利の
小塔(こたう)に
蓋(がい)なすや
緑(りょく)の燐光 
大盗は銀のかたびら
 おろがむと
まづ膝だてば 
赭(しゃ)のまなこ
たゞつぶらにて 
もろの肱映(は)え
かゞやけり
手触(たふ)れ得ね
舎利の宝塔 
大盗は礼(らい)して
没(き)ゆる」
<その説明>

※金色堂に
盗みに入った大泥棒も
金色堂の放つ燐光と、
その迫力に盗むことが出来ず、
一礼をして、
その場を立ち去っていく
といった意味。
 この大泥棒は、
源頼朝を指しているとも・・・?
~つづく。