貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

子どもはアート!

2018-05-06 08:32:44 | 日記
子どもはアート!

平成30年5月6日(日)

 昨日は「子どもの日」。

 河原でテントを張り、バーベキューとか、



水遊び。家の近くでも庭で数家族集まり、

バーベキューなどで、わいわい・・・。

 楽しそう!

 子どもはアート!



 故日野原重明さんの詩のタイトルだ。

「子どもは二万二千の遺伝子をもって

 生まれる

 その数多くの遺伝子の

 どれが花咲き

 どれが生涯を通して眠ったままなのか


 他にかけがえのない

 世界にただ一つの

 この子どもを咲かせるものは

 子どもの体の中にあるよき遺伝子を

 ひたすらよき環境の中で育むこと

 
 この子どものしか

 咲かない

 淡いピンクの

 花びらをもつ

 コスモスを

 みんなで協力して

 育み咲かせようよ


 秋のコバルトの蒼穹(そら)を背景に」

  
 日野原さんは、秋のコスモスの花。

 わたしは、かつて皇帝ダリアの花に。

 そして、今は端午の節句。

 睡蓮と薔薇の花かな。

 
 子どもたちよ。よき遺伝子を活かせ!

いくつものよき花を咲かせよう。



 




道中:善き人との巡り会い

2018-05-05 08:44:59 | 日記
道中:善き人との巡り会い

平成30年5月5日(土)

 朝の歩行禅は、一つのの旅。

 同時、同場所の多摩川を周回しているため、

出会う人も同じ。

 いつの間にか、知人となり、挨拶を交わし

ている。

 今朝も、仙台近辺に。

 道の駅での朝。

 エンジンをかけようとキーを回すと、

うんともすんとも・・・。

 「はい」と返事するわけもなし。

「メインバッテリーが上がっちゃったのだ。」

 初めての車自身のトラブル。

 何でこんな時にと一瞬焦るが、焦っても

儘ならぬと、取りあえず洗面など全てを

済まし、佳時を待つことにした。

 近くの車の方と出会ったので、

「バッテリーがあがちゃって?」と言うと、

「接続器持ってますか。」と聞かれ、

「いいえ」と答えると、すぐ傍にガソリン

スタンドあることを教えて下さる。

 ガソリンスタンドにSOS・・・。

「7時に店員が来たら行かせますので、

すぐ接続できるようしておいて下さい。」

とのこと。

 急いで、バッテリーのある所を調べ、

教えて下さった方にも御礼と報告をし、

待機。

 10数分したら、GSの店員さんが見え、

エンジンも復活。

 私も復活。御礼は、1500円。

 バッテリーが上がった原因も思い出す。

 昨夜、若人数名が近くで夜半まで会話。

駐車場所を移動し、きちんと電源を切った

つもりが、速度計等が明るく、変だなあと

思いつつ眠ってしまったことだ。

店長さんと教えて下さった方に

再度御礼を述べ、道の駅「おおさと」を

出た。

またまたよき方々に巡り会う旅の始まり!

 仙台の吉岡八幡神社へ。



2017(平成29)年7月13日 8:07~

 吉岡八幡宮は、

 仙台藩祖伊達政宗の三男宗清が、居城を

下草から吉岡に移したのに伴い、

元和4(1618)年に現在地に移され、

黒川郡の総鎮守社となった。

 社殿は本殿と拝殿とを石の間でつないだ

石の間造(権現造)で、以前は宮城県指定

有形文化財だった。

 しかし、昭和62(1987)年落雷で焼失し、

平成元年に再建されたそうだ。 



飴祭りや夏越し(なごし)祭りもある。



 

これが本殿。



今朝の御礼と感謝。そして旅と家内などの

安全を祈願する。

 この神社内外を楽しむことになる。


 つづく。   






200%の準備?

2018-05-03 08:43:13 | 日記
200%の準備?

平成30年5月3日(木)

 大谷選手が4月の月間最優秀新人に

選ばれたという嬉しいニュースが入る。

 今朝、テレビで花巻東高校時代の

野球部の同僚の話が印象に残る。

「試合で100%の力を発揮するためには

200%の準備が必要というのが、

監督の教え。」

 10代半ばから後半の思春期に、

自分の実力を発揮するために、その準備

に200%の努力を血肉化したのだ。

 イメージトレーニングも繰り返す。

 それを身につけ、難なく実践し、

表情豊かに実力を発揮している大谷

選手がいる。

 ほんとに大リーグの野球を楽しん

でいる。

 心身ともスケールが違う感じ!

