10日前の準備山行を終えていよいよソエマツ岳を目指しての縦走となりました。
今回はトヨニ岳までの行程を換えることにしました。
それは、主稜線を使っての下山は雪庇のことなどもあり荒天時には使えないこと。
それに比較するとトヨニ岳の本峰に直接登れる南東尾根を使えば荒天時でも広い尾根となっている安全なルートが確保されること。
さらに、今回はスノーシューを使って登り1泊目となるトヨニ岳にデポすることにしました。
このような理由から南東尾根を使うことにしたわけです。
3月2日、 午後3時に札幌を出発して前回と同じ天馬街道の上杵臼にある道路情報ターミナルに1泊します。(このような利用を考えていない施設を無断で使わせてもらっています。)
3月3日 午前4時に起床して直ちに出発準備をします。
あたりはまだ暗く今日の天気がどうなるか心配なのですが、幸いに風はあまり吹いていません。
まずは野塚トンネルの広尾側の出口を目指します。
5:50分、野塚トンネルの広尾側の駐車場に車を止めて出発です。
今日の天気予報では晴れが期待されるのですが、空はどんより鉛色で小雪が降っています。
でも、風がそれほど吹いていないのが幸いです。
まずは、直ぐ横を流れる沢に沿って降ります。
同じように沢に沿って降るトレースを発見。
このトレースを使わせてもらって順調に降ります。
20分ほど降ると沢を渡渉しなければなりませんが、トレースも渡渉しており先に続いています。
結局このトレースはトヨニ岳の南東尾根まで続いていました。
南東尾根の取付点まで約1時間で歩けました。
さあ、ここからはいきなりの急登が続きます。
今回使っているスノーシューはMSRのものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1b/7906d629c30b2c4fba7f75ae1e914da2.jpg)
荷物の重さに喘ぎながらも快調な登行が続きます。
林の中を抜けると細い尾根となります。
回りの木々には雪が枝の先まで付いて綺麗です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5a/a6fc28442830c5ab341312318e55aaa4.jpg)
スキーで降ることを考えるとヨダレが出そうな斜面が続きます。
森林限界を越えると雪庇のある斜面に出ます。
ここはスノーシューの限界に近い斜度があり、騙し騙しジグを切って登ります。
時々クラストした雪の下がザクザクの雪で足元が定まらず苦労しますが、そこは今までの経験を生かして何とか登ります。
やっと傾斜の緩い尾根に出たと思ったら十勝側には雪庇が張り出し、細い尾根となっています。
ここは本峰に続く吊り尾根でした。
この吊り尾根の雪庇を使って雪洞を掘る予定です。
本峰から200mほど下の雪庇の雪洞を掘ることにします。
ここまで約6時間の行程でした。
2時間かかって雪洞を掘ります。
固い雪の層もあり手こずりましたが、何とか3人用のテントが張れるほど大きな雪洞が完成します。
安心してザックの中を整理しようとしていると何とSz氏が雪洞の上を踏み抜いてしまいました。
この修理に約1時間かかり3時過ぎにやっとテントの中にはいることが出来ました。
いつの間にか雪が止み青空が広がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/36/67f2ddba9f0d89db549723e79ef18fe1.jpg)
夕日に染まる雪の稜線は本当に綺麗です。
この稜線を見ていると今までの疲れが吹き飛びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/31/e5f917cf6286bbae3dc521f3a9ae076c.jpg)
前回歩いた主稜線が目の前に見えています。
この稜線を雪庇の崩壊に気を付けながら歩いたのです。
今夜はお酒を飲んで早めに寝ます。
明日はトヨニ岳を越えてピリカヌプリへ向かいます。
良い雪洞ポイントを探さなければなりません。
天気が晴れることを祈りながら雪洞の入り口を塞ぎます。
今回はトヨニ岳までの行程を換えることにしました。
それは、主稜線を使っての下山は雪庇のことなどもあり荒天時には使えないこと。
それに比較するとトヨニ岳の本峰に直接登れる南東尾根を使えば荒天時でも広い尾根となっている安全なルートが確保されること。
さらに、今回はスノーシューを使って登り1泊目となるトヨニ岳にデポすることにしました。
このような理由から南東尾根を使うことにしたわけです。
3月2日、 午後3時に札幌を出発して前回と同じ天馬街道の上杵臼にある道路情報ターミナルに1泊します。(このような利用を考えていない施設を無断で使わせてもらっています。)
3月3日 午前4時に起床して直ちに出発準備をします。
あたりはまだ暗く今日の天気がどうなるか心配なのですが、幸いに風はあまり吹いていません。
まずは野塚トンネルの広尾側の出口を目指します。
5:50分、野塚トンネルの広尾側の駐車場に車を止めて出発です。
今日の天気予報では晴れが期待されるのですが、空はどんより鉛色で小雪が降っています。
でも、風がそれほど吹いていないのが幸いです。
まずは、直ぐ横を流れる沢に沿って降ります。
同じように沢に沿って降るトレースを発見。
このトレースを使わせてもらって順調に降ります。
20分ほど降ると沢を渡渉しなければなりませんが、トレースも渡渉しており先に続いています。
結局このトレースはトヨニ岳の南東尾根まで続いていました。
南東尾根の取付点まで約1時間で歩けました。
さあ、ここからはいきなりの急登が続きます。
今回使っているスノーシューはMSRのものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/1b/7906d629c30b2c4fba7f75ae1e914da2.jpg)
荷物の重さに喘ぎながらも快調な登行が続きます。
林の中を抜けると細い尾根となります。
回りの木々には雪が枝の先まで付いて綺麗です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/5a/a6fc28442830c5ab341312318e55aaa4.jpg)
スキーで降ることを考えるとヨダレが出そうな斜面が続きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/0a/ea326a602542da0a24bdea5bfb070fb8.jpg)
森林限界を越えると雪庇のある斜面に出ます。
ここはスノーシューの限界に近い斜度があり、騙し騙しジグを切って登ります。
時々クラストした雪の下がザクザクの雪で足元が定まらず苦労しますが、そこは今までの経験を生かして何とか登ります。
やっと傾斜の緩い尾根に出たと思ったら十勝側には雪庇が張り出し、細い尾根となっています。
ここは本峰に続く吊り尾根でした。
この吊り尾根の雪庇を使って雪洞を掘る予定です。
本峰から200mほど下の雪庇の雪洞を掘ることにします。
ここまで約6時間の行程でした。
2時間かかって雪洞を掘ります。
固い雪の層もあり手こずりましたが、何とか3人用のテントが張れるほど大きな雪洞が完成します。
安心してザックの中を整理しようとしていると何とSz氏が雪洞の上を踏み抜いてしまいました。
この修理に約1時間かかり3時過ぎにやっとテントの中にはいることが出来ました。
いつの間にか雪が止み青空が広がっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/36/67f2ddba9f0d89db549723e79ef18fe1.jpg)
夕日に染まる雪の稜線は本当に綺麗です。
この稜線を見ていると今までの疲れが吹き飛びます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/31/e5f917cf6286bbae3dc521f3a9ae076c.jpg)
前回歩いた主稜線が目の前に見えています。
この稜線を雪庇の崩壊に気を付けながら歩いたのです。
今夜はお酒を飲んで早めに寝ます。
明日はトヨニ岳を越えてピリカヌプリへ向かいます。
良い雪洞ポイントを探さなければなりません。
天気が晴れることを祈りながら雪洞の入り口を塞ぎます。