令和7年3月1日(土)
平泉市中尊寺③
遠藤悟逸の句碑もあり。
<遠藤悟逸の句碑>

「清衡の
願文の意の
大文字」。
これも俳句?
もう一人、宮澤賢治。
これも俳句?
もう一人、宮澤賢治。
<色鮮やかな道祖神慶堂>

賢治は金色堂に
合祀されている。
熱心な法華経信者であった事。
熱心な法華経信者であった事。
賢治の詩には、
最澄が理想とした慈悲の心
に通じる作品が多い事。
延暦寺でも高い評価を受け、
歌碑もある。
ここ中尊寺では、詩碑。
<宮沢賢治『中尊寺』詩碑>


宮沢賢治の『中尊寺』。
「七重の舎利の
小塔(こたう)に
蓋(がい)なすや
緑(りょく)の燐光
大盗は銀のかたびら
おろがむと
まづ膝だてば
赭(しゃ)のまなこ
たゞつぶらにて
もろの肱映(は)え
かゞやけり
手触(たふ)れ得ね
舎利の宝塔
大盗は礼(らい)して
没(き)ゆる」
<その説明>

※金色堂に
盗みに入った大泥棒も
金色堂の放つ燐光と、
その迫力に盗むことが出来ず、
一礼をして、
その場を立ち去っていく
といった意味。
この大泥棒は、
源頼朝を指しているとも・・・?
~つづく。
~つづく。