雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ノーベル賞作受賞作家の本。

2018-01-20 15:07:18 | books&magazine
午前中の東京は曇り空で、カイロプラクティックに行くために外に出た時は、かなり肌寒いなと思いました。
カイロプラクティックが終わった頃にはようやく晴れてきて、何だかホッとできる陽気になっていました。
数日前から、ニュースや天気予報では「来週は猛烈な寒波が来る」と繰り返しているので、今日は貴重な晴れ間かもしれず。
陽ざしの温もりがあると、それだけでもテンションが上がる気がするのはワタクシだけでしょうか。

今日は、カイロプラクティックの後に買い物をしようという気にもならなかったので、そのまま帰ってきました。
駅前にあるTully'sに立ち寄り、ランチしながら、読みかけていた和田竜の「小太郎の左腕」を読了してしまいました。
「村上海賊の娘」「のぼうの城」「忍びの国」と読んだのだけど、「小太郎の左腕」は物語に入り込むのに時間がかかりました。
なので、途中で二度ほど投げだしそうになっていたのですが、最後の3分の1が和田竜らしかったというか。
でも、「村上海賊の娘」も途中でだれてほったらかしにしていて、4冊目に入った辺りから俄然面白くなった気はします。
なので、物語にかなりのメリハリがあるのが、和田竜という作家の作風なのかもしれまんね。

読む本がなくなったので、Tully'sの前にあるビルに入っている本屋さんを物色して、カズオ・イシグロを2冊買いました。
ノーベル賞受賞作家の本というと、何だか難解なのではないかと危惧しつつ、恐る恐る買ってみました。
ワタクシは、どうしても大江健三郎が読めずに、家には挫折したまま放置中の「万延元年のフットボール」が2冊はあります。
カズオ・イシグロの「遠い山なみの光」を読み始めたのですが、すんなりと頭に入ってくるので、挫折しないで済みそう。
読み終えたら、感想をここに書いてみたいと思いますが、いつになるかは全くの謎です。