今年の夏は北海道も暑い日が多く感じます。
そんなことで、札幌近郊にある漁岳へ行って来ました。
漁岳は夏道がありません。
しかし、漁沢という沢を登って山頂へ行くことができます。
漁沢はシーズン始めに沢登りの訓練によく使われる沢として有名です。
私は行ったことがないのでSz氏と2人で行ってみることにしました。
漁沢は札幌から支笏湖方面に向かって走ります。
市内から小1時間もかからず、アプローチが容易なのが良いところです。
8月3日(土)
朝7時にSz氏をピックアップ、入渓点へ向かいます。
今日は林道を少し入ったところから入渓することとして、砂防ダムがある下の部分はカットします。
林道の途中に車を駐車します。
適当な場所から沢に降りたのですが、枝沢のようなので、一旦、林道へ登り返して少し降ります。
8:15分、沢の流れが見えてきたので沢に向かって降ります。
しかし、この草付きの斜面が、結構面倒でした。
あと5~6mというところで足を滑らせて落ちてしまいました。
幸いに怪我もなく腰まで濡れた程度で済んだのが幸いでした。
ここからは、快適な沢歩きを楽しみます。
天気はどんよりとした曇り空です。
沢水は冷たく気持ちいいのですが、ちょっと寒いのでドンドン歩きます。
こんなところやナメをドンドン進みます。
天気がいいと気持ちよく歩けるのですが、あいにくの天気です。
8:50分、前方に滝が見えてきます。
4~5mの堂々とした滝です。
さて、どこから登ろうかと思って良く見ると滝の左手の岸壁にザイルが下がっています。
しかし、右手から登れそうですので私達は右手の岸壁を登ることにしました。
慎重に足場を捜して水際を登ります。
漁沢F1を登る!
次に大きなお釜を持った滝が現れます。
この滝も左岸を登ります。
ちょっと微妙にヘツリます。
横からは枝沢が多岐となって流れ込んでいます。
快調に遡上していると沢が二股になっています。
そこから少し登ると林道への取り付きでした。
9:30分、ここで休憩を取ります。
私達は、この沢は初めて登ります。
水量が多いように気がしますが、どうなのでしょうか?
この上も快適な沢登りが続きます。
上の二股です。
こんな滝や、下のような滝も登ります。
大分水量が細くなってきましたが、まだまだ滝が続きます。
この滝は水線を跨いで登ります。
やがて、水が涸れ、岩がゴロゴロした涸沢となります。
辺りは笹原で根曲がり竹が行く手を遮ります。
二筋の細い沢が平行しています。
私達は左の沢を登りましたが、これが間違いでした。
程なく沢見が消えて笹原の斜面となりました。
この斜面をドンドン登ったのですが、登るに従って斜面は急になり、おまけに笹の密度が半端ないほど込んできます。
両手で笹を左右に振り分け、さらに上の笹を掴んで腕力頼りに登ります。
しかし、足元が決まらず笹の上を滑り落ちるのです。
この笹と格闘すること1時間半、途中で心が折れ掛けたほど困難な登りが続きます。
沢靴のフェルト底が沢の枝で滑るのにはほとほと参ってしまいました。
腕力をフルに使って登り、足の置き場がないほど笹にも負けずに頑張りますが、さすがに疲れて「戻りましょう!」という声を出しそうになります。
12:40分、わずか300mほどの斜面に1時間半ほど掛けてやっと山頂へ着くことができました。
山頂は陽が当たり暑くなってきました。
私はハイ松の木陰に横たわり一息つきます。
水分を補給して食事も取ります。
まさに疲労困憊の状況でした。
「日高の藪漕ぎだってこんなに疲れはしなかった!」と思いながら深呼吸するのがやっとでした。
この山頂からは、目の下にオコタンペ湖や支笏湖が見えるはずなのですが・・・
今日は厚い雲に隠されています。
13:30分、身体の疲れの少し取れてきたので下山します。
下山路はしっかり確認して降ります。
最初の笹原は思った以上にしっかりした登山道となっています。
15分も降ると間違った場所に到着です。
次回のために間違った場所をよく確認しておきます。
後はドンドン降るだけです。
14:50分、林道への取り付き点に到着です。
沢の中にはケルンも積んであり、ピンクテープも沢山あるので間違えようがありません。
ここでゆっくり休憩して林道へ進みます。
林道の最終点には広場があります。
ここから沢に入る手もあります。
車まで20分ほどで到着。
山頂下の笹で苦労しましたが、沢は楽しめました!
