令和7年3月2日(日)
平泉市中尊寺④
<不動堂>

中尊寺創建当時の姿を
今に伝える金色堂は、
天治元年(1124)に
上棟される。
<人でいっぱいの金色堂>

堂の内外に
金箔を押してある
「皆金色」の阿弥陀堂。
まず堂内の装飾に
目を奪われる。
4本の巻柱や須弥壇(仏壇)、
長押に至るまで、
白く光る夜光貝の細工(螺鈿)、
透かし彫りの金具・漆の蒔絵と、
平安時代後期の工芸技術を
結集して荘厳されており、
あたかも堂全体が
一つの美術工芸品!
三回目かな。
金色堂内で、
しっかり説明も聞く。
黄金美につつまれて・・・。
至福の時を過ごす。
金色堂を出ると、
金色堂を出ると、
すぐに芭蕉翁像と
奥の細道碑がある。
<芭蕉翁像>

<「奥のほそ道』碑>

「兼て耳驚かしたる
二堂(光堂と経堂のこと)
開帳す。
経堂は三将の像をのこし、
経堂は三将の像をのこし、
光堂は三代の棺を納め、
三尊の仏を安置す。
七宝 散うせて、
珠の扉(とぼそ)風に
やぶれ、
金の柱霜雪に朽て
既頽廃空虚の叢と成べきを、
四面新に囲て、
甍を覆て風雨を凌。
暫時千歳の記念(かたみ)
とはなれり」
と、『奥の細道』で記す。
~つづく。
~つづく。
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