井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

エコトレックの出迎え

2006-08-02 22:01:49 | カイラス巡礼・旅行記
 さあ、次の難関はエトレックから迎えに来ている人と
無事に会えるかということです。
気を引き締めながら廊下を歩いて出口へ向かいます。

 出口の手前にあるカウンターから声がかかります。
最初は何を言っているか分からなかったのですが、
「インフォーメーション」と書かれたカウンターでしたので、
どうやら「ホテルは決まっているのか?」と
聞いているようです。
「ホテルギャンジョン」というと手振りで出口の方を指します。

 出口には沢山の人がいます。
名前を書いた紙を持っている人がいるので見ましたが、
どうやら違う人のようです。

 エコトレックからはプレムさんという人が迎えに来ることに
なっていますが、あたりをよく見たのですがそれらしい人は
まだ来ていないようです。

 
     空港の出口付近です。いろいろな人がいますがほとんどが客引きです。


出口を出るといろいろな人が声をかけてきます。
「ホテル」「ホテル」と口々に言っているので、
どうやらホテルの客引きのようです。
これらの人を相手にせずに右手にあるベンチへ向かい荷
物を置いて座ります。

座っている間もいろいろな人が「ホテル」、
「ホテル」といって寄ってきます。
私は「ノー、サンキュー」といって相手にしないようにしていると、
中には片言の日本語で話しかけてくる人もいます。

あまりしつこいので「エコトレックが来る」といっていると
「エコトレックの社長を知っている」と日本語で
話しかけてくる少年がいます。 

そして、この少年が私に話しかけてくる人達に、
「この人はエコトレックの客だ」といっているようです。

 さらに流ちょうな日本語で話しかけてくる人がいます。
日本にも留学したことがあるといっています。
この人が「アサヒトレック」のリラさんでした。

リラさんもエコトレックは知っているようです。
ここで、やっと、エコトレックがそれなりの規模の会社で
あることが分かり、ホッと一安心です。

 リラさんと話をしていると、エコトレックの社長だという人が現れます。
リラさんが紹介してくれます。
社長はインド人の団体を迎えに来ているようです。

「もうすぐプレムが来るので待っていてほしいといっているようです。」
ベンチに腰掛けて待つことにしました。
リラさんが盛んに「明日、市内観光をするならガイドをする。」と
いってくれます。

明日は、エコトレックで市内観光をさせてくれることを伝え、
「今度トレッキングに来ることがあれば是非案内してほしい。」と
いうと名刺を渡してくれる。

 しばらくすると小柄で少し小太りの男性が現れます。
この人がプレムさんです。
プレムさんに連れられて歩いて飛行場の外へ出ます。
そして、迎えに来た車で私だけホテルへ向かいます。

「ホテルギャンジョン」に着いて5階の部屋に入ると
ベットの上でホッと一息つきます。