麻は、着て、育つ、らしい。

ワタクシ御用達のtenki.jpによると、台風が明日のお昼に伊豆諸島に接近するとのこと。
今日から明日にかけて雨が降り続く予報になっており、週の初めの月曜日は傘をさして出勤することになる模様。
雨が強くならないうちにと思って買い物をしてきましたが、何ともどんよりとした空でテンションは下がる一方です。
どうしたらこのテンションが上がるのかは自分でも永遠の謎ですが、少なくともこの空では上昇するわけがない。
明日からまた仕事だと思った途端、行ってもいないのにもう帰りたいと思ってしまうのは自分では如何ともし難い。

不快指数満点のこの季節、少しでもサラッとした服を着たいと思い、無印良品のフレンチリネンを愛用しております。
「麻は、着て、育つ。」というのが無印のキャッチコピーなのだけど、今年はわりとそれを実感中。
昨年買った平織のブラウスとかを洗って着てみると、買ったばかりの時よりは柔らかく身体に馴染んでいる気がします。
麻はとにかく皺だらけになるのが難点ですが、それが味の一つだと思えると、シャリシャリした感じも気持ちいい。
フレンチリネンのニットも色違いで何枚か持っていますが、こちらは、羽織りものが面倒なときに1枚で着て重宝しています。
年齢とともに、着るものはなるべく天然素材のものを選ぶことを心がけるようになり、夏は麻とか綿の服が多くなりました。

何日か前に、電車待ちでワタクシの前に立っていた男性が麻のシャツを着ているのを見て、お洒落だなぁと感心しました。
麻のシャツだと手入れが大変だし、少なくともカイシャでは見かけたことがないので、余計にかっこいいと思った次第。
毎日着るYシャツだったら、特に手入れに手のかからない形状安定の化繊入りのものなどを選ぶことが多いと思います。
ワタクシが男だったら、クリーニングに出すのも、アイロンをかけるのも面倒なので、お洒落など二の次になると思われ。
なので、麻のシャツを着た人を見て、ご本人も奥さまも素敵な暮らしをしている方なのだろうと想像してしまいました。
ワタクシは無印良品の回し者ではありませんが、いい素材の服を育てるように着る余裕を持ちたいものだと思う昨今です。