 何でも前もっての準備が必要だが、

200%というのは、私にはない。

 せいぜい120ぐらいの準備が

最高だったかな?

 さて、今朝は、仙台の

十符の菅(とふのすげ)をご案内。


2017(平成29)年7月12日15:30~

に到着。



芭蕉の50年後、「続奥細道蝶の遊」を

著した俳人北華が「塩釜へは、…原町、

あんない、びくに坂、今市…」と

道筋を記載しているそうだ。 

 芭蕉たちもこのルートを通ったと

思われる。

 但し、現在の道が当時のものと

同じかは不明。

奥のほそ道には、

「かの画図にまかせてたどり行けば、

おくの細道の山際に、十符の菅あり。

今も年々十符の菅菰を調(ととの)へて、

国守に献ずといへり。」

と記されている。

民家の庭先に、今も往時を偲ばせる

「十符の菅」が栽培されている。



十符(とふ)とは、10の節の事であり

この菅で編んだ菅菰(すがごも)は

きれいな模様が浮き出て珍重された

とのこと。

 菅は近辺の湿地帯に一杯生えてい

たが、この地のものが歌枕の"代表"

となったようだ。

曾良の備忘録に,

「百姓屋敷の内にあって、垣で囲って

ある。今も国主に菰を献じている。

ここまでの道は田の畔(くろ)で、

奥の細道と言う」

と記されている。

初めて、十符の菅を見ることもでき、

大満足!!!

 道の駅「おおさと」で一泊。





石碑もあり。




 

葱坊主

2018-05-02 08:37:21 | 日記
葱坊主

平成30年5月2日(水)

 昨夜は室温25度を超えていた。

 葱も幼い葱坊主がそちこちで

暑さに負けじと・・・。

 かわいそうだが、葱坊主刈と

なる。

 今朝も、仙台へ!

 妙心院を散策。



 タチアオイかな?

 これが 芭蕉翁蓑塚だ。


 
 本堂前左手に建つ芭蕉翁蓑塚(右)



と芭蕉翁蓑衣塚銘。



 寛政7年(1795)建立だそう。

銘碑は黄檗宗万福寺(京都・黄檗宗の本山)

の蒲庵禅師が撰文したもの。

 それによれば,当地に浮月坊鉄船

という医者の俳人がおり,芭蕉が

奥の細道の旅に着て来た蓑を脱いで

置いていったものを所蔵していた。 
 
 それをここに埋めて建てた記念碑が

蓑塚だ。

 この道中、幾つの蓑が必要だった

のだろう?

 芭蕉に代わって謝辞も・・・。





「気」 ひとつ

2018-05-01 08:44:33 | 日記
「気」ひとつ

平成30年5月1日(火)

 皐月に入る。

 皇太子さまが新天皇に即位され、

「平成」から新しい元号に変わる

まで、1日であと1年。

 元気で象徴としての責務を全う

されんことを!

 今朝は、仙台の妙心院。



「気ひとつ 暑いと思えば

なお暑い」

「気」一つ。

 元気も やる気も 勇気も・・・。

天気に、陽気に 空気に・・・・・。

「気」ひとつかな。

仙台市: 妙 心 院

2017(平成29)年7月12日 14:30~

本殿を参拝



 新寺界隈は、仙台城から見て、

鬼門の位置にあたるために、多く

の寺院が集まり寺町を形成して

いるという。

 妙心院もその一つ。

 大きな総檜の山門が参拝者を迎え

ている。



 山門の仁王像は、大変迫力がある。






 当寺は、伊達政宗の乳母である

片倉喜多子の父が戦死した折、正宗

の母が喜多子の慰めに1586年山形の

長井に建立したのがその始まり。

 その後、岩出山を経て現在の地

に移ったとのこと。

 この寺院は喜多子の牌寺だ。

 境内には稲荷堂があり。



 心休まる静かな禅寺という感じ。



 ちょっとした「気」休めかな。

つづく。