こんな沢がすぐ近くにある札幌は恵まれていますね。
そんなことで、札幌近郊にある漁岳へ行って来ました。
漁岳は夏道がありません。
しかし、漁沢という沢を登って山頂へ行くことができます。
漁沢はシーズン始めに沢登りの訓練によく使われる沢として有名です。
私は行ったことがないのでSz氏と2人で行ってみることにしました。
漁沢は札幌から支笏湖方面に向かって走ります。
市内から小1時間もかからず、アプローチが容易なのが良いところです。
8月3日(土)
朝7時にSz氏をピックアップ、入渓点へ向かいます。
今日は林道を少し入ったところから入渓することとして、砂防ダムがある下の部分はカットします。
林道の途中に車を駐車します。
適当な場所から沢に降りたのですが、枝沢のようなので、一旦、林道へ登り返して少し降ります。
8:15分、沢の流れが見えてきたので沢に向かって降ります。
しかし、この草付きの斜面が、結構面倒でした。
あと5~6mというところで足を滑らせて落ちてしまいました。
幸いに怪我もなく腰まで濡れた程度で済んだのが幸いでした。
ここからは、快適な沢歩きを楽しみます。
天気はどんよりとした曇り空です。
沢水は冷たく気持ちいいのですが、ちょっと寒いのでドンドン歩きます。
こんなところやナメをドンドン進みます。
天気がいいと気持ちよく歩けるのですが、あいにくの天気です。
8:50分、前方に滝が見えてきます。
4~5mの堂々とした滝です。
さて、どこから登ろうかと思って良く見ると滝の左手の岸壁にザイルが下がっています。
しかし、右手から登れそうですので私達は右手の岸壁を登ることにしました。
慎重に足場を捜して水際を登ります。
漁沢F1を登る!
次に大きなお釜を持った滝が現れます。
この滝も左岸を登ります。
ちょっと微妙にヘツリます。
横からは枝沢が多岐となって流れ込んでいます。
快調に遡上していると沢が二股になっています。
そこから少し登ると林道への取り付きでした。
9:30分、ここで休憩を取ります。
私達は、この沢は初めて登ります。
水量が多いように気がしますが、どうなのでしょうか?
この上も快適な沢登りが続きます。
上の二股です。
こんな滝や、下のような滝も登ります。
大分水量が細くなってきましたが、まだまだ滝が続きます。
この滝は水線を跨いで登ります。
やがて、水が涸れ、岩がゴロゴロした涸沢となります。
辺りは笹原で根曲がり竹が行く手を遮ります。
二筋の細い沢が平行しています。
私達は左の沢を登りましたが、これが間違いでした。
程なく沢見が消えて笹原の斜面となりました。
この斜面をドンドン登ったのですが、登るに従って斜面は急になり、おまけに笹の密度が半端ないほど込んできます。
両手で笹を左右に振り分け、さらに上の笹を掴んで腕力頼りに登ります。
しかし、足元が決まらず笹の上を滑り落ちるのです。
この笹と格闘すること1時間半、途中で心が折れ掛けたほど困難な登りが続きます。
沢靴のフェルト底が沢の枝で滑るのにはほとほと参ってしまいました。
腕力をフルに使って登り、足の置き場がないほど笹にも負けずに頑張りますが、さすがに疲れて「戻りましょう!」という声を出しそうになります。
12:40分、わずか300mほどの斜面に1時間半ほど掛けてやっと山頂へ着くことができました。
山頂は陽が当たり暑くなってきました。
私はハイ松の木陰に横たわり一息つきます。
水分を補給して食事も取ります。
まさに疲労困憊の状況でした。
「日高の藪漕ぎだってこんなに疲れはしなかった!」と思いながら深呼吸するのがやっとでした。
この山頂からは、目の下にオコタンペ湖や支笏湖が見えるはずなのですが・・・
今日は厚い雲に隠されています。
13:30分、身体の疲れの少し取れてきたので下山します。
下山路はしっかり確認して降ります。
最初の笹原は思った以上にしっかりした登山道となっています。
15分も降ると間違った場所に到着です。
次回のために間違った場所をよく確認しておきます。
後はドンドン降るだけです。
14:50分、林道への取り付き点に到着です。
沢の中にはケルンも積んであり、ピンクテープも沢山あるので間違えようがありません。
ここでゆっくり休憩して林道へ進みます。
林道の最終点には広場があります。
ここから沢に入る手もあります。
車まで20分ほどで到着。
山頂下の笹で苦労しましたが、沢は楽しめました!
こんな沢がすぐ近くにある札幌は恵まれていますね。