井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

羅臼岳へ ? 08’4月

2008-05-05 21:35:34 | 知床山系・斜里岳・阿寒の山
低気圧が北海道へ来ているので天気が良くないと
思っていたのに、朝、目を覚ますと青空が広がっています。
これは行かずばなるまいと、あわてて朝食を取ります。
朝食は、ユースには頼んでいないので、カップ麺とおにぎりで
簡単に済ませます。

登山口へ車を走らせ、木下小屋へ着きます。
木下小屋は、閉じていると思ったのですが煙突から煙がでています。
観光協会では6月から開くといっていたのですが、
どうやら、小屋は開いているようです。

6:50分、登山口を出発です。
登山口から、すぐ、雪道となります。
ここからオホーツク展望台までは、ジグザグの山道です。

雪のため登山道がわかりずらいのですが、かすかに残っている
トレースをたどって登っていきます。
どうやら、羅臼岳もこのシーズンは入る人が少ないようです。

7:30分、オホーツク展望台に着きます。
眼下に海が広がり天気はいいのですが、
時折、強い風が吹き歩くのを止めていると寒いくらいです。

ここから、弥三吉水に向かって歩きますが
トレースがほとんど無くなりコースが良く分かりません。
このコースを歩くのも本当に久しぶりですので、
地形が思う出せず思うように歩けません。

弥三吉水の手前で、コースを見失います。
地図を見てコースを決めますが、このあたりから
足の動きが重きなってきます。
どうやら、昨日の疲れが残っているようです。

目の前には羅臼岳が見えていますが、その山頂に雲がかかってきます。


左側を見ると硫黄山が見えています。


突然、強い風が吹き山頂が見る見る雲に覆われ、雪が降ってきます。
これからの天気を考えると、予報でも崩れるといっているので
体調も考え、ここから下山することにします。

私達には、ここから、まだ、3時間は掛かりそうな山頂まで
行く体力はないようです。

その結論を出した以上、速やかに退散するのみです。

冷たい風に背中を押されるように下山します。