井の中の蛙、カイラス山巡礼に挑む!

夢のカイラス巡礼を終え、登山を再開しました。山岳信仰の延長上に四国遍路、カイラス山巡礼があり、原点の登山に戻ります。

徳舜瞥岳(1,309m)

2008-05-24 23:19:21 | 札幌近郊の山
3月28日(日)徳舜瞥岳に登りました。

3月も暖かい日が続き、どうやらそろそろ山スキーシーズンも
終わりに近づいてきました。
今シーズン終わりの山スキーを大滝村にある徳舜瞥岳に
行くことにしました。

朝7時に札幌を出発して中山峠を越え大滝村へ向かいます。
およその距離、100kほどでしょうか。
天気がいいので舗装路面が出ています。
その道を快調に走り三階滝近くの登山口へ向かいます。

登山口が良く分からなかったのですが、キャンプ場と
駐車場のある場所がそうだと思い、ここから登ります。
林道の正面に目指す徳舜瞥岳の山頂が見えています。
山頂下には疎林の斜面が広がり、スキーにはいい山のようです。

林道を快調に歩きますが、表面がクラストしておりシールの
利きが心配です。
1時間ほど歩くと上の方から降りてくる人がいます。
若い男性がクロスカントリー用の細いスキーで降りてきます。
途中まで行ったのですが樹木が密集していて登るのが
大変なので降りてきたと行っています。

私達が順調に林道を登っていくと駐車場があり、
ここが夏道の登山口のようです。
ここから先はいよいよ林道を離れ山の中へ進みます。

なるほど木々が密集していてなかなかコース取りが
難しいのです。
傾斜もかなりきつくなっています。
我慢して歩いていくのですが、どうも徳舜瞥岳と隣の
ホロホロ山のコルを目指しているようです。

そちらへ行くよりも徳舜瞥岳の右手の方が登りやすい斜面に
見えるのでそちらへコースを取ります。

しばらくジグを切りながら登っていくと、正面に羊蹄山が見えています。
   
真っ白で富士山のような端正な姿を見せてくれています。

国家ら傾斜を増した斜面をドンドン登っていきます。
林を抜けると、雪の表面がクラストした斜面となってきます。
スキーのシールがよこすベル思想になってきましたので、
スキーをデポしてここからはツボ足で登ります。

ストックを2本持って登っていきます。
所々でハイ松の枝の隙間に足を取られながらようやく山頂に着きました。

山頂からは支笏湖が見えます。

支笏湖は鏡のように見えます。
その左手には恵庭岳が見えています。

今日の徳舜瞥岳は最高の景色を見せてくれています。
遠くは駒ヶ岳まで見えていました。

最高の景色を心に刻み下山します。
山頂からスキーをデポした地点まで下がって、昼食を取ります。
昼食を取る間も正面には羊蹄山が見えており
最高の食事でした。